講師プロフィール



伊藤啓子先生   プロフィール

 千葉大学教育学部卒業後、米国州立ミネソタ大学音楽療法学科に編入学、

卒業と同時に米国公認音楽療法士を取得。同大学大学院音楽療法専攻科に進学し、修士課程修了。

帰国後、調布市総合福祉センター、府中市歩み訓練センター、実生学舎にて音楽療法を実践、

桐朋学園大学音楽学部音楽療法特別講師を務める。再度の渡米後、2001年より東海大学教養学部、

常葉学園短期大学にて非常勤音楽療法講師として学生の指導にあたる傍ら、

葛飾区ウェルピアかつしか子ども発達センター、東京都北療育センター城南分園、

三鷹市の小学校心障学級、目黒区の中学校心障学級などで実践にあたっている。

日本音楽療法学会認定音楽療法士、全米音楽療法協会公認音楽療法士(RMT・BC)。




2003 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第1回公開学習会
     
 療育・教育現場における音楽療法
     ~日常生活につなげるために~対象者の理解・プログラミングとその周辺~


2006 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第5回公開学習会
      障がい児の発達と音楽
     ~障がい児教育の現場におけるグループセッションの実践~


2020 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第30回公開学習会
      特別支援学級における音楽活動を考える
      ~ 三つの実践報告を通して ~


飯塚暁子 (ミュージック・プレイ・セラピィ研究会代表)  プロフィール

 国立音楽大学在学中より知的障がい児の音楽授業などに興味を持ち、研究を始める。

卒業後、音楽療法勉強のため渡欧。ザルツブルグ音楽大学モーツァルテウムカール・オルフ

音楽教育研究所で「創造的な音楽と動きの教育」を学ぶ。

同時にミュンヘン小児センターのゲトルート・オルフのもとで音楽療法を学び資格取得。

2年間ザルツブルグ州立聴覚障がい児研究所に勤める。1998年に帰国。

帰国後は障がい児のための音楽療法を実践。 

現在、個人セラピーを中心に発達センター、福祉園、自主グループなどで音楽療法を実践する傍ら、

地域で音と動きの表現ワークショップを行う。

私立愛育養護学校アートティーチャー。日本音楽療法学会認定音楽療法士。




2003 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第1回公開学習会
     療育・教育現場における音楽療法
     「楽器のお話」 「ワークショップ/楽器で遊ぼう」

2006 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第4回公開学習会
     
BODY SOUND MUSIC
     ~ カラダが楽器になっちゃった!! ~ ボディサウンドを楽しもう


2008 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第9回公開学習会
      障がい児の音楽療法を探る

