エポキシ、スチレン、ポリエステル、アクリル等のポリマー系樹脂で包埋した標本です。寿命や事故等で死んだ個体を包埋するため、標本の程度、樹脂の種類等によって出来具合が異なり、同じ物が2度と作れません。通常の標本と違って、手にとって裏表が観察でき、半永久的に保存可能です。しかも死骸特有の悪臭がなく、文鎮や置物あるいは教育用の標本としても利用できます。特に、水生昆虫は、樹脂に包埋されると水中での色艶が再現され、あたかも生き虫のまま保存されているようです。乾燥した味気ない標本よりも、樹脂標本は水生昆虫にとっては、最適な標本です。
「ポリマー系樹脂に包埋した標本」 左上から右下(ハグロトンボ、アンタエスオオクワガタ(オス)、 |
今後、これらの外国産オオカブト、オオクワ、オオヒラタも |