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食べ物のメリット・デメリット

野菜
毎日積極的に摂りたい体によく効く「家庭の常備薬」

商品イメージ1

5.胃腸の弱い人に効く毎朝一杯の「キャベツジュース」

「キャベツ」 旬・・・34月頃

キャベツは(甘藍・球菜)はアブラナ花の越年草で、ヨーロッパの大西洋岸・イギリス南部からスペインにかけて、さらにアドリア海岸にかけ、その原種が自生している。ヨーロッパでは有史以前から栽培され、ローマ帝国でも食用にされていたという。

日本へは宝永年間(170411年)に入ったといわれ、貝原(かいばら)益軒(えきけん)の『大和本草』にはオランダ菜として出ている。

現在はその名は英語系のキャベツを使用することがほとんどであるが、昔は甘藍が多く用いられ、市場では球菜が使われていた。

 

□メリット

1.非常に食べやすい野菜で、いろいろな料理に使うことが出来る。食物繊維に富み、酵素類も多く、生で食べると便通をよくするだけでなく、胃腸の働きをよくする。

2.キャベツには、ビタミンU(キャベジン)が含まれており、胃潰瘍の予防や治療に効果がある。ビタミンUには抗潰瘍性ビタミンという異名もある。胃の調子の悪い人、胸やけのする人には、毎朝キャベツのジュースを飲むことを勧めたい。

3.ミネラルも多い。特に血圧を下げる働きのあるカリウムを多く含むので、高血圧の予防によい。また、カルシウムも多く、しかもキャベツのカルシウムはほかの野菜に比べて吸収率がよい。従って「骨粗鬆症」の予防によい。

4.古い植物図鑑には、「キャベツを常用すると、血液を新鮮にし、体質を強健にし、病毒に対する抵抗力を増し、流行病に冒される心配は少なくなり、従って副食物として最上のものである」と書かれている。

5.キャベツやホウレンソウ、タマネギなどの野菜には、白血球の腫瘍壊死因子TNFというガン細胞を破壊するタンパク質を増加させる効果がある。

  この作用はインターフェロンの抗ガン剤と同程度の力があるという(帝京大学薬学部・山崎正利教授)。キャベツにはこのほかに、イソチオシアネート・インドール・フェノール・ステロールという物質があり、ガンの予防に効果があると期待されている。イソチオシアネートとは辛味成分である。

6.その他、芽キャベツには、ガン予防物質であるインドール・フェノールのほか、セレンも多く含んでいる。

7.『本草(ほんぞう)拾遺(しゅうい)』には、「骨髄を補い、五臓六腑を利し、関節を利し、経路中の結気を利し、耳目を明らかに、人を健やかに、睡眠を少しにし、心力を益し、筋骨壮健にする」とある。

8.生のキャベツは、高血圧を予防し、肝臓疾患や胆嚢(たんのう)炎にも効果がある。

 ■デメリット

1.キャベツはまことに薬効の多い野菜の1つであるが、欠点もないわけではない。(かん)(らん)性甲状腺腫といって、食べ過ぎると甲状腺が腫れるのである。ウサギで実証されている。キャベツやかぶ類の仲間の中に含まれているピリッとする香辛料的な物質(チオーオキサゾリジン)が問題なのである。

  チオーオキサゾリジンは甲状腺におけるホルモン(サイロキシン)の合成を阻害することにより、血中濃度を減少させる。その減少が視床下部(脳の中央部にある生命現象をコントロールする部分)そして下垂体を刺激して甲状腺ホルモンの分泌を促す。結果として甲状腺が腫れるということになる。

  こういう甲状腺の腫れを栄養条件性甲状腺腫という。これは中国内モンゴル自治区などのように地方的にヨウ素が不足しているところで特に見られる。(地方性甲状腺腫)

  このように、キャベツにはサイロキシンの合成を阻害する物質が含まれているので、甲状腺機能低下症の治療剤服用患者は、キャベツ、芽キャベツ、カリフラワーなどの摂取を避けること。

