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Canon F-1旧型のモータードライブです。グリップ型になる前の初期型未使用品。
ヤフーオークションで断捨離しました。  '23 11/17



Nikon Fの黒をまた入手。全部で8台。  '23 10/11



フォクトレンダー15mm用ファインダーをヤフオクで落札。  '23 09/19



Nikon F用アイレベルファインダーをヤフオクで落札。最近4ヶ月のウォッチで最安値。  '23 09/10



LEITZ minolta CLの軍艦部を外し、ファインダーガラス内側をクリーニングしました。凹みも修正しました。  '23 07/20



LEITZ minolta CLの中古ボディを買いました。  '23 07/05



またNikon Fの黒を買いました。50mm f2.0付き。  '23 05/29



Nikon Fの中古ボディーをたて続けに2台購入しました。フィルムで撮りましょう。  '23 05/21



GXR用GR28mmを買いました。¥21,800。ついでにバックアップ用ボディー¥6,680も(3台目)。
勿論中古。  '21 05/24



ライカからインスタントカメラが発表されました。良く見るとFUJIFILMのチェキです。
この赤いバッジで値段が倍になりますが、それでも一番安いライカです。  '16 09/16



2005年にここで紹介した防水フィルムカメラを久々に触ると、シャッターボタンやグリップの合成ゴム部分がベタベタです。
ストロボ周りをクレーム交換したことがある物件ですが別の部分で再発です。2005年の時点で症状は出ていましたが。
手は汚れるし他の機材に着くので捨てました。カメラを手放すのは「写ルンです」以来初めてです。  '16 03/02



発売から1年。¥50K以下になったCanon PowerShot G7Xを買いました。広角側が24mmでF1.8が売り。  '15 12/18



GXRはメーカーディスコンなので予備の中古ボディーを購入しました。新同品が¥13,800でした。  '15 04/14



RICOH GXRのMマウントユニットA12用にフォクトレンダー15mm F4.5を購入。焦点距離は1.5倍になるので22.5mmとして使えます。
超広角レンズですが歪曲収差は非常に少なく、直線は直線に写ります。マニュアルフォーカスの金属製鏡筒は気持ちのいい動きです。  '15 02/22



オリンパスのパンケーキレンズを買いました。焦点距離9mmの魚眼で画角は140度です。無限、パンフォーカス、20cmの接写を選ぶMF。
¥10,000もしない安レンズですが侮れない写りです。MFなのでシャッターが切れるのが速く、薄く軽いので携帯に便利です。  '15 02/09



RICOH GXRのMマウントユニットA12用にフォクトレンダー35mm F2.5を購入。焦点距離は1.5倍になるので標準レンズとして使えます。  '14 02/10



GoProを買いました。正確にはHERO3 ブラックエディション アドベンチャーというセットです。
本体は小型軽量です。追加できるバッテリーは2時間まで撮影時間が延びます(写真右から2番目)。
LCDディスプレイ(写真右)はタッチパネル付きです。  '13 08/22



先月GXR MOUNT A12を買いましたが、ライカマウントのレンズは持っていないのでマウントアダプターを買いました。
ニコンF用とキヤノンFD用です。これで手持ちのレンズが全て生き返ります。 '13 02/14



液晶を交換すれば生き返るので、オークションで液晶が無事なジャンク品を入手しました。¥341ね。
バラすのは簡単ですがネジは4種あります。液晶パネルはSONY製でした。組み直して無事復活しました。 '12 11/09



IXY800ISの液晶を壊しました。もともとリコール品の代替品として入手したもので、
自分で選んだ機種でもないし最初からドット欠けもあるのですが、6年も使っていると手に馴染んでいました。
他に何台もあるので全然問題無いですが。 '12 10/27



Nikon1 V1を買いました。レンズは10mm,10-30mm,30-110mmです。35mm換算で27mmから300mmをカバーします。
今のところ10-30mmは単品で白がありません。
シンプルなJ1にしようと思いましたが、V1のEVFの出っ張りは実物を見るとそれほど違和感がないのと、軍艦部がマグネシウム製なのでこちらにしました。
バッテリーもV1はD7000,D800と同じものです。職場の共用品として女子学生が使うので白にしました。
まだ数枚の試写だけです。 '12 03/07



Fuji X-Pro 1の製品写真が発表されています。ミラーレス一眼の真打ちになるか?   '12 01/09


FUJIFILMもミラーレス一眼に参入です。http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111005_481838.html '11 10/05


Nikon 1 J1のモックアップを店頭で見てきました。想像より小さくワーキングサンプルが待ちどおしいです。  '11 10/01



これは「買い」です。EVFのないJ1がシンプルで良い。
で、結局マイクロフォーサーズ以外はSONY,PENTAX,Nikon各社みんなマウントがばらばらです。キヤノンの発表も秒読みでしょ?
http://www.nikon-image.com/products/camera/acil/   '11 09/21



この筆記体ロゴの刻印サービスを開始したそうですが、¥52,500だそうです。刻印だけ!
http://jp.leica-camera.com/news/news/1/8333.html   '11 09/18



