シリカゲルの調理法
カメラのハウジングに入れるシリカゲルをどの様に使っているのだろうか? 使用後は廃棄してしまっているのだろうか? もしそうしているのであれば大変もったいない事をしている。
シリカゲルは再生が可能なのだ省資源化の意味でも再利用が必要だろう。 それではどの様にすれば良いかと言うと、それはとても簡単なんだ。 電子レンジでチンすれば良いだけ。 な、簡単だろ!
左の写真がおなじみのシリカゲルだ、メーカが違えば若干異なっているかも知れないが似たようなものだろう。 シリカゲルには着色した粒が混じっていて湿気を含むとピンク色になってくる。 上の状態が湿気を含んでいる。 下を見るとブルー色ぽくなっている事が分かるだろうか、湿気が少ない場合にはブルーになる優れものだ。 保管しているシリカゲルもピンク色になっていれば、湿気を含んでいる事になるので、未使用でも使用しない方がいいだろう。 店頭に有る物も古いとピンク色になってしまっている事が有るので買う場合でも注意が必要だ。 それではシリカゲル調理のレシピ?を次に示そう。
1.用意する物
・ 電子レンジ(少なくとも内部のテーブルは清掃しよう)
・ 紙(普通紙が良いかな)
・ 再生するシリカゲル
2.再生法
・ 電子レンジのテーブルに紙を敷く(テーブルが回転
するなら紙が回転で引っかからない様にしよう)
・ 紙の上にシリカゲルを重ならない様に並べる
・ 電子レンジを強で4〜5分にセットしてチンしよう
・ 加熱が完了したらシリカゲルを見てブルーになって
いたら湿気除去完了だ!(熱いので火傷に注意しよう)
ブルーになっていなかったら再加熱しよう。
・ 冷えてから100円ショップ等で売っているチャック付き
ビニールの小袋に小分けして入れると良いだろう
3.注意点
・ この方法での再生に付いては内容を理解の上で実施
して下さい。失敗しても当方は一切関知しません!!
・ シリカゲルは加熱を行うと内部の粒が割れたり、色が変
化(茶色くなっていく)ために色の判断が不能になる可
能性が有るので注意しよう。
・ シリカゲルが劣化してきたと思われたら、そのシリカゲル
は使用を中止した方が良いだろう。
(永久には再利用はできないだろう?)