フルスクラッチビルドの部屋4
発表会です。今回は小林太三さんも加わり、床井さん、池谷さんと、業界の重鎮が揃いました。
作品は、木製3点、ゴムで排莢、ロングバレル、キャップ火薬仕様、ブローニングベース仕様、カットモデル、45ACPモデルなど。
二次会では「ここだけの話」で大いに盛り上がりました。 '09 8/09
7ヶ月かかり完成です。
この状態で明日の発表会に臨みます。 '09 8/08
ネームプレートを作ろうと打刻をしました。
思いつきで認識票にしましたが、この形は時代が違いますね。 '09 8/07
最終の部品写真です。
バラしたついでにローディングインジケーターを磨き、別部品であることを強調しました。 '09 8/06
アクリルケースが組み上がりました。端面を磨いて完成です。 '09 8/05
アクリル板を切ってケースを作ります。 '09 8/04
こうなります。 '09 8/03
スタンドです。 '09 8/02
ディスプレイスタンドに取り掛かりました。 '09 8/01
曲げて削ってシアーになりました。 '09 7/31
スライドに入れてから定位置まで回転させるのは実銃と同じです。時間があるのでダミーのシアーを作ってみます。 '09 7/30
補強部分をスライドに入るように削り、ストライカー、コッキングレバー、シアーを組み込みました。 '09 7/29
復活しました。 '09 7/28
コッキングレバーと干渉する内部を削ったら問題が発生しました。
削って強度が落ちた部分にシアースプリングの応力が掛かり、接着が剥がれてきました。
そこで補強部品を外側から接着しました。 '09 7/27
補強アルミ部分の不要部を削って接着し直しました。 '09 7/26
ブリーチプラグを削るのはやめて、コッキングレバーの不要部分をフライスで削ったら、接着が剥がれました!
エポキシは熱に弱いです。'09 7/23
接着して厚みが増したので、その分ブリーチプラグを削ったら問題が発生しました。続く! '09 7/21
形を修正して接着しました。 '09 7/19
大まかに切り出しました。 '09 7/15
穴を開けました。ケガキ線から外れてる? '09 7/14
補強のアルミ板を用意しました。 '09 7/13
心配していることは実際に起きるもので、コッキングレバーの穴部分が折れました。アルミ板で補強しましょう! '09 7/12
全部品です。マガジンキャッチをバラし忘れ! '09 7/11
エキストラクターがチャンバーに僅かに入り、回り止めになりました。 '09 7/09
エキストラクターができました。 '09 7/08
ゴム銃用エクステンションを付けるとバレルが回ってしまうので、対策を考えました。
エキストラクターがチェンバーの一部に入り込むので、回り止めになります。
早速エキストラクターのスペースを作るべく、ブリーチプラグを削りました。 '09 7/07
先端はこんな感じです。リブが延長されているのは、机上の輪ゴムを素早く装填するためです。 '09 7/05
ストライカースプリングを強くするとシアースプリングも強くする必要があり、バランスの良い組み合わせを探りました。
その結果、輪ゴムに負けず発射できるようになりました。 '09 7/04
輪ゴムを掛ける部分はストライカーの前進と共に下がる予定でしたが、輪ゴムの力に負けて下がりません。
スプリングを強くすれば良いので、4種買って実験です。 '09 7/03
ストライカースプリングが引っかかるのでブリーチプラグの穴を拡げたら、ストライカーが踊ってシアーが掛からなくなりました。
シアーの爪を延ばせば良いので、溝を彫って真鍮で作った爪を嵌め込みました。 '09 7/02
リブを接着しました。 '09 7/01
輪ゴムを掛けるリブを埋め込む溝を彫りました。 '09 6/30
ロータリーテーブルで60度間隔に溝を彫りました。ライフルもどきに嵌合し、回転止めになります。 '09 6/29
エクステンションのシャフトを作ります。 '09 6/28
サイレンサー(最近はサプレッサーっていう)みたいなものになりました。 '09 6/26
旋盤の木工は楽しいです。円筒になってから7.5mmφの穴を開けました。下穴(四角)があるので楽です。 '09 6/25
正方形に削り、旋盤で銜えるように一方を円形に削ります。
旋盤のチャックに銜え、回します。 '09 6/24
ゴム銃用にバレルエクステンションを作ります。丁度よい寸法の角材が手元にないので集成材を作ります。
後から穴を開け易いようにずらして接着しました。 '09 6/23
マガジンキャッチの掛かりが悪いので、黒檀の小片を接着し成形しました。
木目に逆らう加工をすると割れるので追加接着が必要でした。黒檀は難しいです。 '09 6/21
実は今回はゴム銃にしたので、マガジンに予備の輪ゴム(共和No.16)が入ります。真鍮のウェイトが上手く収まりました。 '09 6/20
コッキングレバーに取り付け、連動して上下します。 '09 6/19
最終形状です。 '09 6/18
今回の最重要パーツを作ります。 '09 6/17
ストライカースプリングがシアーに当たり感触が悪いので、ストッパーを新設し後退させました。 '09 6/16
因みにトリガースペースからブレットが見えます。 '09 6/15
予想通り接着はあっさり取れました。そこで補強の背骨を作り、たっぷりのエポキシで固めました。
設計通り、トリガーを引くとプライマーが出っ張るようになりました。 '09 6/14
合板でないトリガーは強度が心配で、補強しようと溝を彫りましたが、案の定・・・折れました。気持も折れました。
アルミで作り直しという手もありますが、木製がテーマなのでとりあえず接着しました。 '09 6/13
トリガーでブレットを押すとプライマーが出っ張り、シアーを押す仕掛けにします。すごい!