これはX100よりいいぞ、X10。  '11 09/01



遂にRICOH GXR用ライカMマウント拡張アダプターが発表されました。縦走りフォーカルプレーンシャッター付きです。  '11 08/05



注文した防湿庫が届きました。東洋リビングED-120CDBで、湿度計が液晶表示になりました。
デジタル機材が増えたので紛失防止も兼ねます。  '11 07/16


富士フイルムがAPSフィルムの生産を終了しました。新規格も15年の命でした。エルカセット(SONY)の4年よりずっとましですが。
このカメラを使用中の人には お知らせ では済まないと思います。いないか?  '11 07/07



PENTAX(HOYA)がRICOHに買収されました。一眼レフのカラーバリエーションを始めた時に、「もう終わってるな!」と思いましたが、終わりました。  '11 07/02



ブツ撮り用に撮影ブースを買いました。バックスクリーンはリバーシブルの2色。エツミのMサイズです。  '11 01/06



また少し高くなりました。  '10 12/15



OLYMPUS PEN Liteは内蔵ソフトでジオラマ風写真が撮れます。  '10 12/05



制振装置が載りましたね。500m越えたと思います。
いつの間にか第二展望台も姿が見えます。  '10 11/24



OLYMPUS PEN LiteにCanon FD500mm(ミラーレンズ)F8を付けてスカイツリーを撮りました。
35mm換算で1000mmなので30km離れてもクレーンの支柱のオレンジ色が見えます。 '10 11/11



探していたマウントコンバーターをネットオークションで落札しました。FDマウントカメラにL39レンズが使えます。
箱裏の古い表記が面白いですが、文字間がでたらめです。


因に以前入手したコンバーターBはL39のカメラにFDレンズが使えます。  '10 11/06



都庁に行きました。晴天で展望台からスカイツリーが良く見えました。GXR28-300mmがフルに活躍です。  '10 11/05



OLYMPUS PEN LiteにOLYMPUS ZUIKO AUTO-T300mm f4.5を付けてみました。35mm換算で600mmです。同じメーカーなので不思議に似合います。
午前10時と午後4時のスカイツリーを撮りました。30km離れています! '10 11/02



OLYMPUS PEN LiteにCanon FD500mm(ミラーレンズ)を付けてみました。35mm換算で1000mmです。


写真は左からOLYMPUS標準ズームのワイド端14mm(35mm換算28mm)、テレ端42mm(同84mm)、Canon FD500mm(同1000mm)です。
夕方なのでシャッタースピードは遅い筈ですが1000mmでも手持ちで撮れました。これは面白い! '10 10/31



GXR28-300mmで撮りました。300mm側です。  '10 10/30



実は散財ついでにGXR用28-300mmも買ってしまいました。24-72mm(右)との比較ですが裏のプレートの表面処理が違います。

例のキャップも買いましたが24-72mm用のケースにギリギリ入りました。  '10 10/23



何れにしても買うことになるので、Nikon F用に加え2種類のレンズアダプターを買ってしまいました。左からNikon F,OLYMPUS OM,Canon FD用です。
目眩くレンズ遊びが始まってしまう訳です。


ボディー内手ぶれ補正なので、こんな古いレンズ↓でも(210mmで手持ち)ぶれません! マクロの実力もそのままに。'10 10/22



Voigtlander製Nikon Fアダプターを買いました。Micro NIKKOR 105mmを付けた姿です。210mm相当になります! '10 10/21



OLYMPUS PEN Liteを買いました。
ボディーが¥50,000を下回ったら買おうと思っていたら、14-42mmレンズ付きで¥48,000になったので購入しました。
ボディーだけは¥45,000を下回っています。ということは、このレンズは¥3,000という訳です。
梱包内部は味気ないものですが(ボディーはクッション材に包まれています)外に出すとわくわくします。実写はこれから。 '10 10/18



Nikon P7000ですがP6000の方がオリジナリティーがありましたね。Canon Gシリーズ(右)の真似と言われても仕方ありません!

P6000   '10 09/22



こういう行き方(生き方)もアリでしょうね。レンズ固定が残念! '10 09/20



またまたPiKAPiKAの実験です。Canon PowerShot G10で 絞りF3.2 露光8秒 ISO80で撮影。
3対1で日本が勝ったということ? '10 06/25


アサヒカメラ誌7月号によると、ライカはフィルムカメラの生産をすでに終了しているそうです。
中古品が潤沢で(新品も)、必要な人はそれを買えばよいと。確かに実際に使われない「床の間カメラ」が多い筈。 '10 06/20



PEN Lite(E-PL1)は「買い」です。E-P1,P2は"PEN F"に拘り過ぎ、このPL1の方が純度が高いスタイリングです。
マウントアダプターで、眠っている銀塩時代の各社マニュアルレンズ全部が使えるのが最大の魅力。ボディー価格¥50,000を切るのを待ちます。 '10 05/03



またPiKAPiKAの実験です。Canon PowerShot G10で 絞りF8 露光4秒 ISO80で撮影。 '10 04/26



職場の引っ越しで部屋を整理しているとPOLAROID EE33 LAND CAMERAが箱入りで出てきました。
なかなか味があります。フィルムは入手できるのかしら?キューブフラッシュも。 '10 02/18



