最後のエアーステーションで呼吸後、今まさにフリーアッセンディングで浮上せんとする9期鈴木がエアーを吐き出した瞬間。
『水中エアーステーション練習』
すもぐりで海底に設置してあるタンクまで行き、タンクバルブを開き、レギュレターの排水を行ない呼吸をする
呼吸が落ち着いたら再びバルブを締めて、次のステーションへ平行潜水で向かう。ステーションは、3箇所から4箇所ある。
やっとたどり着いた次のエアーステーションには、安全確保の為、タンクをしょった先輩が待機していてくれる。
だが
ジャンケンで勝たないとバルブを開けさせてくれない。
人によってはそれが3回勝負だったり、あっちむいてホイだったりで、わずらわしいことこのうえない。
この練習により、息こらえの時間と潜泳力、水中での落ち着き、エアーステーションにおける手際のよさ、浮力調節、自由上昇法、勝負強さ?
いうなれば総合的な水中活動能力を磨かれるのでありまする。