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<1月>
「和の世界」
つい先日、琴と尺八のコンサートに行きました。私でも知っている「春の海」や「六段」の演奏、
他にも初めて聞く曲もあり、日本の曲はやっぱりいいなぁ…と和の美しさにうっとり…。
「春の海」はフルートとピアノでもよく演奏されますが、あの音のゆれ、間のとり方はやっぱり
琴と尺八ならでわだなぁ…と思ったりもしました。
さて、演歌系フルートと言われる(自分では抒情的だと思っているのですが…)私は、沖縄民謡
も大好きです。あるときギターの練習をしていたところ、ふと「てぃんさぐぬ花」の三線の部分を
ギターで代用できないかと思い、弾いてみたら(もちろん技術のつたなさは大いにあるのですが…)
ぜんぜん良くない…曲本来の良さがまったくでないのです。
そこで以前石垣島に行ったときに買った椰子の実三線で弾いてみたところ…そうそうこの音です!
(そして三線で遊び始めギターの練習にはまったく進まなかった)
同じ弦楽器なのにどうしてこうも違うものなのでしょうか?
そして三線だけに限らず、琴、尺八、和太鼓などの日本の楽器たちは、一音出すだけで
もうそこは和の世界…と感じるのは私だけでしょうか?
(谷口)
「2004年にあたり」
2003年の私は年度はじめから修学旅行、夏から学園祭と大きな行事の担当が続き、
例年以上に忙しく、その上何故か!?夏から障害者スキー協会などという音楽には似つかわしくない
団体に所属し、同時期に合唱団「藍」にも参加。
休日の昼寝をこよなく愛していた私の生活は一変しました。
本当に本番まで体がもつのかと思いましたが、なんとか無事本番を終えることができました。
やはりステージに立つのはいいもので、音に向かう「耳」がとても研ぎ澄まされました。
普段もいいかげんに「音」を出しているつもりはないのですが、とても繊細になります。私たちにとって
舞台に立つというのは、必要なことなんだなぁと再認識した年末でした。コンサートが終わった途端に
風邪をひき、年末年始と微熱がでたり、ぐずぐずしていました。
でも、合間にはしっかり大好きなスキーで体作り!?
そして、2004年。甥っ子が流行のお腹にくる風邪をひき、妹の家族が全員ダウン。
助けを求めて1泊しただけなのに、しっかり私にうつしてくれました。風邪をひいても食欲がおちない私ですが、
さすがにお粥をやっと食べている状態です。恐るべし感染力。インフルエンザも流行りだしていますので、
皆様お気をつけください。コンサートで忙しく、お休みしていたピアノを開始しました。
年末に入れていたレッスンを今月末に延ばしてもらったので、練習の日々。なんとか毎日ピアノに向かう
努力をしています。ショパンのエチュード…年を重ねる毎に、指が動かなくなる現状に悲しくなります。
お肌だけでなく、指もアンチエイジングしたいものです。加えて、今年はプライベート充実の年。
新生活の準備を始めました。家を探したり、家具を見たり、楽しい休日です。
そんなわけで「藍」はしばらく休業です。
仕事と音楽活動とプライベートの両立。これが今年の課題になりそうです。(鈴木)
<2月>
「自分自身を磨く」
先日、久しぶりに髪を切りました。美容院の会員カードを見ると、約半年ぶり。
もともとオシャレに手間ひまかける方ではなく、普段の格好といえば
動きやすさ・防寒など機能性最重視です。
私と同じように音楽療法士を目指して修行中の方々はおわかりになると思いますが、
日々のMTの仕事とその仕事を続けるための(つまり生活のための)アルバイトを
休日もなくひたすら繰り返す毎日の中では、身だしなみはともかくオシャレに気を遣う必要も余裕も
ほとんどありません。
私自身、そんな日常に不満を持つことはあまりないのですが、さすがに半年間放ったらかしにしていた髪を
スッキリ短くできた嬉しさに、ついつい鏡を見る回数が増えてしまいました。
そして、ふと思ったのです。「人間は、内面を磨くことで外見が磨かれる」という言葉は、逆もまた真である…と。
「外見を磨くことで、内面が磨かれることもある」とでも言いましょうか。
確かに外見ばかり気にして内面がおろそかになっていてはどうしようもありませんが、
外見を磨くことで、内面を磨く起爆剤にすることは可能です。
鏡を見ることも少ないような毎日では、自分が普段どんな表情をしているのか、
それによって周りの人たちにどんな印象を与えているのかを知ることもできません。
せっかくMTセッションができても、その笑顔に疲労感があふれていたのでは
見ている方も疲れてしまいますよね。
内面も外見も同じように「自分自身」なのですから、
全部ひっくるめて豊かに年を重ねていきたいものです。(中島)
<3月>
「心豊かに生きる」
『2級ヘルパー』の資格を取得しました。
久々に“授業”を受け仲間もいて、みんなでワイワイと学生気分をエンジョイしました。
実習で高齢者施設やグループホームへ行きましたが、どの利用者の方も思い出の中に
毎日を過ごされているという印象を強く受けました。
若いうちにたくさん楽しいこと感動することがんばったことなどいろいろ経験を積んでこそ
心豊かに老いる時を迎えられるのではないでしょうか。
いま、特別なケアを必要とする若い人たちに音楽療法を通して
「心豊かに生きる」お手伝いができれば幸いだな、と改めて思いました。(北沢美夏)
<4月>
「充実した春休みを終えて」
2ヵ月半の長〜い春休みが終わって学校が始まってしまいました。
今年の春休みは、飯塚先生の下での実習や高齢者施設での演奏会等など、
とても充実した2ヵ月半でした。
何度か体調を崩したりもしましたが…。
学校生活、最後の1年も同じように充実すればいいんですが…今年は受験生なので
少しずつ受験生モードに入らなければ!