チョートクさんの本とは知らずに即買いしましたが、GR「よいしょ」のシリーズ本でした。
面白いのは後半のチョートクさんの使い方で、メモリーカードを挿さずに内部メモリーだけで撮影するというもの。
撮影枚数が銀塩と同じく限られるので無駄撮りをしなくなるのが理由。
相変わらず昔のカメラ、カメラマン、外国都市の名前列挙のチョートク節ですが、GR3が欲しくなります。 '10 02/07



GXRは接写が面白いです(72mmで)。 '10 01/11



専用ケースを買いました。
でもDリングが一つしかなく、カメラのストラップが通せないので、屋外の撮影でどこに置いたらよいのでしょう。
加えて、予備バッテリーを入れるポケット程度は欲しいところです。結局保存ケースにしかなりません。
24-72mmでも50mm用ケースの方が使えます。ソフトケースという商品名ですがハードです。 '10 01/04



コンパクトデジカメの自動開閉キャップに慣れているので、GXRのこのキャップは外すのを忘れます。
そこでオプションの自動開閉キャップに換えました。ミサイルサイロのようで面白いです。 '09 12/26



昨日の発売日に購入しました。レンズ(カメラユニットと呼ぶ)は24-72mmF2.5-4.4で1000万画素CCD内蔵、ブレ補正機能も搭載しています。
OLYMPUS PENのようなチャラチャラしたひかりものは無く「道具感」の強い外観は好感が持てます。
精度感のあるレンズ装着やマグネシウム製ボディーの剛性感は価格に見合って高級です。
発売日のカメラ購入は初めてですがRICOH製デジカメも初めてです。パッケージングはやや煩雑です。撮影は後日。 '09 12/19



RICOH から新製品GXRの登場です。新製品というより新概念のデジタルらしいカメラです。
デジタル一眼レフカメラは銀塩システムの概念を引きずっていますが、このカメラシステムは最大手2社には発想できない大胆なコンセプトです。
レンズユニットに撮像素子と画像処理エンジンを搭載し、そっくり入れ替えができるシステムです。
自分のカメラが1年も経たずに旧製品になってしまうデジタルカメラの市場では、ロングライフ製品になること間違いなしです。
ボディー側は操作系、LCD、電源なので、本体がどちらなのかよく解りませんが、最大手2社の慌てぶりが想像できます。  '09 11/10



カメラに装着するとこんな感じです。広角をアピールできますが、電源OFF状態は間抜けです。
両手撮影は左手でレンズ(フード部)を支えられるので安定します。 '09 7/10



G10のフード、その後です。 購入したフードを旋盤にセットし、58mmを57mmに削ります。実際は57.8mmを56.8mmにします。
その後ネジを切りました。レンズのフィルターねじピッチは0.75mmなのですが、旋盤の都合で0.7か0.8mmになります。今回は0.8で切りました。
2~3山しかねじ込まないので、実用上は問題ありません。バリが出たのでヤスリで仕上げます。 '09 7/09



OLYMPUS PENを店頭で触ってきました。
軍艦部は梨地、ボディーは安っぽいヘアライン、その間は鏡面クロームと、表面処理のサンプルみたいで、おじさんの購入意欲は萎えました。
白塗装モデルは携帯電話みたい(狙い?)で論外です。 '09 7/06



PiKAPiKA の実験です。色を出すのが難しい。F22で3秒。 '09 6/28


銀塩カメラの歴史は、撮影レンズの画像を如何に直接確認するかに苦労した技術史でした。
一眼レフが最終的な結論でしたが、デジタルカメラではLCD(液晶)で画像確認できるので、ミラー越しにファインダーを覗く銀塩時代の仕組みは意味がなくなったのです。
勿論、今までのLCDモニターの画質ではプロの要求を満たせなかったということでしょう。
ところが、デジタルに移行してからは撮影枚数が桁違いに増え、画像確認、取捨選択はパソコンで行うので、
高精細になった今のLCDモニターでの撮影で充分な筈です。殆どの撮影はオートフォーカスだろうし。
もはやミラー越しの実像を見たいというのは習慣でしかありません。PANASONIC(LUMIX DMC-GH1など)の「一眼」をEVF(電子ビューファインダー)と知らずに「一眼レフ」と信じて使っている人も多いと思います。
デジタル一眼レフが企画されたときから、スタイリングも含め、ミラーをバタバタ動かす古い仕掛けを何故引きずるのか疑問でしたが、 OLYMPUS PEN の登場で、やっと喉のつかえが取れたような気がします。
他社も追従することでしょう。 注:「一眼レフ」と「一眼」は違います。'09 6/22



58mmのフードを買いました。2分割のうしろ半分に取り付けようとしましたが入りません。ノギスで測ると57mmでした。とほほ!
コンバージョンレンズをここに取り付ける間違いを防ぐFoolproofですね。57mmのフードなんてありません。 '09 6/15



飾りリングを外して現れるバヨネットにコンバージョンレンズアダプターが取り付けられます。ちょうど良いフードになるかと思い買いましたが、やはりワイド端でケラレます。
2分割できる前半分を外すと58mmのフードが取り付けられるので、市販品を探すことにしましょう。 '09 6/10



よく使う機能は軍艦部の回転ノブで設定できるので、取説を読まずに使っています。良いデザインです。
撮影時にディスプレイを見ながら小さなボタンをコチコチ押す必要はほとんどありません。
取説は内容も紙質も褒められませんし、同梱されているプリンタチラシの方が、カラー印刷で紙質もよっぽど良いです。 '09 6/06



