◆◆◆ラウンドカバレージ◆◆◆ ■Round9 平田　弘達(神奈川)　vs.　川居　祐介(東京) By Yugo Tsuda　 　本日行われる予選もこれが最終戦、勝った方がTOP8進出というマッチアップ。　 TOP8進出を決めるのは果たしてどちらのプレイヤーだろうか。 【Game 1】 　先手の平田は《思考囲い/Thoughtseize》で《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》を落とし、《思案/Ponder》と順調な立ち上がり。 　これに対し川居は淡々と土地を置き続ける。 　 　川居のエンドに唱えられた《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》は《対抗呪文/Counterspell》でカウンターされるが、続く自分のターンに《精神を刻む者、ジェイス/Jace， the Mind Sculptor》。これが通り0能力で手札を整える。 　返しで川居も《精神を刻む者、ジェイス/Jace， the Mind Sculptor》、お互いの場にジェイスが並ぶ。 　平田の《思考囲い/Thoughtseize》で明らかになった川居の手札は《相殺/Counterbalance》《Force of Will》《乾燥台地/Arid Mesa》の3枚、この中から《Force of Will》を抜く。そして《名誉回復/Vindicate》で《精神を刻む者、ジェイス/Jace， the Mind Sculptor》を破壊。 　川居は先程積んでいたの《天使への願い/Entreat the Angels》を奇跡で唱え天使トークンを2体だす。 　平田は2枚の《剣を鍬に/Swords to Plowshares》で天使トークンを退けて《精神を刻む者、ジェイス/Jace， the Mind Sculptor》を守る。そして《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》を起動して攻撃を開始する。 　川居は《罰する火/Punishing Fire》で《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》を除去し、ライフの減少を食い止めることに成功する。 （Yuusuke Kawai） 　しかし平田の《精神を刻む者、ジェイス/Jace， the Mind Sculptor》の忠誠度がどんどんと溜まっていく一方だ。 忠誠度が13まで溜まった所で2枚目の《罰する火/Punishing Fire》で奥義発動を食い止める。 　 　持ちこたえた川居は《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》で《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》に辿り着く。 《罰する火/Punishing Fire》がゲームをコントロールし始めると平田はカードを片付けた。 平田　0-1 川居 【Game2】 　７枚ですぐにキープした平田に対し、川居はダブルマリガン。５枚のハンドも渋々キープといった表情。それもそのはず土地が１枚しかない。 　川居の唯一の土地が《不毛の大地/Wasteland》で割られてしまい、土地が引けないのを見て川居はすぐに投了を宣言。 　勝負は３本目に突入した。 平田 1-1 川居 【Game 3】 　ファーストアクションは川居の《相殺/Counterbalance》、平田はこれを《呪文貫き/Spell Pierce》で打ち消す。 　 　平田は《未練ある魂/Lingering Souls》でトークンを出し攻勢に出る。トークンが一度攻撃を通し、フラッシュバックで4体のトークンが並んだところで川居は《紅蓮地獄/Pyroclasm》でリセット。 　後続として平田が唱えた《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》で明らかになった川居の手札は《罰する火/Punishing Fire》×３《剣を鍬に/Swords to Plowshares》《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》というもの。 　平田は《未練ある魂/Lingering Souls》で再度トークンを出すのだが、川居には《罰する火/Punishing Fire》と《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》揃っており中々ダメージが与えられない。 （Koutatsu Hirata）  　《名誉回復/Vindicate》で《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》を割ることに成功する平田だが、川居の《紅蓮地獄/Pyroclasm》によって再度リセットされる。 　２枚目の《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》を引き盤面は川居がコントロールし始める。 しかし時間が足りない。延長ターンに入っても決着は付かず、引きわけとなった。　 平田 １−１−１ 川居