そこで、プライマーの位置に合わせてシアーに凸部を作りました。 '09 6/12
切断し、反対側をブレットの形状に削りました。組み立ててマガジンにセットしました。 '09 6/11
ブレットの外径を削り、プライマーと繋ぐネジを切りました。 '09 6/10
ダミーカートのプライマーができました。 '09 6/09
マガジンリップを仕上げました。ダミーカートに「機能」を持たせるので実物と細部が異なります。 '09 6/07
ダミーカートのプライマーを作りますが、ブレットまで延びる長いものです。 '09 6/06
ダミーカートを制作中ですが、外径φ8mmにφ7.5mmの穴をドリル刃で開けたら破れました(3枚目写真の右)。
替わりに穴ぐりバイトを使ったら上手く行きました(1枚目の写真)。マガジンサイズの都合で実物のφ8.5mmにできなくて苦労します。 '09 6/05
なにしろ木製なので銃の割に軽いです。重くする為にマガジンに入れるウェイトを作りました。どう入れましょう? '09 6/04
出番の少ないTスロットカッターを使いました。
'09 6/03
マガジンのリップ部分を作ります。
'09 6/02
マガジンキャッチのピン穴パーツが干渉して入らなかったマガジンは、溝を彫ることで解決しました。
そして、予定通り5月末までに外観は完成しました。今後は内部機構の細工を中心に仕上げに入ります。
'09 6/01
独自設計のシアーを作り、組み込みました。
'09 5/31
ブリーチプラグにセットできました。
'09 5/30
溝にストライカーを入れ、前後に動くことを確認します。
'09 5/29
ひっくり返して更に挽き、不要部分をカットして溝を削りました。
'09 5/28
青いラインまでフライスで削り、削ったところを旋盤に銜えて残りを挽きました。
'09 5/27
ストライカースプリングのストッパー(リテーナー)を作ります。
ブリーチプラグの外径サイズで削り出し、右写真の右の穴に入るように更に削ります。
'09 5/26
セーフティーレバーにチェッカリングを刻み、真鍮のシャフトを接着してフレームに組み込みました。いい感じです。
'09 5/24
更に成形して組み込みました。スプリングの強さも丁度いいです。内側はこんな具合です。
'09 5/23
ピン穴位置補正パーツを、エポキシで固定しました。
'09 5/22
マガジンキャッチの出来がいまいちで、作り直しです。
'09 5/21
SAVAGEの特徴であるストライカーとコッキングレバーの連結は作らないと様になりません。
でも資料が少なく、写真を穴の開くほど見て寸法を決めました。 '09 5/20
急遽ストライカーを再現することにしたので、ブリーチプラグに穴を開けました。旋盤には掴めないのでフライス盤を使いました。
バイスを締めすぎると壊れるし、緩いと動いて悲惨なことになるのですが、上手く行きました。 '09 5/19
トップ幅13mmという記述を発見し、左右2mmを削りました。
チーク材は削ると白いですが、時間を置くと褐色に変化します。油分の酸化ですか? '09 5/18
コッキングレバーピンの位置を決定し、穴を開けました。 '09 5/17
大き過ぎたトリガー穴を埋める作業をしました。 '09 5/16
3時間かけてフレームに入るように加工しました。 '09 5/15
セーフティレバーの形になりつつあります。 '09 5/14
ギックリ腰をやってしまいましたが、コッキングレバーの加工が続きます。
左の木片はセーフティレバーに化けます。 '09 5/12
写真を見ながら成形しました。リアからフロントサイトを覗くと、溝の幅が丁度良いことがわかります。 '09 5/10
リアサイトを大まかに削り出します。下面の曲面加工に丁度良いRのヤスリが工具箱にありました。
接着して硬化を待ちます。 '09 5/09
コッキングレバーができました。スライドは動かさないので、下に延びる部分はありません。 '09 5/08
ブリーチフェイスはこんな感じです。 '09 5/07
フロントサイトの溝を彫り、サイトを削り出します。接着して硬化を待ちます。 '09 5/06
懲りずに黒檀でマガジンキャッチを制作中です。 '09 5/05
マガジンキャッチの穴をピンの所まで拡げました。 '09 5/04
コッキングレバーをヤスリで仕上げていますが、黒檀は硬いので時間がかかります。 '09 5/03
マガジンキャッチ用のピン穴を開けたら裏に貫通しました。マガジンが入らなくなりそうです。どうする?
