Coverage of 2006 Tokyo Regionals 2nd
長梅雨の中、開催されていた日本選手権予選も終盤戦を迎え、スタンダード構築戦シーズンは、いよいよ最終局面だ。残り少ない本戦への切符を目指し、プレイヤー同士の熱い火花が散る。

さて、同会場で11日に行われた東京1次予選は112名と、東京で開催された予選としては比較的少人数だった。しかし、メタゲームの研究も進み、調整に調整を重ねた自信のデッキを持ち込んだプレイヤーは、実に228名。テーブルは超満員だ。

どのくらい超満員かというと、受付テーブルとフィーチャーエリア、果てはジャッジステーションにすら食い込もうかというほど。まさに「関東は激戦区」というインパクトに疑いの余地は無いだろう。

東京1次予選を振り返れば、コントロールデッキとトロンが圧倒的な勝利を飾ったという幕切れだった。しかし他地域の予選を見れば、ビートダウン系のデッキが多く予選を通過しているという事実も浮かび上がってくる。

……今年は、参加人数による通過枠の格差という面で、数字の上では全くのイーブンとなったが、「地域メタ」という部分では、やはりその分布は全く異なっている。「使用デッキとプレイヤースタイルによって会場を選ぶ」という視点で、遠征を試みるプレイヤーもいたほどだ。ともあれ、今回も関東はコントロールデッキの大号令なのだろうか。それとも、また違った世界が展開されるのだろうか。注目したい。
EVENT COVERAGE INFORMATION
 ■Round8: 渡辺和也 vs 石原隆志 ←更新分
 ■Round8: 寺西隆鎮 vs 岡田尚也
 ■Round6: 藤田敬介 vs 毛利武将
 ■Round5: 荒井 仁 vs 久保田 健太
 ■Round5: 清水直樹 vs 石原隆志
 ■Round4: 相澤恵司 vs 荒井仁
 ■Round3: 山野健一朗 vs 山崎雄毅
 ■Round3: 新井智也 vs 土屋ハインリッヒ
 ■Round2: 庄山洋平 vs 石川等  ←更新分
 ■Round2: 岡田大介 vs 高梨光
 ■Round1: 原田聡 vs 工藤郁大
 ■The Top 14 Decks
 ■Final Standings
 ■Player List