サイフォン式給水システムの概略図



サイフォン式給水システム



作動原理

台の上に設置したリザーバータンク(ポリバケツ)内にあらかじめ、ホース等で塩ビ管より水面が高くなるように水を満たし、汲み置き水を準備しておきます。給水は、ボールバルブを開くと水が塩ビ管を通って給水口から給水されます。水位がポリタンク内の塩ビ管より下がると、塩ビ管内に空気が入って給水が停止します。



サイフォン式給水システムのメリット

比較的多くの水を容易に交換することができます。塩ビ管に連結する容器数をなるべく少なくすれば、大型飼育容器の換水に適しています。



サイフォン式給水システムのデミリット

リザーバータンクは、低い位置に設置すると給水力が弱く、効率的な換水ができませんが、ある程度の高さを保てば、多量の換水が可能です。しかしながら、給水に時間がかかるのが難点です。



換水方法

季節

タガメの生活

換水頻度

備考

4月〜10月

繁殖、活動期

1日に1、2回

雨天の日は省略可

11月〜3月

冬眠期

1週間に1、2回

乾燥しないように注意すること