純正カメラケースは恥ずかしいので¥800のETSUMIレンズポーチにしました。
SDカードはSanDiskの4GBが¥2,980でした。1GB=¥10,000は昔のはなし。 '09 6/02



6年ぶりにカメラを買いました。勿論シリアルナンバーを確認し、CCDトラブル後の個体であることを確認しました。 '09 6/01


コンパクトデジカメ購入検討は「TIPA ベストエキスパートコンパクトデジタルカメラ2009」を取ったことで CANON G10に決定し、ヨドバシに行くと「入荷未定」のタグが。
このCCDトラブルが原因か? http://cweb.canon.jp/e-support/products/dcam/psg10rep.html
S社製CCD?   '09 5/25



最新デジカメの記事はどれも似たようなものになるので、カメラ雑誌2月号はみんなが持っている銀塩カメラを特集しています。
防湿庫の中が気になる今日この頃です。 '09 1/25



予想通りCANON G9の後継機が発表されました。レンズは広角側にシフト(35mmフィルム換算で28mm-140mm)。
Leica D-LUX4(下のPanasonicのOEMね)も発表。各社揃ったので、どれにするか検討中です。 '08 9/20



デジカメは高画質、低価格化が進み、既に飽和状態です。でも、ハイエンドコンパクトデジカメが面白くなってきました!
7月発売のRICOH GX200,8月発売のPANASONIC LUMIX LX3,今月12日発売のNIKON COOLPIX P6000など。CANON G9の後継機発表も秒読み段階でしょう! '08 9/09



左はこの12月発売予定のKenko DSC830Pというデジカメ。真ん中はSONY、右はCanon。
デザイン盗用は暗黙の了解か、早いモデルチェンジサイクルで訴訟時間の無駄と割り切るか!'08 9/08



Nikon New FM2です(モータードライブMD-12付き)。1984年登場の写真学校御用達のフルマニュアル一眼レフです。今はFM10かな(コシナ製のOEMね)。
日本光学開発陣がオリンパスOM-1に刺激され開発した小型一眼レフシリーズです。電池不要の機械式シャッターはそれまでの1/2000秒から縦走りチタン製(エッチングのハニカムパターン)1/4000秒になりました。後期型はジュラルミン製にコストダウン。
Xシンクロは1/250秒。因にF3でも1/80秒です。シャッターダイヤルの数字は贅沢な彫り込み、色入れです。途中から印刷になってしまいました。
また、レンズマウント側からファインダースクリーンが交換できるようになりました。残念ながらファインダー視野率は93%です。
1977年のFM、1982年のFM2、1984年からから2001年までのNew FM2と、24年に及ぶロングセラーでした。写真を勉強するのに最適な一台です。'08 2/24


今夏、60年の歴史を持つポラロイド・インスタントフィルムの生産が終了します。
今春のフジの8ミリフィルム終了に続きますが、 日本ポラロイドのサイト に言い訳があります。
銀塩フィルムはどんどん無くなりますが、ブローニーや135(35mm)はいつまで持ちこたえるでしょう。'08 2/22



Nikon F3です。1980年に発売後、F4,F5と共に併売され2000年に終了の長寿モデルです。F3,F4,F5が同時に載っているカタログもありました。
絞り優先AEの為のチタン幕縦走り電子制御シャッター採用は、外付けモータードライブとの連携も確実なものにしました。
全ての交換式ファインダーでTTL測光ができる「ボディー測光」になったことも特筆すべき改良点です。ファインダー部の小型化によりF2フォトミックより軽快なカメラになりました。
塗装やメッキの質感の良さはジュージアーロ(Giorgetto GIUGIARO)デザインの成果かどうかわかりませんが、従来の「技術者の独善的」な同社の製品がお洒落な感覚を身につけたものに変わりました。
マニュアルフォーカス、手動巻き上げのF3は、これから銀塩写真を楽しむのに最適な一台です。なぜか手元に二台あります。'08 2/17



Nikon F5です。1996年に「これでどーだー!」と発表された戦車のようなニコンのフラッグシップ一眼レフ。
秒速8コマのモードラを内蔵し、色まで見分けるRGBマルチパターン測光機能を搭載しました。
操作感が非常に良く、気持よくシャッターが切れます。巻き戻しクランクを残しているのも良識が窺えます。剛性感の固まり。
次機種F6の開発スタートは2001年からといいますから、よほど自信を持っていたのでしょう。
2000年発売のCanon EOS-1Vを見て、焦ってF6スタートと見るのが妥当でしょうね。
防滴を訴っているEOS-1Vの実力は「防水」といえる程のシーリング性能を持ち、F6も追従しています。
キヤノンの銀塩はEOS-1Vで終わりですがニコンもF6が最後です。
このF5、重いんだ!'08 2/11



Mamiya C330です。レンズは65mm F3.5,105mm F3.5,180mm F4.5。
正方形フォーマットは面白いのですが、保管庫で惰眠中です。'08 2/06



Mamiya RZ67です。AE Prism Finder付き。レンズは65mm F4,110mm F2.8,140mm F4.5。
使わないと勿体ないのですが、デジカメで済んでしまうので保管庫で惰眠中です。'08 1/27