と、思う今日この頃です。 (尹 佳奈)
<5月>
「お引っ越し〜!」
新学期がスタートし、新たな出会い溢れる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょ〜か?
きっとどなた様も新たな想いを胸いっぱいに膨らませていることでしょう♪
3月・4月とこのわたくしもいろんな事がありました。
一番のイベントはなんてったってお引っ越し!
そうですっ!この度家を引っ越したのです☆前の家より家賃もグッとさがり、
しかも4階の南向き日当たり絶好調ですよ!
天気がすごい良い時はなんとあのMr.富士山が拝めるのです♪(ホントに見えた時はぶったまげた…)
まあ引っ越したのが3月中旬だったのですが、一番の難点は暖房器具が何もなかった事ですね。
新しい家にはエアコンがついてなく、まぁもう春だし暖かくなるからいっか〜と思っていました…
ところがどっこい、まだ今年の3月終わりってかなり寒かったですよね…
そう、引っ越したその日から寒さとの闘いが始まったのです。
あれはホントに寒かった…毎日毛布にくるまり湯たんぽを抱いて寝る毎日毎日毎日…。
だって部屋の中なのに息が白いんですよ…ありえない…。
しかしまあ今日までなんとか部屋で凍死!?することなく元気に!?過ごしています。
みなさんも引っ越しの際には冷えにきをつけましょ〜ねっ(^ε^)-♪
それでは今年も一年良い日々を過ごせますよ〜に☆(廣本裕司)
<6月>
「すきま」
蒸し暑い日が多くなりました。ついこの間まで、新緑がやわらかく日差しが透けてきれいねぇ…
などと思っていたのに、いつのまにか葉がぐんぐん茂って、みっしりと重そうな枝ぶりとなっています。
見上げるたびに苦しそう…、と思ってしまうのはこの気候のためでしょうか。
真夏の日差しの強いときは、日の差すすきまのない木陰はとてもありがたいはずですが、
曇天の中、すきまなく葉の重なった木を見上げるとやっぱり息苦しい。
もう少しすきまがあればいいのに…。
すきまといえば、最近すきまを見つけてはちょこちょこと仕事をこなしています。
(移動の電車の中とか)ひょっとして自分の中にすきまがないのかも知れません。…どうりで息苦しいはずです。
そういえば車のブレーキだかアクセルに、遊びがなくてはならないと聞いたことがありますが、
あれってすきまのことですよね?
「すきま」=「遊び」?いやいや、どうして、なかなか…「すきま」あなどり難し。
(谷口直子)
<8月>
「研修三昧」
今年は教職について11年目。10年終わった教員に科せられる必修研修があります。
夏休みに入っても、週の半分以上を研修に出かけています。
そんなわけで、世間の皆様はオリンピックに大盛り上がりのようですが、
ほとんど見る暇がありません。研修はありとあらゆる課題があり、生活指導から授業研究まで。
先日、音楽教育についての課題というお堅い研修に参加しました。
「楽譜通りに演奏できるようになる。それではだめです。」という言葉がとても印象的でした。
オリジナリティや曲想に自分で工夫をこらすことが大切で、
そのために、音楽の基礎基本を学ぶのだ、という。なるほど…耳が痛い…
養護学校の中では全員がそのように参加できるかは難しいところではありますが、
曲をみんなで演奏する、楽譜通りに合奏し、形にして発表する、という形態が多く見られると思うのは
私だけでは無いと思います。感性にうったえかけながら、一方で創意工夫を促し、演奏(表現)につなげる。
大切な耳をどう育てるか、速さや曲想を聞きわけるには、どうアプローチするか等、
2学期からの授業で考えさせられる内容でした。
今の実践に甘んじず、試行錯誤しながらよい実践をめざしていきたいと思っています。(康恵)
<9月>
「研修を終えて」
夏休みが終わり新学期がスタートしている方も多いことと思います。
私も長く充実していた(している)夏休みが終わろうとしています。
康恵さん同様、私もこの夏ふたつですが研修に参加しました。
ひとつは我が研究会の学習会、もうひとつはカールオルフの音楽教育セミナーです。
研修、とくにワークショップは本当に自分の内側を刺激されて何かが動き出すのがわかります。
今回のふたつの研修にもおおいに刺激されました。
オルフセミナーのウルリケ・ユングマイヤーさんのお話の中で、TVドラマはひとつの場面から次の場面へ
パッと画像が変わってしまい、その間に何が起きているかわからない。
例えば、朝「いってきまーす」と家を出たと思ったら次の瞬間にはもう学校の教室の中にいたりしますよね。
学校に行くまでの道のりが省かれています。どんな人が歩いていたとか、どんな花が咲いていたとか、
空気のにおいとか、風の感触とか、自分の足のふみしめる一歩、一歩の足の裏の感触とか‥‥。
私たち大人はそれらのことはもう経験して、自分の体で覚えています。
省かれている間につまっているものを意識せずに了解しているので場面が移っても何の疑問もありませんよね。
でもそれらのことが未体験の子どもたちにはどうなのでしょうか?
