通用口を左にみて、さらにゆるい坂道を登ってくると正門があった。
正門があるよ〜!まるで学校みたいじゃん!りつぱだ!
どこからが学校なんだかわからないなんてことはないのだ!
校舎そびえる山の中、粋な学生がいるという〜♪
「なんかすごいんでないの?」と14期鈴木はいうのだった。
建物がたくさんたっていて紹介がめんどうなので、興味のある方は、
湘南キャンパスの施設紹介をご覧頂きたい。
諸田が「ムダに広くないですかぁ?」と贅沢こきやがったが、緑豊かでとってもせいせいしてるじゃねえか。
水道橋の法学部行ってみろ、ま〜ずゴタゴタしてて、せせこましくて、息つまるから。
本館を背に、学生ホール前の出店街を行く。
立派に植栽が植えられ、関東ローム層の砂埃がたちこめる六会砂漠はオアシスとなっていた。
学生ホールってのは、あたしらの頃の図書館だったとこだ。
あたしらの頃の総ガラスばりの「ホームランバー」売ってた学生ホールは影も形もない。
100周年記念図書館の前の、SDCの出店「小籠包」。
手前の二人は客です。部員ではない。
とてもよく売れていて、大忙し。
人の顔見るなり、どいつもこいつもいきなり「小籠包買ってくださいッ!」と言いやがった。
普通、「先輩いらっしゃい」とか、「よくいらっしゃいました」って歓迎してくれそうなもんだが・・・。
「火力が足りなくて、なかなか蒸せないんですよぉ」と泣き言まで言い出すしまつだ。
俺のせいじゃないべよ。
やっとアツアツの小籠包が手に入る。
皮が厚くて、ミニサイズの肉マンって感じだったが、
井上自慢のタレで、おいしくいただいた。