こう見えてもデジカメです。ライカMマウントなので往年のライカファンが喜びます。古いレンズを活かせます。
クラシックな外観で保守的な人でも馴染めるデザインです。団塊世代(かそれ以上)狙いです。
でもね、なんか引っかかります。未来が開けない後ろ向きの商品です。20世紀の銀塩時代の・・・。 '07 9/19



先日入手した顕微鏡OLYMPUS CH-2です。
照明装置付きです。倍率を見るのを忘れました。デジカメ等を取り付けできます。 '07 5/11



部屋を整理中に出てきた1995年の本です。2045年に次の50年をまとめた本は出版されるのでしょうか? 無理でしょうね!'07 4/30



最近入手したPLYMPUS OM-10のセットです。1979年に発売されたTTLダイレクト測光方式を採用した普及型AE機です。絞り優先のAE機ですが、オプションのマニュアルアダプターを装着することで、1秒~1/1000秒のシャッタースピードを設定することができました(このマニュアル機構は、後継機のOM-20で内蔵されました)。キヤノンAシリーズに対抗して徹底したプラスチックモールド化設計で作られ、巻き上げユニットやシャッターユニットは自動組立です。
レンズは300mm/F4.5,75-150mm/F4,200mm/F4,50mm MACRO/F3.5,50mm/F1.4,28mm/F3.5。ベローズユニットも。
珍しいフィルムがケースの中にありました。'07 4/10



珍しいものを入手しました。Nikon F用複写スタンドのカメラブラケット?です。肝心のスタンドがありません。微調整用のノブを回すと「ねっとり」動きます。'07 2/27



売れているものを真似すれば安心の「右へ倣え」デザイン。かつてライカやコンタックスの模倣からスタートした業界なので仕方が無いか?
CCDは同じだし!'07 2/25



RICOH GR10です。GRシリーズの末っ子ですが28mm f2.8はそのままのお買い得カメラです。Lマウントで単品レンズにする程のレンズです。フィルムを入れるのが懐かしいと思ったら、GRのデジタルがあるんだそうな。'07 2/16



毎年一回、仕事でブツ撮りをします。Nikon D100で撮り始めて4回目の今回、初めてのトラブルが発生して中断しました。
原因は写真のACアダプターの故障です。このアダプターでの撮影はこの仕事だけなので、たったの4回の使用で壊れました。よく見ると台湾メーカーのOEM製品ですが、このトラブルでNikonブランドに信頼を持てなくなりましたね。各国の規格マークのオンパレードですが全然ダメです。
仕方がないのでIXY800isで撮影を続行しましたが、AFの確かさや解像力はむしろこちらの方が良いです。D100には高価なレンズをつけているのですが。'07 1/26



CDRへの写真コピーは今年2回目。7月から10月は700M1枚に収まりましたが11月と12月は1枚ずつになりました。カメラの画素数が200万から600万になったからです。2枚ずつあるのはバックアップを取っているから。月平均の撮影は300枚ほどです。'06 12/31



で、使い始めたわけですが、さっそく液晶のドット欠けを発見(二枚目の右下)。こういうのはクレームにはならず、運が悪いと思うしかありません。悪くない?'06 11/20



CCDのリコールになったIXY200aの修理ですが「部品調達に時間がかかるので新品交換でよろしいですか?」という電話がありました。「よろしいですぅー」。古いCCDの再生産はできず、もちろん同じ機種が在庫している訳もなく、この春発売で在庫が潤沢なIXY800ISになるようです。修理依頼してから入手まで20日掛かりましたが、画素数が3倍になったので超ラッキーです。'06 11/19


来春、銀塩8ミリフィルムの販売が終了します。
記録再生のシステムを企業の損益の理由でやめるのは卑怯です。これまで、それにより多大な利益を市場から得た以上、使用者がいる限り続ける義務と責任があります。 FUJIFILMのサイト に言い訳があります。
我が家ではベータのテープが再生できずに困っています。ソニーのデッキが壊れたまま。Lカセット(知らない?)を持っている人はまだいますか?APSフィルムもどうなるかわかりませんよ!MDもね。'06 11/02


このCCDはソニー製らしいです。発火しないタイマーでした。やれやれ!
ヨドバシに確認したところ、11月30日を待たなくても該当の故障であれば無料修理になるそうです。'06 11/01


IXY200aは、やはりリコールです。本日発表でCCDの不良だそうです。
無料修理の受付は11月30日からですが昨日ヨドバシに修理依頼をしてしまいました。なんというタイミングでしょう。不良の症状が出たものだけ無料だそうです。 キヤノンのサイト に言い訳があります。'06 10/31



3年半使ったIXY200aが変です。撮影モードで画面が真っ白になったり、こんな画像が撮れたり。'06 8/22



下の話に出てくる名機SX-70です。携帯時には右の写真(小さい)のようになります。'06 5/31



ポラロイドカメラです。インスタント写真は20世紀の大発明のひとつで、独自の風合の表現にいまだにファンは多く、名機SX-70は引く手数多です。専用フィルムは製造終了(ひどい!)してもネットオークションに多数出品されています。
でもね。この637のような、携帯性無視のデザインはどうですか?「小型化」の努力は微塵も感じない、設計者の都合だけで作られたデザインは会社の運命と共にユーザーから見放されます。
デジタルカメラに負けたのは当然ですね。プリンタ付きデジカメはまだですかー?'06 5/21


