記事タイトル:静謐な都会の詩情 


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お名前: いしい きみたか    URL
 Picabiaさん、こんばんわ。〜Wheel 大濠公園〜を見ていただきコメントあり
がとうございます。
 先月下旬の休みの日によく歩く大濠公園近くのファーストフード屋さんの側を
通りかかると今年も歩道の路面には街路樹からの無数の枯葉が張り付いてるのが
眼に止まりました。最近写真系のホームページで紅葉のきれいな作品の数々を拝
見してましたが、特に石畳の地べたに赤い紅葉が無数に張り付いた作品が印象に
残ってましたのでそれをヒントに早速三脚を立てて撮りました。側にあった放置
自転車も利用させていただき、道の端に掃いてあった枯葉を集めて来て見栄えの
よいように脚色しました。
 日頃上海のような大都市での街頭のTV映像をよく見かけます。大勢の人々が皆
同じような服を着て自転車に乗っていく印象が強かったのですが、今や日本や韓
国やアメリカの人々とほとんど変わらない雰囲気で若者も垢抜けた服装をしてる
ようですね。時代の流れを感じました。

お名前: LIGHT HOUSE    URL
いしいさん、毎月僕のホームページをご覧くださり、ありがとうございます。
上海旅行は駆け足でしたので、充分にモチーフを消化し表現出来ませんでした。
また機会を見て出掛けたいと思っています。

自転車のタイヤと歩道に舞う枯葉と和食の店が、近景と中景と遠景を構成する写真。
何気ない都会の日常を切り撮った風景ですが、全体に暖色のトーンと相まって心温ま
る雰囲気を感じます。人影がないのに人の温もりが画面から伝わってくるようです。
今までの造形的、構成的な画面とは違った、いしいさんの新たな境地を見た思いです。
さらに今後、どのように展開されていくのか楽しみです。

ところで先日、福岡市がアジアに向けて企業誘致に取り組みんでいるとのニュースを
見ました。東京よりも上海の方が遥かに近く、最もアジアと深い関わりがある都市と
の紹介でした。
これから上海や香港と並ぶようなアジアの拠点都市になるかも知れませんね。
博多港から上海行きの航路が開設されると面白いのですが。

これから寒さも深まり、夜の撮影が厳しくなりますが、空気が冴えて、綺麗な写真が
撮れそうです。
健康に留意され、さらなるご活躍を期待しています。

お名前: いしい きみたか    URL
 Picabiaさん、〜パーク 西油山〜を見ていただきコメントありがとうございま
す。
 赤いセロハンのストロボを人工物全体に光が行き渡るようにあちらこちらから
光を当てて果たしてどのような色で仕上がってくるか見当がつきませんでしたが、Picabiaさんご指摘のようにオーストラリアの西日に輝くエアーズロックのような
色となってくれました。
 ストロボ光はフル発光で当ててます。何も色をつけない光でまともに当てると石
で出来た人工物は露光オーバーの白く飛んだ物となって画面から浮いた印象になる
かもしれません。赤いセロハンを付けて発光させると多少光がオーバー気味のほう
がメリハリある赤の効果が現れるようです。バルブ撮影で補助光としてストロボを
使う際に色をつけるかつけないかは1回目の撮影結果を見てから判断することの方が
多いですね。

お名前: LIGHT HOUSE    URL
「パーク 西油山」の写真を拝見しました。オーストラリアの有名な赤い巨石のよう
に見えました。
赤い大地と淡い夜空のブルーが雄大な雰囲気を醸し、街の灯が夢幻の世界に誘ってい
るようです。
福岡も郊外の丘陵地が開発され、更地と市街地のコントラストの面白さを、多の作品
からもうかがえます。

こらからの課題として、どこまでセロファンによる着色や人口光を多用するか、ある
いは制限するか、判断が難しいですね。
撮影時のフィルターや赤外線フイルムの使用や、デジタル化による加工などでもさま
ざまな表現が可能です。
しかも、そうした表現は無限でしょう。
でも、どのように表現したいのか、内なるイメージに沿った独自の表現テクニックを
探究して欲しいものです。

