2011年,兎年の幕が開け、早くも一か月が経ちました。

ご挨拶が遅れましたが、皆様、今年もよろしくお願い申し上げます。

2010年の私は、色々なところでオルフの音楽教育、またゲルトルート・オルフの音楽療法の話を

させていただく機会がますます増え、ありがたいと思っています。私自身、オルフについて、

再度考えることができ、其の度、新しい発見や、改めて創造性やあそびの大切さを感じる機会となりました。

「子どもが主体的にその場にかかわっているか」

このことが自らを成長させる力となるが、その鍵は「あそび」にあるのではと私は思います。

「あそび」の研究は、様々な視点からなされており、その意味・目的・構造は、音楽活動に通じると考えます。

 4月2日(土)に行われるMPT公開学習会では、発達の視点から「あそび」を探っていきます。

今回、勅使千鶴先生、下川英子先生をお迎えし、あそびの発達についての講義、ワークでの体験、

さらに参加者の皆様とディスカッションを通して、テーマを深めてまいりたいと思います。

是非、皆様のご参加をお待ち申し上げます。

 という訳で、兎年、「跳ぶぞー!」と張り切っていらっしゃる方も多いかと思いますが、

私はひたすら「穴を掘り下げる」ことに力を注ぐことになりそうです。



                                                 飯塚暁子




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