今年はカメラショー(Photo Imaging Expo.)に行きませんでした。明るい話題の無い業界のショーですから、億劫になって引き蘢っていました。情報はWeb上にあるし、コンパニオン撮影のオタクが鬱陶しいというのもあります。デジタルカメラがどれも似たような物になってきたのが最大の理由ですが。

そういえばコニカミノルタの一眼レフ資産を譲り受けたSONYは出展がなかったようです。 '06 3/30


新橋駅前で時間調整の為、新橋カメラでも覗こうと行ってみると中華料理店になっていました。あ!潰れたのね、と思いました。
帰宅後、ネットで調べてみると御徒町に移転だそうです。失礼しました。 '06 3/12



SONY Cyber-shot W30とCanon IXY DIGITALです。
真似されても真似しないのがSONY DESIGNだった筈です。呆れます!'06 2/26



お仕事用のNikon D100です。(Canonと違って)銀塩と共通のFマウントなので古いニッコールオートが使えます。でもAi化してないとダメ。
古いレンズが使えるといっても全てマニュアルで、内蔵露出計も使えないので別に用意する必要があります。フォーカスエイドは使えます。
CCDがフルサイズではないのでレンズの焦点距離は1.5を掛けた数字になります。写真の35mmレンズは52.5mm相当になるので標準レンズとして使えます。
10.2MのD200が発売されましたが、6.1Mあれば画質は充分で今後も暫くはこれで行きます。'06 2/06


予想通り連続赤字の富士フィルムが5000人の人員整理だそうです。
感光材料関連の事業縮小でフィルムや現像料の値上げ必至です。
富士フィルムのサイト に言い訳があります。'06 1/31


コニカミノルタが3月31日をもってカメラ事業を終了すると発表しました。昨年7月に提携したソニーに一眼レフの資産を譲渡するとのこと。αシステムのデジタル一眼をソニーが続けるということらしい。ソニーデザインに衣替えだとしたら春のカメラショーが楽しみです(間に合わないか)。
コニカミノルタは負け組どうしの合併ですから予想はできましたが、今後αレンズがCarl Zeissに化けるのでしょうか?何れにしてもカメラの老舗2社が消えます。昨年9月に CONTAX(旧ヤシカ) が消えたばかりなのに、事態は想像以上に深刻なようです。撮像素子の開発力が生き残りのポイントですね。
コニカミノルタのサイト に言い訳があります。'06 1/19



数日前の「ニコンがフィルムカメラから撤退」のニュースは、衝撃的でした。F6を出したばかりなのに(販売は継続)。
Fマウントへのこだわりはデジタル一本化には口径が小さく、キヤノンEFに比べて不利だし。
ニコンがやめるということは世界がやめるということに等しいのですが、フィルムの販売はいつまで続くのでしょうか?フジフィルムが増々大変です。
一方のキヤノンは数年まえからフィルムカメラの開発は事実上止まってますが「撤退」とは言わないでしょうね。ユーザー放置でしょう。APSフィルムなんか忘れたふりです。
ニコンのサイト に言い訳があります。'06 1/16



これも廃棄寸前をカメラバッグごと入手したPLYMPUS OM-2のセットです。1978年モデルで使用頻度も少なそうです。レンズも黴なしの美品です。OLYMPUS PENで一世を風靡した、小型化が売りの同社のフルサイズ(非ハーフサイズ)一眼レフシリーズ第2弾。OM-1から電子シャッターのAEになり、TTLダイレクト測光でTTLストロボも使えるようになったモデル。
レンズは85-250mm/F5,200mm/F4,50mm MACRO/F3.5,35mm/F2.8,24mm/F2。
他にTTL AUTOストロボとアングルファインダー(1.2X/2.5X)があり、殆どの撮影に対応できます。ボディーとレンズはNikon,Canonに比べてかなり小さいデザインなのにストロボが大きいのが笑えます。
メーカーサイトを見ても古い製品の情報が一切ないのが残念。そんな余裕ない?'06 1/10



ハードディスクのクラッシュに備えて毎年暮に1年間の写真をCDRに焼きます。2005年は3000枚ほどあって700MのCDRは4枚にもなりました。'06 1/01


デジタル全盛のカメラ業界ですが、フィルムカメラを見直す(使い続ける)人も多く、仕舞い込んだ古いカメラにフィルムを入れる動きが見られます。フィルムメーカーも地味ながら良いカメラを開発し続けています。 NATURA CLASSICA は久々に気になるカメラです。大人のデザイン!'05 12/25



某所に捨てられていた1967年モデルのNikon Fです。なんと50mm f1.2、55mm micro nikkor f3.5付き! ウェストレベルファインダーとフォーカシングスクリーン(方眼)も。ボディーとペンタプリズムは健康体で露出計はちょっと怪しいですが、レンズはカビ無しの美品です。
ベロ-ズユニットとスライドコピーユニットも箱入りで出てきました。


