Round5　堀哲也vs幅田一誠

By Yoon soohan　

第５回戦のフィーチャーマッチは、全勝対決の模様をお送りします。

幅田の使用デッキは通称『GG』と呼ばれる《よりよい品物/Greater Good》デッキ。
対する堀は『シーストンピー』と呼ばれる緑青赤のクロックパーミッション。

この対決は基本的にデッキに入っているカードが重たい『GG』側が『シーストンピィ』側の軽いクリーチャー＋カウンターに対処しづらい為に不利なマッチといわれています。
しかし、お互いにここまで全勝して強者。 １ミスでもしようものなら、相性差も関係無いでしょう。

ここで勝てば日本選手権の権利に王手をかけれる非常に重要な試合。 白熱したゲームが期待できそうです。

Game1 ダイスロールの結果、幅田が先手なるがマリガンスタート。 堀はマリガン無し。 堀、《密林の猿人/Kird Ape》→《シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker》と好スタート。 しかし、幅田も負けじと《遥か見/Farseek》→《神の怒り/Wrath of God》で堀の戦線を薙ぎ払う。 幅田は次のターン《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》を《マナ漏出/Mana Leak》させ、返しのターンで《けちな贈り物/Gifts Ungiven》を通す。 《けちな贈り物/Gifts Ungiven》のチョイスは、《よりよい品物/Greater Good》《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance》《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》。 堀は《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance》《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》をハンドへ加えさせる事を選択。 順調に展開する幅田に対して、手札が芳しくない堀は生物を展開出来ず仕方が無く《電解/Electrolyze》を対戦相手に打って掘り進む事しかできない。 幅田はその次のターンに《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》を展開し、更には《喚起/Recollect》により《よりよい品物/Greater Good》まで追加してゲームエンド。 序盤の素晴らしい展開から幅田が１ゲーム目を奪取した！ 幅田１−０堀

シーストンピー、堀

GG、幅田

Game2 先行の堀、《密林の猿人/Kird Ape》→《極楽鳥/Birds of Paradise》と展開。 幅田は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》→《桜族の長老》→《桜族の長老》と続けて展開するが、《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》は《マナ漏出/Mana Leak》される立ち上がり。 堀は《極楽鳥/Birds of Paradise》を《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》に忍術するが、幅田は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》をサクらず温存していた為にそれ以降のターンは《深き刻の忍者》によるドローができない。 この温存プレイは隠れたナイスプレイだ。 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》によって時間を稼ぎ、《神の怒り/Wrath of God》で堀の戦線を一掃。《粘体マンタ/Plaxmanta》が出てくるが、些細な事。 《よりよい品物/Greater Good》＋《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》を送り込み、更には《御霊の復讐/Goryo's Vengeance》で《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》を場に出してアタック＋サクって５点ドレイン！ 華麗に勝負あり！ 幅田２−０堀 幅田WIN