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Eurofighter Typhoon F-15FX AdvancedEagle F/A-18E/F SuperHornet F-22A Raptor
■英・伊・西・独共同(住友商事)

■ 基本設計の新しさや搭載兵装の柔軟性、
技術供与の余地、また、ヨーロッパ機といえ
どNATO基準でインターオペラビリティも問題
ないことから、他の候補機より条件的に難が
少ないと言えるが、やはりアメリカ機でない
ことがアメリカとの関係上最大のネックとなり
採用の可能性は極めて低いと思われる。

制空戦闘だけへの使用なら搭載システムは
トランシェTで対応可能だが、空幕の求める
多機能性を満たすには少なくともトランシェU
が必要であり、更に本格的なトランシェVに
至っては完成の目処さえ立たっていない。

ギャラリー
フライト動画(イギリス空軍)

■Boeing(双日)

■実績あるF-15Eをベースに新たに開発中。
基本設計は古いが15E系は常に進化してお
り、韓国K、シンガポールSG等採用が目立
っている。日本は制空型15Jを長年運用して
おり、運用上の敷居は候補中一番低いと思
われる。搭載量の多さ、国産AAM/ASM搭
載の可能性等
実はF-22に次ぐ第2候補か。

米国がF-15搭載PAC-3でMD研究を始めた
事も日本にとっては気になる点か。もっとも
数年先になる筈だから現時点では考慮でき
ない。機体不具合で15系が飛行停止になる
と勢力の3/4が稼働できなくなる点は痛い。

ギャラリー(F-15E、F-15K)
フライト動画(F-15E アメリカ空軍)

■Boeing(伊藤忠商事)

■実績あり、ライセンス生産問題なし、価格
も適当等、無難な候補。従来型18を大型化
し航続距離や搭載量が増大、運動性も向上
し別物といえる発展を遂げたが、やはり基本
設計が古いため将来性を考慮すると脱落の
可能性が高い。ライセンスするにせよ得る物
が少なそうなのも気になる。海軍機である事
も不利。先代F-14の方が加速性等で優れる
といった点もインターセプターとして不安か。

搭載兵器の多様性や国産AAM/ASM適用
への改修は問題なさそうなので、その点で
優位に立つ可能性もある。

ギャラリー
フライト動画(F/A-18F BoeingTestCrue)

■Lockheed Martin/Boeing(三菱商事)

■ステルス性や数十年君臨できる圧倒的な
性能で文句なく第1候補。周辺空軍を遙かに
凌駕するため日本にはオーバーという意見
もあるが、それだけに敵が攻める気を持てな
いぐらい強力な抑止力となり得る。

米空軍も輸出で生産数を増やし、ライン維持
と単価低減で追加発注を狙いたい筈だが国
防長官が消極的な事と高価な事がネック。ラ
イセンス生産の可能性が低い事もマイナス。
国産AAMを搭載できないため、AIM-9XやAI
M-120Cの抱合せ販売という阿漕な商売をさ
れるかも。周辺との軍事バランスも問題か。

ギャラリー
フライト動画(アメリカ空軍)
フライト動画(アメリカ空軍デモチーム)

候補から脱落。

周辺国主要戦闘機


今回はスケジュールに間に合わず。
次期F-Xでは強力な候補になるか。


無回答。アメリカの政治力に屈したか。
韓国・シンガポール商戦でこりた?(
動画


最新型Su-27SMが露極東にも配置され、
性能はF-15を凌ぐとか。中国も保有。(
動画


中国国産の最新鋭戦闘機で、
能力はF-16に匹敵すると言われる(
動画

航空自衛隊次期戦闘機 F-X概要

情勢(2009.6.20現在)

平成20年代中盤から減勢の始まるF-4の後継として、現在防衛省は次期戦闘機“F-X”の
選定を進めている。計画としては中期防衛力整備計画中(〜2009年度)に7機を調達する。

F-4は現在、第301,302,8の3個飛行隊に配備されているが、第8飛行隊についてはF-2に
改変されることから、301,302の2個飛行隊分を整備することとなる。空幕がF-Xについて、
「多機能性重視」とし、ある程度の対地能力も持ったマルチロールファイターが求められる。
当初、アメリカ産F-22,F-35,F/A-18E/F,F-15FX、ヨーロッパ産ユーロファイタータイフーン、
ラファールの6機種が候補に上がったが、F-35は選定スケジュールに間に合わず、ラファー
ルは代理商社がなくRFIへの回答もないことから事実上候補から脱落したといえる。