世界遺産(とアサヒカメラが言う)のカメラとレンズが入っていた銀箱です。開けてびっくりでした。'05 12/22



IXY Digital 50を買いました。技術の進歩、コストダウンのスピードは早く、小さく(薄く)軽くなっています。昨年のIXY Digital 500と比較してもかなり小さく、液晶画面のサイズアップが目立ちます。AFやズーム操作のレスポンスも速くなっていて快適です。バッテリーが小型化し、メモリーカードがSDになったので、アクセサリーの互換性がなくなりました。
IXYデザインは手詰まりの感がありますね。カラーバリエーションが欲しいところです。画素数競争は400/500万で、ある意味終わってます。'05 2/26



FUJICA HD-S。防水ヘビーデューティーカメラHD-1にストロボを追加したモデルです。水深1m以内なら水中写真が撮影できます。派生モデルにHD-RやHD-M、工事カメラ(K-28)があります。同じコンセプトのKONICA現場監督より先にスタートしています。最初のDH-1のデザインが純粋で一番良く、シリーズを追うごとにだんだん崩れて行くのはプロダクトデザインの宿命でしょうか?水際の遊びや登山などのスポーツだけでなく、日常でも気軽に使えて便利でした。
軟質樹脂の物性が悪くベトベトになり、ストロボ周りを交換した記憶があります。今回保管庫から取り出すと、シャッターボタンと巻き戻しボタンがベトベトでした。
レンズ:フジノン38mm F2、8(3群4枚)、シャッター:プログラム電子(1/8~1/500)、実像式ファインダー、目測焦点調節、cds使用完全EE、レバー巻き上げ、クランク巻き戻し。露出以外はマニュアルで、ピントの失敗も多いですがFUJINON LENSの描写は侮れません。発売:1979(昭和54)年12月、価格:39000円。現在はワークレコードシリーズとなって延命していますが、HD-1という名前はデジタルで復活しています。'05 1/18



KODAK disc 4000(1982年)です。ディスクフィルムを採用し,厚さ2cmと携帯性にすぐれた新規格カメラでした。自動発光ストロボ,リチウム電池など,非常に意欲的な製品でした。
この規格のカメラは,ミノルタからも発売されましたが,フジフィルムやコニカからディスクフィルムが国内に供給されることはなく、日本国内ではあまり普及せず,早くからフィルムの入手が困難になり現像処理もおこなわれなくなりました。また,アメリカでも1998年末でフィルムの製造が完全に終了し,フィルムの有効期限が切れた後は現像処理もおこなわれなくなりました。APSフィルムも同じ運命なのは明白ですね。ビデオのβやレーザーディスク、更に古くはLカセットなど、消えてしまった規格には後々責任を取らないのが業界の常識です。商品選びは慎重にしましょう。ま、8.5X11mm(実測)の画面サイズでは期待できる画質である筈もなく、短命は予測できましたが。
スタイリングは古き良き80年代アメリカンデザインで失敗のないフィルム装填をうまく実現しています。今でもシャッターを切ると巻き上げる電力を残すバッテリーは、その交換方法がわかりません。disc8000やTELE discなどのシリーズがありました。レンズ 12.5mm F2.8 露出F6 1/200 ストロボ撮影F2.8 1/100 ピント固定焦点1.2m~。'04 11/04



行きつけの中古カメラ屋のショーウィンドウが何やら寂しい。9月末をもって廃業だそうです。商売が成り立たないとか。
もともとライカ等の高額商品で潤っていたこの商売も、不景気で「売り」が多いことに加えて、デジタルシフトの予想以上の加速で、フィルムカメラ(それも中古)を買う人が大幅に減少してしまったということでしょう。デジタルカメラの中古は、商品の陳腐化が早く、商品のライフサイクルが近いパソコンショップ以外では見たことがありません。
フィルムメーカーも大変なことになっているようです。'04 9/20



Fotochrome Camera.Fotochrome Inc.USA (made by Petri)
Unusual camera using special direct-positive film in special cartridges. The image was reflected by mirror on the film travelling horizontally at the bottom of the camera.Single speed shutter coupled to the circular selenium meter.1965
ユニークなレイアウトのカメラです。ネットでみつけた解説ですがそのまま使わせていただきます。上部にあるのはフラッシュの反射版で、単三2本を使います。専用フィルム(6X9)を入手できないので撮影できません。'04 8/03



「最後のキヤノンの良心」NEW F-1です。商品名に「NEW」と言う表記は常識的には付けません。F-1という名称を変えたくなかったので、呼称としての「NEW」なのだと思います。
F-1の発売からちょうど10年後の1981年発売。目的は電子化を進めることではなく、プロ機材としての耐久性と信頼性を向上すること。その為、F-1と比較してほとんど再設計だそうですが、F-1ユーザーが予備知識なしに使える操作レイアウトになっています。両肩が低くなり、全体的に角Rが大きくなったことと、ざらざらのつや消し塗装でF-1より小振りに見えるデザインです。
高速側を機械式、低速側を電子式にしたハイブリッドシャッターで、それぞれの利点を活かし、電池切れでも撮影を続けられることを優先しました。AEファインダーによる絞り優先AE,アイレベルファインダーによるシャッタースピード優先AEが選べますが、アイレベルファインダーでも、レンズの絞り操作で「絞り優先」が使えることはあまり知られていません(その時のシャッタースピードは音で判断)。また、AEファインダーとモータードライブ(パワーワインダーも)の組み合わせで両優先AEになります。測光パターン選択はフォーカシングスクリーンの交換で行います。モータードライブ装着は底蓋を外す必要がなくなり、アクセサリーシューはペンタ部に付きました。
この金属フェチに最適のプロカメラは、使い込んだ中古なら今が「底値」です。'04 7/23