2016 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第25回公開学習会
    
「子どもの遊びを考える」


藤野篤子先生   プロフィール


 言語聴覚士。目黒障害児自主保育グループたまごの会所属。

上智大学修士課程在学中にVervotonal法(言調聴覚法)に触れる。

この法に触れることにより身体の緊張と語音の緊張の関係、

語音の産生には身体全体が関わっていることを学ぶ。



2004 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第2回公開学習会
      
BODY&VOICE 

2005 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第3回公開学習会
      
BODY&VOICE Ⅱ


*言語聴覚士は関連職と連携を取り、コミュニケーションの面から豊かな生活が送れるよう支援します。


マミ・ブラッドフォード先生  プロフィール

 祖父は尺八、母は琴・ピアノという日本音楽の演奏一家の一員として育てられる。

幼くして琴を弾く才能に芽生え、自宅で音楽を自然に学ぶ。その後、作詞とピアノを習得し、

自ら作曲と編曲も手がけるようになる。17歳にして渡米。一年後日本に帰国し、

プロのシンガー/ソングライターとして活躍を始める。1995年には、「日本ジャズボーカル賞」を受賞。

作・編曲、演奏活動の他、日本の数多くのアーティストの音楽を手がけている。

現在、自己のグループ「ソリッド・グランド」で活動、東京サマーランドの東京セサミプレイスでショーの

統括プロデュースを手がけ、FM埼玉(毎週金曜8時から) にて音楽プロデュースを担当。

日本のアーティストのボイス・トレーナーを担当している他、様々な人にボーカル・レッスンを施している。




2004 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第2回公開学習会
      
BODY&VOICE 

2005 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第3回公開学習会
      
BODY&VOICE Ⅱ




木村 順 先生 プロフィール

 1980年、日本福祉大学・社会福祉学部卒業。在学中、故・近藤薫樹教授のゼミで「人間論」を学ぶ。

その後、金沢大学医療技術短期大学部(現・金沢大学医学部保健学科)・作業療法学科に進学し

作業療法士となる。卒業後、「うめだ・あけぼの学園(東京都足立区)」に就職し、実践を積み重ねる。

仕事を続けながら、2003年4月に都立保健科学大学(現・首都大学東京)の大学院に入学し、

健常な子ども達にも見られ始めた「感覚統合」のつまずきをテーマに調査研究をおこなう。

2005年4月から、発達につまずきのある子ども達を対象に、療育塾「ドリームタイム」を開設。

訪問療育や家庭療育会では療育指導をおこなう。

その他に、親の会の活動、療育施設や障害児学級などでのアドバイザーに携わる。

また、実践家・臨床家で作る「発達障害臨床研究会」「発達療育実践研究会」も主催している。

*著書:「育てにくい子にはわけがある~感覚統合が教えてくれたもの~」(大月書店)

 家では3児の父(小5の娘のパパ,小1の息子の父上,年中の娘のお父様)として子育てに追われる日々!



2007 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第6回公開学習会
      
発達障がいの理解と音楽療法の接点

2007 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 スタディコース
      「感覚統合と音楽療法」




八重田 美衣 先生 プロフィール

 静岡県出身。国立音楽大学教育音楽学科卒業。

ニューヨーク大学大学院音楽院音楽療法学科修士課程修了。 

ニューヨーク大学ノードフ・ロビンズ音楽療法センターディプロマ取得。

帰国後、緑成会病院整育園音楽療法士を経て、現在国立音楽大学、日本大学芸術学部各非常勤講師、

日本心身障がい児協会島田療育センター非常勤音楽療法士。

共訳書に、ケネス・E・ブルーシア著「即興音楽療法の諸理論(上)」(人間と歴史者)、

ポール・ノードフ/クライブ・ロビンズ共著「子どものためのプレイソング」(音楽之友社)がある。

日本音楽療法学会認定音楽療法士。



2007 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第7回公開学習会
      
重症心身障がい児との個別音楽療法の実践


2008 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第9回公開学習会
      障がい児の音楽療法を探る




宍戸 幽香里 先生 プロフィール

 国立秩父学園付属保護指導職員養成所卒業。常磐大学人間科学研究専攻修士課程卒業。

知的障害児者を専門に三十数年音楽療法を実施。現在は公立通園施設、

三鷹市教育委員会情緒障害児学級、中学校身障学級、公立成人作業所などでセッションを行い、

特に乳幼児に関しては母子関係の改善について力を注いでいる。

常葉学園短期大学音楽科客員教授。日本音楽療法学会理事・関東支部事務局長。



2007 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 スタディコース
      「感覚統合と音楽療法」




相良 ゆみ 先生 プロフィール

 関東学院文学部卒業。幼少よりバレエを習い、ニューヨークを拠点に活躍するモダンダンスカンパニー

Eiko and Koma」のヘルプとしてニューヨークに渡り、様々なダンスを学ぶ。

帰国後、神奈川県私立保育園、幼稚園に勤め、玉川大学の通信課程にて幼稚園教諭、

小学校教諭免許を取得する。現在は、認知症グループホームに勤務しながら、舞踏家、ダンサーとして

活動する一方で、教育・福祉において身体表現者として、何か担うことができるのではないかと模索中。

現在、職歴とダンス歴を応用し、コンタクトインプロヴィゼーションやアレキサンダーテクニック、

リトミックをベースとし、身体表現者、高齢者・障がい者に関わる方、芸術家、子どもたちを対象に、

身体に対する気づきや理解を深めるワークショップを展開している。




2008 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第8回公開学習会
       コンタクトインプロヴィゼーションの実践

2017 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第26回公開学習会
     コンタクトインプロヴィゼーションの実践 ~動きを通した非言語コミュニケーションの実践~