今日ブラックホール会場で床井さんにお会いできましたが、こういう小型拳銃は寸法がかなりシビアだそうです。
詳細が解らない状態で作るのが面白いでしょ!とのことでした。 '09 5/02
マガジンキャッチの溝を彫りました。ネット上で見つけた断面図は初期型だし、床井さんの写真では断面が解らないので独自設計にします。
GUN誌1988年12月号にマガジンキャッチ単体の写真が載っているのが救いです。 '09 5/01
スライド内部にブリーチプラグを固定するラグを接着しました。
ブリーチプラグにはサブシャシー(実銃にはない)を付けているので回転角度が違います。 '09 4/30
レールをフレームの溝に合わせて削りました。意外と簡単にピッタリ合いました。 '09 4/29
特徴的なハの字のレール溝を彫り、スライドは動かさないので前端から10mm程のレールを接着しました。
スライド下部は木の変形を危惧してこのままです。 '09 4/28
スライドとフレームの隙間を埋めるパーツを接着し、成形しました。 '09 4/27
スライドの凹みの微妙な曲面を削ってからエジェクションポートを開けました。オートピストルの見せ場ですね。
バレルを入れてみると、木と金属のコントラストが美しいです。チェンバーの謎の部品はローデッドインジケーターである事が判明しました。 '09 4/26
「なんちゃって」ライフリングです。 '09 4/25
バレルにネジを切り、揃った部品を組み立てました。チェンバー側に穴はないのでダミーカートは入りません。 '09 4/24
母材から切り取りました。 '09 4/23
謎のパーツを削ります。構造はわからないので、組み立ての都合で決めました。ロータリーテーブルも登場! '09 4/22
チェンバーに溝を彫ります。強度が必要なところですが謎です。 '09 4/21
欠けた部分は、素材の削り粉をボンドで練ったもので埋め、硬化後成形します。 '09 4/19
トリガーを仕上げ、フレームに入るように調整しました。狙い通りの色違いになりました。 '09 4/18
リングを作りました。いちばん左のパーツはこれから加工します。 '09 4/16
チェンバーにはネジを切ります。 '09 4/15
バレルとは別部品のチェンバーに取り掛かります。 '09 4/14
手間の掛かったブリーチプラグも最終形が見えてきました。 '09 4/12
接着材が硬化するまで一日置いてから、スライドの断面形状に合わせて丸みをつけました。 '09 4/11
セレーション二枚を切り出してスライドに接着しました。 '09 4/10
糸鋸で懲りたので、フライス盤で厚さを調整した黒檀からハンマー(本当はストライカーコッキングレバー)を削り出します。 '09 4/09
チェンバーなしのバレルができました。マズルフェイスの丸みと「なんちゃって」ライフリングは後日。 '09 4/08
木工はストレスが溜まるので、お馴染みのアルミ加工です。
SAVAGEのチェンバーには意味不明の部品が組み込まれているので、四つのパーツでバレルを作ります。 '09 4/07
セレーションを左右一緒に削りました。 '09 4/06
スライドの滑り止めのセレーション(別部品)を嵌める凹を削りました。 '09 4/05
ブリーチプラグ後部の溝を掘り、上部の大穴を開けました。 '09 4/03
ブリーチプラグ後部を削りましたが、木材にはいつも裏切られます。刃物の回転方向の関係で、左側は上手く行きました。 '09 4/01
完成したサブシャシーをブリーチプラグに接着しました。 '09 3/31
今回は独自のメカを組み込むので、実銃には無いサブシャシーをブリーチプラグ下部に作ります。 '09 3/29
追加接着です。 '09 3/28
ブリーチプラグの加工が続きます。 '09 3/25
今日はマガジン底部の再現です。 '09 3/22
トリガーは木の色を変えようと黒檀を使いましたが、5mm厚を切り出したら硬くて発煙し、金属用のこ刃を3本折りました。結局プラ用刃の方が上手く切れました。
