自動給水システムの概略図


自動給水システムの外観

リザーバータンク内


作動原理

水中ポンプに接続されたサイクル(プログラム)タイマーによって、給水を行いたい時間をセットします。うちでは、朝6:00から翌日の朝6:00までの間に、4時間おきに3分間、給水するようにセットしてあります。従って、1日6回、換水ができるわけです。時間がくると、リザーバータンク(ポリバケツ)内のポンプが作動して、汲み置き水が塩ビ管を通って、各飼育容器に給水されます。時間がくると、ポンプが停止し、水道の分岐水栓から、新しい水が給水されます。水位が上がると、フロート式シャットオフバルブによって、給水が自動的に停止します。



自動給水システムのメリット

まず第一に、楽できることです。今まで、約20個の飼育容器の水替えを、時間をかけて行ってきましたが、この装置によって、手動による日常的な水替えは、必要なくなりました。また、季節によって、サイクルタイマーの設定を変更することで、夏には頻繁に、冬には少なめに給水するようにできます。従って真夏の水温上昇防止にも役立ちます。ポンプのパワーによっては、塩ビ管にいくつでも飼育容器を連結することが可能です。



自動給水システムのデミリット

やはり、製作費がかかることです。また、強力なポンプを使用した場合、塩ビ管の接続部には専用の接着剤を使って固定しないと、塩ビ管がはずれる可能性が高いので、注意すること。また、屋外に置くため、電気機器(タイマーや電源等)の雨や風に対する防御策をしっかりとしなくてはなりませんので面倒です。
真冬の使用時に、塩ビ管内やホース内に残った水が凍りついた場合、換水ができないだけでなく、ポンプの故障にもつながるので、この時期には使用を控えたい。