加藤美知子 先生 プロフィール

 練馬区在住。ミュンヘン国立音楽大学ピアノ科卒業、1975年から1982年まで

ミュンヘン小児センター音楽療法科勤務。1986年ミシガン州立大学音楽療法修士課程卒業。

帰国後、フリー音楽療法士として幼児から高齢者までの現場で活動し、

音楽大学などの教育現場にも携わる。

現在東京武蔵野病院、介護付有料老人ホームゆうらいふ世田谷などで実践。

著書:「音楽療法の実践-高齢者・緩和ケアの現場から-」(共著、春秋社、2000)など。

翻訳書:「音楽療法スーパービジョン 上」(ミシェル・フォーリナッシュ編著、人間と歴史社、2007)など。

日本音楽療法学会認定音楽療法士および常任理事。




2009 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第10回公開学習会
       音楽療法におけるピアノ・キーボード活用法





吉村奈保子先生 プロフィール

 国立音楽大学器楽科(ピアノ)卒業、明星大学人文学部心理・教育学科通信教育課程修了。

社会福祉主事、日本音楽療法学会認定音楽療法士。

‘83年より公立小学校特別支援学級で非常勤講師として現在に至る。

その他、公立中学「不登校児のための相談学級」非常勤講師、

東京医療センター附属東が丘看護助産学校選択授業講師、

東京国際音楽療法専門学院講師、救護施設や発達障害児自主グループなどで音楽療法を行なう。



2009 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第11回公開学習会
       特別支援教育における音楽療法の実践
                                            






山田俊之先生 プロフィール

 特定非営利活動法人ボディパーカッション協会理事長(指導者代表)。

現在、久留米市立南小学校教頭。

九州大学大学院人間環境学府教育システム専攻修士課程修了。

平成17年(2005年)度文部科学省検定済小学校3年音楽科教科書「音楽のおくりもの」(教育出版)

に作曲したボディパーカッション曲「花火」が採用される。

2001年、2004年、2005年に「NHK交響楽団とボディパーカッション演奏会」を企画、

久留米市内の小・中学生(健常児)、久留米聾学校(聴覚障害生徒)、久留米養護学校(発達障害)

生徒との共演コンサートを実施する。

 現在、九州大学大学院人間環境学府教育システム専攻博士後期課程に在籍し、

「子どものコミュニケーション能力を高めるボディパーカッション教育カリキュラム」

「特別支援教育におけるボディパーカッション教育」について研究を行っている。

【所属学会】 

日本音楽療法学会、日本音楽教育学会、日本カリキュラム学会、日本音楽教育実践学会、他。

昨年12月第44回NHK障害福祉賞(最優秀作品)を受賞。



2010 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第12回公開学習会
       特別支援教育・音楽療法現場での「ボディパーカッション教育」入門






松﨑聡子先生 プロフィール

 昭和音楽芸術学院卒業。

卒業後、学校法人にて幼児音楽教育に携わる。

95年、当時住んでいた神戸で阪神大震災に遭ったことをきっかけに音楽療法を勉強し始める。

高齢者施設、養護学校、療育園、成人障がい者施設、こども病院等で実践と研究を重ねる。

近畿福祉大学非常勤講師を経て、06年東京へ転居。

09年度、洗足学園音楽大学付属音楽療法研究所研究生として

臨床研究アドバンスコース課程修了。

現在は、足立区神明福祉園、横浜市神奈川区反町活動ホームにて、

成人の障がい者のグループセッション、また相模原市小口小児科クリニックにおいて、

発達障がい乳幼児・児童のセッションを実践中。

また、障がい者をケアする人たち(医療スタッフ、施設職員、教員、障害者を抱える家族など)の

ための音楽療法を試行中。

兵庫県音楽療法士、日本音楽療法学会認定音楽療法士。




2010 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第13回公開学習会
       『知的障がい者(青年・成人)対象の音楽療法の実践』






勅使千鶴先生 プロフィール


 名古屋大学大学院教育学研究科修士課程修了。

日本福祉大学教授。幼稚園や保育所で保育実践を観察しながら、研究を続けています。

主な業績:

『韓国の保育・幼児教育と子育て支援の動向と課題』新読書社、2008年。

『韓国の保育・幼児教育と子育ての社会的支援』新読書社、2007年。

『子どもの発達とあそびの指導』(単著)ひとなる書房、1999年。

『3歳児のあそび』(共著)旬報社、1994年てしててって

『3歳 「いれて」「いいよ」っていえるよ』旬報社、1992年。

『子どもたちの四季』(共著)ひとなる書房、1990年、他。



2011 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第14回公開学習会
       音楽療法と『あそび』 ~子どもの発達の視点から~





下川英子先生 プロフィール

 東京藝術大学作曲科大学院修了。

日本音楽療法学会認定音楽療法士。病院や療育施設の音楽療法士をつとめる傍ら、

朝霞市公立保育園巡回相談員など、保育の現場に音楽療法をいかした活動を続ける。

著書に「音楽療法・音遊びー統合保育・教育現場に応用する」(音楽之友社)がある。

「音楽療法・レッスン・授業のための ネタ帳」、(音楽之友社)

主な勤務先:埼玉療育園リハビリテーション科、埼玉県筋ジストロフィー協会黒浜訓練センター、

さいたま市総合療育センター、塩尻市中村病院小児科。




2011 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第14回公開学習会
       音楽療法と『あそび』 ~子どもの発達の視点から~






福井友子先生 プロフィール

 京都女子大学教育学部音楽科修了。 放送大学大学院文化科学研究科修士専科在学中。

日本音楽療法学会認定音楽療法士。病院・療育センター等で音楽療法を実践し、

施設職員研修・特別支援校教員研修・保健所主催講習会等
の講師を務める。

川崎市しいのき学園、葛飾子ども発達センター、おぐちこどもクリニック、

重心自主グループきらり 等で実践。

東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科にて 米国NCATSライセンス取得。

難病のこども支援ネットワーク「いのちの輝き実践研究奨励賞」受賞。




2011 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第15回公開学習会
       重症心身障がい児への音楽療法 ~障がいの理解とアプローチについて~






土野研治先生 プロフィール

 東京生まれ。1965年から1970年までNHK東京放送児童合唱団に在籍し、

NHKの放送やレコ-ディングに参加する。国立音楽大学附属高校から国立音楽大学声楽科に

進み1978年卒業。1981年NHK洋楽オ-ディション、1984年日本演奏連盟新人オ-ディションに合格。

NHK『午後のリサイタル』『えんれんコンサ-ト』に出演、その他多くの演奏活動を行う。

大学卒業と同時に埼玉県立越谷養護学校、越谷西養護学校、寄居養護学校などに勤務し、

障害児の音楽指導や音楽療法の実践研究を行う。

その業績に対して、1993年第2回音楽教育振興賞(毎日新聞・()音楽教育振興財団共催)、

1996
年埼玉県教育委員会教育長表彰、1998年下總晥一音楽賞を受賞。

1996年京都清水寺第81回うらぼん法話及び2004年中宮寺東京妙光会第23回例会で

「人間と音楽」の講演と演奏を行う。2003年東京草月会館に於いて、京都大原実光院天納久和師と

NHK東京児童合唱団による、「声・身体・それが音楽の根源」(日本BGM協会主催)を企画構成し、

声明と児童の声・身体の在りようを示した。2005年、2006年にはシューマンの歌曲による

「土野研治(バリトン)金井紀子(ピアノ)リートデュオリサイタル」を開催した。

2007
年9月には、京都清水寺大講堂円通殿にてリサイタルを開催し好評を博した。

近年はホスピスやビハーラ(仏教的ホスピス)でも演奏会を行っている。

2010
9月には、スウェーデンの、マルメ、ナッカ等でバリトンリサイタルを行った。


音楽療法は日本大学芸術学部内のセッションルームにおいて児童領域を中心に実践研究を行っている。

2009年と2010年には、スカンジナビア・ニッポン・ササカワ財団の研究助成を受け、

「日瑞音楽交流プロジェクト」として、スウェーデンのFMT脳機能回復促進音楽療法との交流を行っている。


声楽を西内静、畑中良輔、西内玲、長井則文各氏に師事。

ピアノを堀江孝子、中村ミキ子、金井紀子各氏に師事。

草津国際音楽アカデミーでエルンスト・ヘフリガー教授の指導を数年間受ける。

エリック・ヴェルバ教授やライナー・ホフマン教授の公開講座でも指導を受ける。


現在、日本大学芸術学部教授、日本音楽療法学会認定音楽療法士 日本音楽療法学会理事、

日本演奏連盟会員

著書に「心ひらくピアノ」(2000:春秋社)

