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■八十岡 翔太 結果が求められるプロの世界においても、他者とは一線を画した独特の自作デッキで活躍を続ける求道者。 2006年にプロツアー最優秀選手賞、2009年にはMagic Online最優秀選手賞を受賞。その次元を問わない強さに敬意を表して八十岡のデッキは「ヤソコン」と呼ばれている。『Player Championship』決勝戦における、渡辺雄也との激闘も記憶に新しい。 主な戦績:『Finals2001』第3位、『プロツアー・チャールストン2006』優勝、『グランプリ神戸2011』優勝、『日本選手権2011』Top8入賞など、受賞多数。 八十岡プロのコメント: 昔から夏の『日本選手権』、冬の『Finals』と言われており、『Finals』は「若手の登竜門」とも呼ばれていました。 かくいう自分も、初めてプレミアムイベントでTop8入賞を果たしたのは2001年の『Finals』でした。 しかし、今年から『日本選手権』がなくなり、その上に『Finals』もなくなってしまうということに。 そんな時、年末に何もイベントが無いのはよくないということでこのイベントを開きたいという話を聞き、それならば自分も出来る限りの協力をしたいと思いました。 やはり年末に何も大きな大会が無いというのはモチベーションにも関わる事ですし、何かしらの目標があった方がやりがいもあるというものです。 流石にこのイベントが『Finals』の代わりになるとは言いませんが、それでも近い存在にはなってもらえる大会になると思いますので、たくさんの人に参加してもらえればと思います。 |
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■中村 修平 日本語版公式サイトでコラム『マジックプレイヤー的、地球の歩き方』を連載する中村は、1年の約半分を海外で暮らす国際派。何年にも亘って地球を舞台に飛び回り、2011年には日本人としては2人目となる『MTGプロツアー殿堂』入りを果たした。名実ともに、日本のMTGを象徴するトッププレイヤーである。 主な戦績:『Finals2002』優勝、『グランプリ広島2006』優勝、『日本選手権2009』優勝、『グランプリ・コスタリカ2012』優勝など、受賞多数。 中村プロのコメント: どうやら、『Finals』が本当に無くなってしまった。それが実感できたのは、「Finalsみたいなお祭りイベントをやろう」と梅咲からこの計画を聞いた時です。 近年、『Finals』の開催には紆余曲折があったようにも見えましたが、それでも実際になくなると寂しいと感じてしまうのは思い入れがありすぎるからでしょうか。 それは、今回のイベントの発起人である梅咲にしてもそうだと思います。 『代わりとまではいかないけど、そんなイベントになれれば…』 せっかくの年末の風物詩を、このまま終わらせてしまうには忍びない。 なんのかんの言っても、私や梅咲のような人間は『Finals』という大会に対して愛着があるのです。 ですが、肩肘を張り過ぎている感がないではありません。 あの大会はあの大会であって、代わりとなるには個人という枠組みの中では厳しい部分もあるとは思います。 まあ、それはそれで別の話。 単純に、皆さんと一緒にお祭りを楽しめればということで二人での会合は終わりました。 久しぶりに日本に帰国した9月の終わりの事です。 さて。そういう事ならば、私は何をするか。 答えは解りきっています。何せ私はと言えばマジックをするのが仕事ですからね。 それでは、『関東Finals』でお会いしましょう! |