ウルリケ・ユングマイヤーさんはTVだけでは空間、気配、調整を学べない。
場面から場面へのプロセス、経過を身体で感じて学ぶことが大切、とおっしゃっていました。(と受け取りました。)
これって大人にも大事ですよね。ついプロセスをとんで結果に目が行きがちになります。
もちろん結果も大事ですがあまりとらわれてしまうと、大切なものを見落としてしまうような気がします。
今この場で(または自分に)何が起きているのか、どんなことが必要とされているのか
丁寧に汲み取っていくこと(経過)、またそれを形にして伝えていくこと(結果)の大切さをずっしり感じました。
話は戻りますが、研修に参加して私自身の内側が今ものすごーく動いています。
元来消化するのに時間がかかるほうですが、時間をかけても自分のどんな部分が刺激され動いたのか、
自分の中のプロセスも大事に日常へ、仕事へ(結果へ)とつなげていきたいと思う今日この頃です。 (直子)
<10月>
「年中行事」
あわただしかった今年の夏も終わり、(気温だけはまだ残暑ですが)日が落ちるのも
ずいぶん早くなってきました。
夏の公開学習会だけで、個人的には2004年の総決算をしてしまった様な私ですが、
その後岡山での音楽療法学会に参加し、文字通り「すき間なく」スケジュールで埋め尽くした夏でした。
日本人は、生活の中のすき間(=何も予定のない時間)を過ごすのが
一番下手な民族だという話を聞いたことがありますが、
まさに今年の夏は「私って日本人」と思わずにいられませんでした。
お盆休みもとらず、お墓参りにもいかず…ご先祖様ごめんなさい。
そんなわけで、お盆をはるかに過ぎた9月はじめにやっとお墓参りに行きました。
その3日前に上陸した台風の名残で、
うちのお墓に供えていた造花(夏場は数時間で花が枯れてしまうため成果と造花が半分ずつ)が
よそのお墓にあがっていたりと少々あれていた所をきれいにそうじし、生花も供えてお参りしました。
時間にして30分程度の短い滞在ですが、それだけで気持ちが安まり、魂が浄化されるような思いでした。
普段はご先祖様に向かって手を合わせることもほとんどなく、盆暮れのお墓参りがやっとですが、
考えてみれば私が今こうしてここにいるのも両親とそのご先祖様のおかげです。
日々信心するにこしたことはないのでしょうが、できる限り出向いて手を合わせ、感謝の念を新たにしつつ
毎日を過ごしていきたいと思います。(理江)
<11月>
「当たり年」
最近めっきり朝晩と肌寒くなってきましたね〜。
今年も残すところあと2ヵ月…また新しい年がきちゃうんですね。
あれ!?そういや自分は東京に出てきて何年だ!?と振り返ると、なんと来年の3月でまる5年!!…
そりゃ標準語も抵抗なく話すよ〜になりますよ。
それにしても、今年はホントに台風が多かったですね〜まさに『当たり年』ってやつですかね?
うちの玄関前の階段のベニヤ板は強風にあおられて剥がれ飛ぶし、上り下りする時ホント恐いっちゅ〜の!!
しかもこの間の22号の時なんて、帰ってきて玄関入ったらなぜか玄関まわりが浸水してて、
おかげ様で靴が全滅ですよ…
おいおいここ4階やぞっ!?て思いながらホウキで水を外へ…あの姿は結構情けなかったですね。
まあなにはともあれ今年もあと2ヵ月です。しっかりと来年に向けて準備して
(暖房器具も買ったし今年の冬はバッチリ♪!?)、
2005年も無事過ごせるよ〜に毎日を精進する次第です☆ (裕司)
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