  また、このキャベツが胎児や幼児に害を及ぼす例として、クレチン病(発育不全となる病気)の原因になる場合がある。わさび(特に練りわさび)にも同様の害がある。

        
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商品イメージ26.利尿効果があり血圧を調節。冷え性の人は食べ過ぎないこと

「きゅうり」

キュウリ(胡瓜)は、ウリ科の一年生のつる草で、過日は完熟すると黄色くなる。黄瓜(きうり)とも呼ばれるのはこのためである。食用になるのは未熟な若い果実である。

胡瓜の原産地はヒマラヤ山嶺南部といわれるが、エジプトでは紀元前1700年頃既に栽培されていたし、ローマ時代にも知られていた。シナへはシルクロードを経て6世紀に華北地方へ入った。正常の胡(ペルシャ)から入ったので胡瓜という。

我が国では、平安前期に成立した『倭名類聚鈔(わめいるいじゅしょう)』の記録が最古である。

 □メリット

1.キュウリは栄養学上、それほどメリットのある野菜ではないが、生で食べられ、みずみずしいところがよい。漬け物にしても酢の物にしてもおいしい。

2.カリウムがナトリウムに比べ200倍も多いので、高血圧の予防によく、利尿作用もある。

3.漢方では小児の熱性下痢によいといわれ、現在の漢方医学でも、キュウリは清熱解渇、利尿、消腫の効果があるとしている。水分の多い野菜だからでもある。

4.ビタミンCは比較的多く、βカロテンもある。ただし、近年のハウス栽培物のキュウリは形がよいだけで、露地物に比べてビタミンCは少なく味も落ちる。

5.キュウリは緑黄色野菜には入らないが、ビタミンCやβカロテンのガン抑制作用以外に、ガン抑制物質(テルペン・フェノール・ステロール)が含まれている。まっすぐな物より曲がった物に多いという。

 ■デミメリット

1.体を冷やす性質があるため、冷え性の人や胃腸の弱い人は食べ過ぎてはいけない。ただ、この性質のために利尿作用があると考えられる。

2.βカロテンやビタミンC以外のビタミンは非常に少ない。鉄分も少ない。

3.食物繊維も少ない。

        
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7.あく抜きしないゴボウの煮物は精力増強に

「ゴボウ」

ゴボウ(牛蒡)はキク科ゴボウ属の二年草で、ヨーロッパからヒマラヤ、中国の温帯に分布する。原産は中央アジアともいわれる。

牛蒡とは漢方薬の名で、ゴボウはその音読み、『倭名類聚鈔』では種子が(あく)(じつ)として記載され、1000年前から栽培されていたと推測されている。

以前は野菜として栽培されていたのは日本だけであった。そのため、大戦中に連合軍の捕虜にゴボウを食べさせた日本人が東京裁判で有罪になったこともある。(罪状は「木の根っこを食わせた」というもの)。しかし、最近はヨーロッパでも栽培されていると聞く。

 □メリット

1.食物繊維が多く、便秘の解消によい。とくに、ゴボウの繊維は、白米や肉などの2,30倍の水分を吸収し、便通をよくし、腸内の好気性菌の増殖を促し、ビタミンを腸内で合成するのに役立っている。

  また、コレステロールやナトリウムを吸着し、排出を促し、吸収が抑制される。その他、老廃物も取り去る。

2.ゴボウには血糖値を低下させ、糖尿病を予防する作用がある。これは食物繊維の存在によって腸から糖分の吸収が抑制・遅延されるためであろう。

3.アク抜きしないゴボウの煮物は、精力増強・強壮強健の作用があり、妊娠食としてよいといわれている。

4.ゴボウには比較的ミネラルが多く、高血圧の予防によい。亜鉛や銅・セレン・鉄もある。セレンはガン予防に働く。

5.根や葉にはタンニンがあるので消炎作用があり、止血にも効く。ゴボウの生の葉をもんで切り傷に塗りつけるとよい。化膿してしまった部位には葉に塩をまぶしたものを貼ると3,4日で治るという。

