チリ通信−2  鳥のウンコ編 (2005年2月2日)

SDCのみなさま
いかがお過ごしでしょうか。
私は元気です。

早いものでこちらに来て1ヶ月が過ぎました。
今日やっと契約(USD1,000/月)が終わり、明日Working VISAの申請をします。
ちなみに今日1月分のホテル代を払いましたが、USD500でした。
食費や生活費を入れると月USD1,000は必要となり、カツカツの生活です。
そこで準備中の海洋牧場計画に加え、タコのプロジェクトにも参加してUSD300を稼ぎます。
3月に申請する海洋牧場計画が採用されるとUSD700位増えるはずですが・・・。
てなぐあいで、チリの社会を泳いでいます。

ところでイキケ市は世界有数のアンチョビーの産地なので、海鳥がたくさんいます。
郵便局のアンテナには20個も巣が作られていました。
でもアンテナの近くに車を停めると、数時間で悲惨な目にあいます。
と言うのはウンコ爆弾が投下され、車は真っ白になり異様な匂いを発します。
でもこのウンコが二千年間たまり山となり、有名なGuano肥料として輸出されています。
Guanoには悲しい中国人の歴史があり、詳しくはいつか話します。
私はこのウンコからプランクトンが培養できないか実験中です。

また毎日の朝食には必ずスズメがテーブルの上にやってきて、パンを分けて食べています。
ホテルのベランダの木にはハトが巣を作っており、手を伸ばせば届くところにヒナを2羽抱えています。
なんかすごく優雅な生活をしているようですが、誤解しないように。

お体大切にボチボチお過ごしください。






     

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