「声・身体・コミュニケーション-障害児の音楽療法-」(2006:春秋社)、

共著に「音楽療法の実際」(1995:牧野出版)「音楽療法入門・下」(1998:春秋社)

「障害児のリトミック指導」(2000:黎明書房)、

発達支援学その理論と実践(2011:協同医書出版社)他がある。




2012 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第16回公開学習会
       障がい児の音楽療法 ~声と身体を軸としたワークと理論~






久保田牧子先生 プロフィール

 東京学芸大学D類音楽学部 音楽学専攻。

故桜林仁先生に論文指導を受け、村井靖児先生の精神病院での音楽療法開始に関わる。

現在、医療における音楽療法の臨床と研究および昭和音楽大学で音楽療法の専門教育に携わる。

精神障害の疾患別、状態別の音楽療法を展開する中で、リエゾン精神医学として

身体疾患(神経内科、緩和ケア)の音楽療法を展開。

幼児/児童の自閉症を中心とする子どもの音楽療法は20余年取り組む。

平成23年度から科研費研究として「心身の健康に寄与する音楽療法のモデル」の研究に取り組んでいる。






2012 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第17回公開学習会
       音楽療法における思春期・青年期への対応 ~主体性獲得の支援~


山本久美子先生 プロフィール


宇都宮短期大学音楽科 准教授、国立音楽大学、東京芸術大学、常葉学園短期大学、

山梨県立大学非常勤講師、日本音楽療法学会認定音楽療法士、同評議員、

山梨音楽療法研究会会長



山梨県甲府市に生まれ、武蔵野音楽大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業後、県内の中学校、

特別支援学校(知的障害)(肢体不自由)に33年間勤務する。その間、遠山文吉氏に重度重複障害児の

音楽療法、宇佐川浩氏に発達的な視点から音楽療法、松井紀和氏のもとで、継続的に症例研究会や

文献購読会への参加、スーパービジョンを受ける。支援学校では、音楽療法の視点を取り入れた指導実践を

行い、1985年から現在まで、文部科学省において、知的障害音楽科の教科書や学習指導要領の

編集委員として、改訂にあたる。
 
 現在は宇都宮短期大学やその他の大学において、音楽療法士専攻コースの学生の指導に当たると

同時に、山梨県内の音楽療法士とティームで、知的障害児・者のデイケアや自主グループ、

地域支援事業として母子のための音楽療法、小学校特別支援学級、国立病院の重心棟等で、継続的に

音楽療法実践にも当たる。

 1982年より、障害者と市民の相互交流を目的に「山の都ふれあいコンサート(一般募集による作詞作曲の

コンサートとオリジナルミュージカル)」を33年間、運営企画実施する。障害児者と家族、一般の方々と月1回

集団音楽療法を行い、創作ミュージカルをコンサートで発表する。


著書:「K子さんの個人音楽療法の分析から」 音楽療法の実際 松井紀和監修 牧野出版1995

    「児童の発達段階や表現方法を考慮した集団活動」知的障害のある子どもへの音楽療法 
    遠山文吉編著 明治図書2005
     
    「シリ-ズ 音楽療法 第7回 実践の現場からの報告 障害児の学校の現場から
    知的障害養護学校の現状と音楽療法の視点を踏まえた音楽活動 -異食の軽減と音楽の使い方-」
    Geriatric Medicine(老年医学) 4月号  ライフ・サイエンス 2005
    