6.ゴボウ入り野菜スープは胃弱によく、煎じ汁は健胃剤になる。ゴボウのおろし汁は胃痙攣(けいれん)に効果がある。

7.漢方では、ゴボウの種子(牛蒡子・大力子)は解熱・解毒・利尿によいとされている。

8.『本草綱目』には「牛蒡は五臓六腑の悪気を去り、手足の弱気を治し、中風、脚気(かっけ)(よう)(そう)(頭に出来る腫れ物)、咳、疝気(せんき)(腸や腰部の痛む病気)、(うつ)を治すとある。

 ■デメリット

1.アクがきわめて強い。アク抜きして用いることが多いが、そうするとミネラルも抜け、香りや素朴な風味がなくなる。

2.食物繊維が多いので、過食すると胃腸を害する恐れがある。

        
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8.殺菌作用に注目、刺身に付いている青ジソは必ず食べること。

「しそ」

シソ(紫蘇)はシソ科の一年草で、青ジソと赤ジソに区別される。赤ジソの方は、主に梅干し用で、一般に利用されているのは青ジソの方である。また、特有の香りのもとは、シソアルデヒド(ペリルアルデヒド)と名付けられている。

 □メリット

 1.赤ジソの葉には色素が多く、梅漬けの色づけに利用されるが、この紅色は「シソニン」と名付けられている。アントシアニン系の化学物質であるが、青ジソにもある。

 2.シソは、βカロテンが非常に豊富で、食用植物の中で一番多い。

   βカロテンやビタミンAは、消化器や生殖器などの粘膜の機能を正常に保ち、発ガン物質(過酸化酵素など)が遺伝子を傷つける以前に無毒化させる。さらに、βカロテンには制ガン・抗腫瘍(悪性・良性をも含めて)効果がある。βカロテンは腸壁でビタミンAとなるが、ビタミンAは、前記の作用のほか、視物質としても重要であり、極度に不足すると夜盲症になる。

   その他、シソには、ビタミンB群やビタミンCも豊富に含まれている。ビタミンCにもガン予防作用がある。また、テルペンというガン予防物質も含まれている。

 3.ミネラルも非常に多い。しかもカリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛・マンガン・銅など人体に必須のものがほとんど含まれている感じである。それが古来、シソが薬用として広く用いられている理由の1つと考えられる。

 4.シソは、梅干し(梅漬け)に入れる生姜とともに、アニサキス(魚類を経て人体に寄生する回虫に似た線虫の仲間)の幼虫を死滅させる力がある。

 5.シソの実には、昔から健胃・発汗・(ちん)(がい)(咳を鎮める)・(きょ)(たん)(痰を取り去る)・利尿・浄血・精神安定の効ありとされている。

   また、神経症・不眠・喘息・風邪などの漢方薬には、シソの入っているものが多い。昔から、風邪・咳・気管支炎の名薬として知られている古蘇散は、シソと杏仁(あんずの種子)が主剤である。

 6.シソの煎じ汁は、魚の中毒・咳・胃腸病によく効く。切り傷に、シソの葉のもみ汁をつけておくと化膿しない。

 7.シソの葉を乾燥させて粉末化させたものは、米飯にふりかけて食べると血行をよくするという。

 8.「紫蘇」の蘇は蘇生の蘇で、生き返るという字義からも察せられるとおり、紫蘇は人をよみがえらせる力のある植物ということである。

■デメリット

 1.紫蘇は大量に食べるものではないため、ミネラル・βカロテンを除いては、ビタミンの供給源としては弱い。

 2.刺身に付いている青ジソは必ず食べるとよい。しかし、洗っていないものは食べてはいけない。農薬が残っている場合がある。これを単なる飾り物としてしか理解していない料理人は洗わずに出すこともあるようだ。

 3.シソの葉の摘み取りに際し、皮膚が刺激され、アレルギー症状を起こすことがある。

        
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