お名前: いしい きみたか    URL
 Picabiaさん、コメントありがとうございます。
 ここも何度か足を運ばれて御存知かと思いますが、ここでの停車時間は長く30分
は待機してたように記憶してます。日曜日はここの風景を眺めに来るお客さんが多
く当時でも穴場的スポットでした。当然のことですが、停車時間中にも車掌さんが
乗客一人一人からちゃんと料金をいただいてました。
 この茶色の電車は、1995年に福岡の空の下で朝のテレビ番組が鶴見駅での現役引
退のセレモニーを生で中継してるのを見た記憶があります。今では黄色の103型車
輌が一日中動いてるのでしょう。この型の電車も近い将来、鶴見線でも最新型の車
輌と交代すると聞きました。
 103型の電車は総武線各駅停車や京浜東北線でよく利用して無骨なモーター音と
振動が印象に残ってますが、鶴見線を退けば首都圏で見れるのは青梅線か武蔵野線
辺りになるのでしょうね。

お名前: LIGHT HOUSE    URL
いしいさん、こんばんは!
鶴見線「海芝浦駅」チョコレート色の一輛の電車、左手には夜の海が広がり、
人の去ったホーム、とても味わい深い写真です。
古い電車に灯された黄色い灯りが懐かしい旅情を誘います。
そして海の向こうホームのフェンスの間にベイブリッジのライトアップされた
橋脚が小さく見え、視線が画面を何度も移動します。
昔の映画の一齣みたいですね。

同じく鶴見線の国道駅の写真もノスタルジックで渋い味わいに魅せられます。
アーチ型の高架下の柱と赤ちょうちんの取り合わせが絶妙です。

いしいさんの近代的な都会の風景も好きですが、こうしたノスタルジックな写
真も素晴らしいです。
 
都会は人が集まる空間なのに、近代的な都市ほど人間臭さが希薄で、逆に廃れ
て人影が絶えた場末の方が人間臭が漂うのも不思議です。

これからも、いしいさんの写真を楽しみにしています。 

お名前: いしい きみたか    URL
 Picabiaさん、今回も見ていただきコメントありがとうございます。
 真冬の抜けるような青空に陽の当たった冬の芝生は金色に輝いてとてもお似合
いだと思います。コダクロームの選択で芝生のディテールが細かく描写できてる
ようにも感じます。
 8月はこの調子で行くとコンパクトカメラでちょこちょこ撮っただけで過ぎてし
まうのかと思ってたら、お盆の日に運良くよい撮影素材を発見できました。長時
間露光の写真は仕上がるまでどうなるのか想像できないことが多いですが、今回
は緑色の自販機の他にもいろんなものが結果的に味方してくれたようです。
 今月も歩けば歩くほど撮影素材が姿を見せてくれるような気がするので季節が
よくなった分足で探して行きたいですね。

お名前: LIGHT HOUSE    URL
いしい きみたかさん、「平和台通り」拝見しました!
先日の台風16号、とんだトバッチリでしたね。福岡市は以前にも大水害に遭ったりで、
被害を被った方々はお気の毒という以外ありませんが。
英連邦墓地の写真、真冬の抜けるような晴天の日に撮りましたが、芝生が枯れていたの
で、今度は秋と春に再度、挑戦しようと思っています。

いしいさんの新作「平和台通り」、いつもながら日本ではないような洒落た雰囲気が感じ
られます。
アメリカ西海岸の町の一角、人通りの絶えた夜、白熱の照明に浮かび上がる緑色の自動販
売機のかすかな音だけが伝わってくる・・・そんなシーンを想像させます。
いしいさんの写真でいつも感心するのは、ガラスと光の処理、そして都会の静謐な詩情と
いったものの表現です。
これからも新作を期待しています。

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