    「特別支援教育への転換~何がどう変わったか~」教育音楽・小学版3月号 
    特集みんなの課題特別支援教育 音楽之友社 2008
    
    「音楽科における改正のポイント」 『ポイントと授業づくり 特別支援教育[知的障害・発達障害]』 
    大田俊己・木村宣孝 編著 東洋館出版社 2010




2013 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第18回公開学習会

      様々な発達段階の子ども達がいるグループの音楽療法




髙山 仁 先生   プロフィール


日本音楽療法学会 理事 認定音楽療法士

 国立音楽大学声楽学科を卒業。(株)河合楽器製作所同社音楽教育事業部仙台支部にて指導主事を

務めたのち1997年に退職、たかやま音楽療法研究所を設立し現在に至る。

2002年に宮城教育大学大学院教育研究科障害児教育専攻を修了。主に障害児()の音楽療法、

特別支援教育における療育的音楽活動を実践研究。現在、宮城教育大学非常勤講師、宮城県立支援学校

外部専門講師、宮城県社会福祉協議会「音楽療法講座」講師。






2013 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第19回公開学習会
       音楽で遊ぶ 音楽で育つ 療育的音楽活動のススメ


2016 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第24回公開学習会
       個別から集団へ、療育的音楽活動の実践講座~音楽「で」育つ療育的活動をめざして~




岡崎 香奈 先生   プロフィール


 神戸大学大学院准教授 日本音楽療法学会認定音楽療法士 神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。

芸術学博士(ニューヨーク大学)。東北音楽療法推進プロジェクト顧問。日本音楽療法学会理事および同認定音楽療法士、

英国・米国公認音楽療法士。ノードフ・ロビンズ音楽療法士および教員資格取得者。世界音楽療法連盟・資格認定委員および

ジャーナル編集委員。  英国王立音楽院ピアノ科卒業。ロンドン・ノードフ・ロビンズ音楽療法センター養成課程修了、

ニューヨーク大学大学院音楽療法学科修士課程および博士課程修了。岐阜県音楽療法研究所主任研究員、ニューヨーク大学専任助手、

洗足学園音楽大学准教授等を経て、現職。主な著書・論文に「音楽療法のための即興演奏ハンドブック」(共著、音楽之友社 1996)、

「不登校児を対象にした音楽療法の試み」(日本臨床心理研究所音楽療法 第7号 1997)、訳書に「障害児教育におけるグループ音楽療法」

ノードフ&ロビンズ共著(共訳、人間と歴史社 1998)などがある。





2014 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第20回公開学習会
       音楽療法における集団力動とプロセスについて





松井 紀和 先生   プロフィール


昭和30年、東京武蔵野病院において音楽療法を開始。32年よりソシオメトリーを応用した集団力動の研究を開始。

昭和33年10月「精神分裂病集団における対人関係の研究」で学位取得。

昭和34年、山梨日下部病院に赴任後は、力動精神医学に基づく精神療法、集団力動の他、作業療法、音楽療法、

心理劇等に力を注ぎ、病院精神医学会、芸術療法学会等で活躍。昭和62年11月、日本芸術療法学会学会賞受賞。

昭和52年日本臨床心理研究所を開設してからは、全国向けのセミナー、音楽療法セミナー、グループダイナミックス

セミナー、看護と活動療法のための力動精神医学セミナー等を毎年主催し、その講師、コーディネーターとして尽力

しているほか、年間を通して、精神分析研究会、活動療法研究会も主催している。その他、県内精神保健関係の地域

活動、全国各地での幅広い講演活動をしている。


山梨県中央児童相談所(スーパーバイザー)  山梨県精神保健審議会(会長)  山梨県精神保健協会(会長)

山梨県臨床心理懇談会(会長)  山梨県思春期問題連絡協議会(会長)  日本芸術療法学会(理事)

日本音楽療法学会(副理事長)  日本精神衛生会(評議員)  日本心理劇学会(理事)
  日本臨床心理研究所 所長




2015 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第21回公開学習会
自閉症スペクトラムの理解と対応~音楽活動における自閉症の不思議~


2016 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第23回公開学習会
音楽療法における集団力動~集団から学ぶこと~