トリガー外形の切り出しは金属用をまた使いましたが1本折りました。アルミ材を使った方が楽だったみたい! '09 3/21
スライドのバレル穴後部をチェンバーが入るように拡げました。 '09 3/19
スライド内部をブリーチプラグが入るように削りました。 '09 3/18
Savageの特徴的なスライド凹部を削りました。ただの平面ではないようなので、手作業で仕上げます。 '09 3/17
スライド上面と前部パイプ状部分との繋ぎ面を削りました。 '09 3/16
ブリーチプラグはフレームにぴったり入るようになりました。そのうち後部外形を削ります。 '09 3/15
マガジンと底板は、位置決めと強度アップの為に凹凸を付けて接着します。 '09 3/14
ブリーチプラグ後部をフレームに合わせる加工をします。角の部分は木目に沿って割れることがあるので慎重にやります。 '09 3/13
スライドを旋盤加工する為の心棒を作ります。これは後にバレルに転用します。そして、ぶん回します。 '09 3/12
スライドは円筒形なので、取り敢えず角を削ります。フレームに入る部分も削ります。 '09 3/11
マガジンを成形し、フレームに入るようにしました。 '09 3/10
バレルが計算より細いようなので、スライドのバレル穴を修正するパーツを作りました。
穴φ12mm、外形φ13mmなので厚さは0.5mmです。スライドに接着しました。 '09 3/09
この木片がマガジンになります。 '09 3/08
マガジンを始めました。先ずは厚さの調整です。 '09 3/07
マガジン挿入口を仕上げました。材質強度の関係でマガジン幅はシングルカアラムサイズです。 '09 3/06
大物3点。あとはバレルです。 '09 3/05
ブリーチプラグの後部を接着しました。 '09 3/04
スライド左面を接着しました。 '09 3/03
ブリーチプラグの寸法を勘違いしたので作り直しです。同じ事を繰り返すのはつらい! '09 3/02
スライド右面を接着しました。 '09 3/01
スライド制作を進めます。 '09 2/28
グリップフレームは大体目処がつきました。 '09 2/27
ブリーチプラグを作りました。 '09 2/25
左右の貼り合わせをしました。 '09 2/24
トリガーのスペースを削っていたら折れました。 '09 2/23
ちょっと接着。 '09 2/22
バレル じゃなくてφ18のスライド前部です。 '09 2/21
焦って接着してしまうと加工し難くなるところを削っています。接着はまだです。
スライド前部の加工も開始しました。 '09 2/18
10日ぶりの加工です。 '09 2/14
マガジンスペースを削りますが、実物寸法にはできません。材質強度がまるで違います。 '09 2/04
全幅22.3mmになりました。 '09 1/19
部品ごとの厚みを調整中です。木工は短時間で出来ます。 '09 1/16
ようやくグリップが収まりました。 '09 1/12
作り直した部品を接着しました。 '09 1/10
図面通りに切り抜いたら、グリップが固定できない事が発覚しました。セイフティーの抉りも右側にはないし。で、作り直しです。 '09 1/09
接着して合板にします。 '09 1/08
電動糸鋸で切り、重ねてみました。 '09 1/07
図面の精度が確認できたので、材料に貼りました。今回は木工ですよ。 '09 1/06
くろがねさんからサベージの実物複製グリップが届きました。これで寸法が確定します。 '08 12/20
写真CDと概略寸法図が届きました。
いよいよ制作検討開始です。 '08 11/10
今回のスクラッチビルドプロジェクトの「お題」は、Savage.32ACP複列マガジン10連発です。
回転バレル、ストライカー撃発方式で、ネジを1本も使わないユニークな設計です。
.45ACPの大型(ミリタリーもの)の方であれば、またアクリルで挑戦するつもりでしたが、今回は材質を変えます。 '08 11/04