F-Xの選定は大まかに以下の手順にて行われる。@「次期戦闘機企画室」発足(05.7.1)
A各国駐日大使館を通じてメーカーに情報請求書(RFI)要求、B数回にわけて関係諸国
に調査チームを派遣し資料を収集、C空幕から提案要求書(RFP)発出、D機種選定。
6月18日、大きな動きがありました。アメリカ議会の上院が可決した2009会計年度補正予
算案に、F-22製造ライン維持費として約43億円が盛り込まれ、この費用はF-22輸出型の
研究に使用することも認められていたのです。これまで一番ネックとなっていたのは議会
がとり続けていた禁輸措置でしたが、その議会が輸出型の研究を認めたということで大き
な方向転換をしたことになります。また、17日には下院軍事委員会がF-22を12機追加調
達するための初期費用約353億円を増額修正した10会計年度国防予算権限法案を可決
しており、日本の導入にとってもう一つの懸念であったF-22の生産ライン消滅も数年先延
ばしできる可能性が出てきました。これに対し、日本の浜田防衛相も「一つの動きが出た」
と一定の期待感を表明しています。また、同法案には日本への輸出の可能性を検討する
報告書提出を義務づける修正条項も加えられており、最大のネックだった議会がいよいよ
F-22対日輸出解禁に方向を転換しつつあるという、日本にとって、とても大きなポイントを
迎えたと言えるでしょう。
ただ、やはりゲーツ国防長官が反発しているため、今後どういった動きが出るか注目です。

F-X考察

今回もやはりFS-X選定時の米議会からの圧力を忘れることはできないだろう。日本が敗戦で失った航空技術を後に米国機ライセンス
生産で蓄積
FS-Xとして新戦闘機を開発−日本の悲願だったが、日本が米国の技術を吸収し航空工業を育成、自分から離れていく
事を嫌った米国が既存機を押し付けた経緯は「たそがれゆく日米同盟
-ニッポンFSXを撃て手嶋龍一新潮文庫」に詳しいので参照ください。
それでも米国の想像以上の物ができてしまったのだが。

今回米国議会がF-22の輸出を渋る理由も同じ所にある気がする。ライセンス生産を認めたら日本にない物−ステルス技術を手渡す事
になる。日本が新戦闘機を作る事が可能となり米国の航空工業権益さえ脅かしかねない
そういった意味で今15や18を導入しても日本
には技術的利益は少ないが、F-22は全機完成品輸入になったとしても整備などで実物に触る機会があれば技術を習得する糸口を得る
事になり、日本に大きなチャンスとなる。そこを米国は危惧しいるのではないか
F-22でステルス技術を獲得先進技術実証機・心神を
完成させ国産F-3に繋げる…無理なシナリオではない。「自主開発」自体が将来の交渉カードにもなる
FS-X当時とは情勢が全く違うが
今回もそんな思惑が絡んでいるのかもしれない


経済や工業界の思惑も抜いて純粋に防空を考えても、中国のJ-10/J-11や韓国のF-15K等、周辺諸国の空軍力が近代化しており、
F-Xにはこれらを凌駕する性能が必須でしょう!F-4代替の約60機に留まるかF-15代替も兼ねて調達数が伸びるのか、そこも今後注目。
個人的感想:
F-22しか買う気は無い事がなんとなく見えています。冷静に考えればF-22以外はF-Xとして力不足であり、せいぜい繋ぎにしかなりえない気がします。F-22の輸出禁止が解けなけ
れば、第2候補は実は「F-X計画延長」となるのが必然だったのでしょうか。今後の注目はF-22がダメならF-15FXなのかライノなのかタイフーンなのか、ではなく、F-4をいつまで持ち
こたえさせられるか。という点ではないでしょうか。第5世代のステルス機を研究する予算を付けてみたり、なにかとアメリカを揺さぶる姿勢も見えていますし、他の候補機ではなくF-4
延命と言う話が出るという事は長期戦も覚悟していると見ることが出来るのではないでしょうか。結局、F-22が解禁されるまで待つ姿勢が濃厚ですし、他に選択肢がない気がします。
更に突拍子もない話:(ほぼネタですので真に受けないように!)
F-4延命とはいえ大規模に改修をするのではなく、耐用年数の再計算が中心になるかと思います。運用次第でまだ数年行けるでしょうし、それでもF-4が物理的に本当にダメになる
段階でまだF-22が導入できず戦闘機の数が減る事態に直面しても、ご存じの通り実は21Sq等は演習でアラートに就き有事の際は実働部隊として動く部隊ですので、実質的には
21Sq/23Sqという2つの戦闘機部隊が控えているわけです。本当にどうしよもなくなった時には臨時にその一部をアラートで運用する事も不可能ではなく、なんとかしのげる可能性も
ないわけではないのです。ぶっちゃけF-15非MSIPの寿命まで余裕があるとも言えなくはないわけで、そうなると本当にF-3開発も見えてくるぞ。(笑)いやムリか。ん?F-35?いらね!

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