山本 智紀(やまもと ともき) 先生   プロフィール


福岡県にある福智山のふもと直方で、農家の長男として生まれる。幼少の頃は、大自然の中で

スクスクと
育つ。大学では建築を専攻。卒業後、一度は住宅メーカーの営業職に就くが、半年で

退社。 その後宮大
工を目指し京都へ。ある縁で大徳寺にて修行。 そこで小坊主として掃除、

畑仕事、庭作りに明け暮れる中、
突然「そうか、私はタイコだったのか!」と気付き音楽に目覚める。

ある日インドネシアのケチャックダンス
(ケチャ)に触れ、「私の求めている音楽はこれだ!」と衝撃を

受ける。そして、本物のケチャックダンスを見
るためインドネシアのバリ島へ。ここでアフリカ楽器

「ジェンベ」と出会う。200012月からは「ジェンベ」の
本場、西アフリカのギニア・セネガル・マリ・

ブルキナファソを回り修行。ママディ・ケイタをはじめ、各国でジェ
ンベの手ほどきを受ける。

帰国後はドラムでの楽しさと気持ち良さを伝える為、渋谷ぐらするーつにてジェン
ベビギナークラスを、

さらに、一体感と音の波をみんなで感じられるクラスを自主開催。その生徒さん達と、
レベルを問わず、

保育園や学校、障害者施設などで幅広く演奏活動も行っている。今後はアフリカ音楽に
こだわらず

様々な世界とのセッションを楽しみつつ、音と人とのコミュニケーション、リズムアンサンブル、グ
ルーヴの

気持ち良さを伝え追求し、音楽のチカラをもっともっと大きくできるよう、精進中である。




2015 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第22回公開学習会
        アフリカンドラムワークショップ






内田 伸子 先生   プロフィール


十文字学園理事・十文字学園女子大学特任教授、 筑波大学客員教授。お茶の水女子大学名誉教授、

学術博士。

【専門分野】 発達心理学,認知心理学,認知科学,保育学。


【履歴】 お茶の水女子大学文教育学部卒業、大学院修了、学術博士、お茶の水女子大学文教育学部専任講師、

助教授(1980)、教授(1990)を経て、1998年同大大学院人間文化研究科教授。2002年より子ども発達教育研究

センター長、2004年より文教育学部長、2005年よりお茶の水女子大学理事・副学長 、2012年より筑波大学常勤監

事、2014年より 現職。


【主要著書】 『子どもの文章:書くこと考えること』(東京大学出版会1990)、『まごころの保育―堀合文子のことばと実

践に学ぶ―』(小学館)、『発達心理学―ことばの獲得と教育』(岩波書店1999)、『異文化に暮らす子どもたち』(金子

書房2004)『よくわかる乳幼児心理学』 (ミネルヴァ書房2008)、『世界の子育て―貧困は超えられるか』(金子書房

2012)、『子育てに「もう遅い」はありません』(冨山房インターナショナル2014)『0歳からのエデュケア』(冨山房インタ

ーナショナル2015)、『高校生のための心理学講座』(誠信書房,2016)ほか多数。

【審議会など】 国立教育政策研究所「幼児の論理的思考の発達調査プロジェクト会議」(主査)、最高裁「裁判員制

度の有識者会議」(委員)、文化庁国語審議会委員、ほか。

【受賞歴】 城戸奨励賞(日本教育心理学会1978)、読書科学研究奨励賞(日本読書学会1980)、読書科学賞(日

本読書学会2000)、磁気共鳴医学会優秀論文賞(日本磁気共鳴医学会2006)、日本心理学会国際賞功労賞(日

本心理学会2016)。


【社会活動】 NHKのおかあさんといっしょの番組開発やコメンテー ター、ベネッセの子どもチャレンジの監修、しまじろう

パペットの開発、創造性開発の知育玩具「エポンテ」シャチハタとの共同開発(「日本おもちゃ協会」知育玩具部門優秀

2015)。




2016 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第25回公開学習会
    「子どもの遊びを考える」






梶谷 祐子 先生   プロフィール

 東京藝術大学音楽学部声楽科・同大学大学院修士課程音楽学(音楽教育)修了。

自閉症、重度の知的障害と言われる息子を授かったことをきっかけに、音楽教育・

音楽療法の道に進む。誰でも受け入れる音楽教室・樂音社、樂音社音楽療法研究会

を主宰する傍ら、療育機関や小学校・大学等の現場に携わり、幼児から高齢者まで

様々な方と音楽を介して関わる経験を積む。2009年4月、東京都立特別支援学

校の教員となり、現在に至る。



2018 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第27回公開学習会
    「音楽療法をどう生かすか」






