ミュージック・プレイ・セラピィ研究会2005 第3回公開学習会 
BODY&VOICE U


2005年8月16日、17日

国立オリンピック記念青少年総合センター

第1日目  講師 藤野篤子先生

 「音であそぼう」

  ヴェルボトナル法
  言葉の発達
  日本語の発声
  身体リズム運動
 
  グループ別、おとあそびうたえほん作り
  ケーススタディ(スタッフによる事例)

参加者の皆さまよりいただいたアンケートより抜粋させていただきました。

 ・言葉について再度色々と考えさせられた。(26才 音楽教室講師)

 ・初めて学ぶことだったので、とても勉強になりました。「歌とことばの違い」という質問に
  答えていただけて嬉しかったです。ありがとうございました。
(26才 養護学校教諭)

 ・普段、何気なく使っているが、知らない発声の仕組みが知れたこと、ビデオを観た後の
  現場へ生かすためのアドバイスなど、とても参考になりました。
(34才 知的障害者入所施設職員)

 ・音や構音について改めてお話を伺うことができ担任しているお子さんへの発音の改善など、
  実践に早速生かしていきたいと思いました。とても興味深く、もっともっとお話を
  お聞きしたかったです。ありがとうございました。
(26才 養護学校教諭)

 ・とても参考になりました。実際の子どもとのやりとりや、取り組みなどもお聞きしたかったです。
  体を使ってことばを…という方法や歌遊びも考えてみたいです。
  またお話を伺いたいです。
(50才 養護学校教諭)

 ・初心者の私にとっては、専門用語が出てきて難しい場面もありましたが、
  子どもたちと関わる上でのアプローチ方法を少し知ることができ勉強になりました。
  生身の人間が持つ声(音声)…一人ひとり違う声に神秘性を感じました。
  
(35才 公立小学校特別支援学級助手)

 ・声の出るメカニズムが分かり(これから子どもたちと接していくうちに分かってくることかも
  知れませんが)、『発声、発語を促し』と軽く表現していたことに恥じ入る次第です。
  しかし「シュ」「タ」〜とか、遊び唄として何か創り、くりかえすこと
  「私が正しく発声し、子どもに強制することなく」ができたら、本当に『発声、発語を促すこと』が
  できる糸が見つかったようです。ありがとうございました。
(58才 養護学校教諭)

第2日目  講師 マミ・ブラッドフォード先生


「音楽とエンターテインメント」

  ミュージックエンターテインメントについて
  歌詞の発音
  声の出し方
  リズムの取り方
  表現の仕方
  みんなで歌おう

  簡単なダンス<ふり>と歌
  手遊び歌
  感動ということ

  ミニライブ

 
・たんに声をだすということだけでなく、他者に伝えること、伝えたい気持ちが大事だという
  ことを学び、これまで自分が歌うことが苦手だというコンプレックスのためにいかに身体を
  緊張させ、表現するんだということを拒んできたかを実感した。まずは自分が「楽しい」と
  思うきもちから始まるんだということを身体で学んだ。対象者に合わせて、音楽で支えて
  いくことでその「場」が変わっていく、その「場」から何かが生まれるんだと感じた。
  
(24才 大学院 心理学専攻)

 ・今まで自分が少し力が入りすぎていたかなと感じた。少し肩の力が抜けました。
  
(41才 養護学校教諭)

 ・音楽とはこういうものなんだということを身体で体験できました。感動しました。
(27才 ピアノ講師)

 ・人の心(私の心も)の動き“感動”を体験できとてもよかったです。
(32才 知的障害者施設支援員)

 ・みんなの前で分かりやすく説明することの難しさを改めて感じました。沢山元気をもらいました。
  基本は笑顔で。
(26才 福祉施設職員)

 ・活動がとても楽しかったです。自分をだすというのが困難な時代にある今、子どもにも積極的に
  あのような活動をしてもらえば、他人との繋がりの中で自己肯定感を持てるようになるかなぁと
  思いました。
(23才 大学院 音楽教育専攻)

 ・子どもたちに観られる快感を味わいつつ楽しく教員をしたいと思います。ありがとうございました。
  
(45才 養護学校教諭)


学習会の様子




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