児山 卓史 先生   プロフィール

 1975年生まれ 昭和音楽大学ピアノ科卒。神奈川県立の特別支援学校教諭。

これまでに中学部(知的障害、肢体不自由)高等部(知的障害、肢体不自由)を担

当する。

特別支援学校の音楽活動の充実をテーマに日々実践を重ね、昨今は若手を育てるた

め、サブティーチャーとして校内の授業作りを支援している。また、特別支援教育

におけるICT活用についての実践研究及び啓発を積極的に行っている。卒業生を中心

とした歌うことが好きな人のためのサークル「COSMOS」主宰。




2018 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第27回公開学習会
    「音楽療法をどう生かすか」






初塚 眞喜子 先生   プロフィール


相愛大学人文学部人文学科心理学専攻教授。

奈良女子大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。

専門領域:臨床心理学、発達心理学。臨床心理士、臨床発達心理士。

著書「赤ちゃんから学ぶ『乳児保育』の実践力」(共著、保育出版社2010年)
  「乳児保育(第4版)」(共著、建帛社、2016年)
  「アタッチメント理論から考える保育のあり方」(教育と医学、慶應義塾大学出版 2016年)他




2018 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第28回公開学習会
    「アタッチメント(愛着)理論を学ぶ」









二俣 裕美子 先生   プロフィール


 国立音楽大学教育音楽学科第Ⅱ類卒業。障がいを持つ児童・青年に対する音楽療法に出会い、

障害者施設の音楽講師や幼稚園のリトミック講師を経験後、東京学芸大学(科目等履修)、放送大学で、

障害児教育、心理学、言語学などを学ぶ。

音楽療法のために作った曲が「静かな森の大きな木(春秋社)」他に収録されている。

現在、自宅にて障がいを持つ人を含む幼児~成人のピアノ・歌唱指導に従事。日本音楽療法学会認定音楽療法士。




2018 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第28回公開学習会
    「アタッチメント(愛着)理論を学ぶ」





遠山 文吉 先生   プロフィール

(昭和19年6月25日生まれ)

昭和39年 東京藝術大学声楽科入学

昭和43年 東京教育大学(現筑波大学)盲教育部特設教員養成コース入学

昭和44年 東京藝術大学大学院音楽教育専攻入学

昭和49年4月 埼玉県所沢市「かしの木学園」勤務

昭和52年4月 国立久里浜養護学校勤務

昭和61年4月 宇都宮大学教育学部附属養護学校勤務

平成 9年4月 国立音楽大学勤務

平成22年4月 東京藝術大学音楽学部応用音楽学勤務

現在は、「うつのみや音楽療法研究会」の会長を務めている

【著書(例)】
・  遠山文吉編著「知的障害のある子どもへの音楽療法」
  ―子どもを生き生きさせる音楽の力― 明治図書 2005年
・(共著)「子どもの音楽療法」―対象の理解と目標の設定に焦点をあてて―
  国立音楽大学音楽研究所音楽療法研究部門編纂『音楽療法の現在』


 国立音楽大学教育音楽学科第Ⅱ類卒業。障がいを持つ児童・青年に対する音楽療法に出会い、
障害者施設の音楽講師や幼稚園のリトミック講師を経験後、東京学芸大学(科目等履修)、放送大学で、
障害児教育、心理学、言語学などを学ぶ。
音楽療法のために作った曲が「静かな森の大きな木(春秋社)」他に収録されている。
現在、自宅にて障がいを持つ人を含む幼児~成人のピアノ・歌唱指導に従事。日本音楽療法学会認定音楽療法士。

2019 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第29回公開学習会
    「子どもたちとの心の接近・響き合いを求めて」





山本 勝造 先生   プロフィール

(元所沢市立かしの木学園園長)

1973年(昭和48年)、埼玉県所沢市で行われていた「あゆみの会」活動に参加。

「在宅」を余儀なくされていた親御さん達と施設建設をめざす。

1974年心身障害児母子通園施設「所沢市立かしの木学園」開園。

運営委託は(福祉法人)所沢市社会福祉協議会。2006年(平成18年)「障害者総合支援法」により児童発達支援事業となっている。


2019 ミュージック・プレイ・セラピィ研究会 第29回公開学習会
    「子どもたちとの心の接近・響き合いを求めて」




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