左はキヤノンIXYデジタル200aで200万画素2倍ズームです。ホームページ作りには充分の画質です。右はIXYデジタル500で500万画素3倍ズームです。新しい分、操作の反応が速いです。画質はプリントするとその差は歴然です。500もステンレス外装で、アルミ風の処理で軽量に見えますが重量は同等です。「四角に丸」がIXYの象徴になりましたが、昔からカメラは「四角に丸」ですよね。'04 7/01



一ノ瀬泰造 写真展に行きました。戦わない人々が犠牲になる戦争。恐れ、悲しむ人々に遠慮がちにレンズを向け続けた泰造の映像は、その人たちへの愛情も感じられます。戦死した父親の墓の上に立ち、泣きじゃくる男の子の写真は自分の涙で良く見えませんでした。第二次大戦以降の多くの戦争にはアメリカ軍が介在し、なぜか全ては有色人種の国々で、悲惨な被害はアメリカ製の兵器によるものです。ジャーナリスト無しには事実は伝えられません。'04 5/29



キヤノンA-1です。1978年発売で、AE-1を母体に5モードAEを搭載し、7セグメントLEDによるファインダー内情報は使い勝手抜群でした。シャッタースピード優先/絞り優先の両優先TTL AE搭載は「どちらが優れた方式か」の論争に終止符を打ちました。加えてプログラムAE、絞り込みAE、スピードライトAEを備え、幅広い層に人気を博しました。コストダウンの為、AE-1と共に軍艦部は巧みにプラスチック化され、ユーザーの多くが気付かないほどで、他メーカーへの影響大でした。写真のように、A-1の黒塗装の下も銅メッキされています。'04 5/20



キヤノンEFです。AE-1が発売される3年前の1973年に発売されたキヤノン初のシャッタースピード優先AE+TTL測光の先進的なカメラです。シャッターは金属幕縦走行のコパルスクエアで1/1000~Bが機械式、1~30秒が電子式のハイブリッドというユニークなもの。
デザインはF-1に準じていますが、シャッターダイヤル、シャッターボタン、巻き上げレバーを同軸にしたシンプルなものになっています。巻き上げの感触はシルキータッチでF-1より良好です。また、全金属製で、後に出るAE-1のようにメッキのプラスチックで金属に見せかけることはしない時代の正直な設計で、中古のマニュアル一眼レフとしては「買い」の一台です。しかも安い。'04 5/11



1971年、F-1と同時に発売されたFTbです。F-1の為に開発されたFDレンズ群も使用できるように、FT(1966年)を解放測光に改良したモデルです。基本機能はF-1に匹敵するキヤノン中級一眼レフの代表モデルで、発売後3年で100万台を超える主力モデルとなりました。 '04 5/04



カメラの防湿庫を買いました。東洋リビングとトーリハンという2メーカーがほとんどのシェアを持っている市場です。しかし、扉にクロームの縁取りがあったりする貧しいデザインで、これはと言う物がなく買わなかったのですが、東洋リビングから「ひかりもの」が無いシンプルなデザインの新製品が出ましたので購入に踏み切りました。2ドアの、家庭用としてはかなり大型の物ですが、手持ちの一眼レフとそのレンズは全部入りませんでした(やれやれ)。上部にキヤノン、下部にニコンを収納しました。これで梅雨時に乾燥剤を買わずに済みます。'04 4/30



ニコンFの普及機、ニコマートFTです。ニコン初のTTL露出計内蔵一眼レフとして、フォトミックTと同じ1965年に発売されました。フォトミックは露出計を内蔵した大きなファインダー部の為大きく重いので、TTLカメラとしてはニコマートのほうに人気が集まりました。性能、耐久性共に信頼でき、Fのサブカメラとしてプロも使用しました。
ファインダーを覗きながら操作し易いようにシャッターダイヤルをレンズマウント基部にリング状に配置し、上面右側は巻き上げレバーとシャッターボタンだけのシンプルな表情になりました。その後のFTNモデルではシャッター速度がファインダー内部に表示され、操作性が向上しました。
縦走りシャッター、ミラーボックスと前板(レンズマウント取り付け基部)を一体のダイキャストで作るなど、Fとの違いは大きいのですが、上層部から「Fそっくりにしろ」という注文に対して、あえてペンタの頂上に平面部が設けられているのは、担当デザイナー(当時の若手)のこだわりだったそうです。また、開発の最終段階まで外光式露出計であったものを、他社の動向を考慮し急遽4~5か月でTTL化したそうですが、外光式のままだったらこれほど成功しなかったのは明白ですね。 '04 4/25



ニューキヤノネットQL17です。1969年、キヤノネット発売から8年、小型化したニューシリーズがスタートしました。専用のスピードライトを使った全自動「フラッシュオート機構」を搭載し、レンズは焦点距離を短く40mm F1.7にしました。コパル製シャッターのシャッタースピード優先AEで、マニュアル露出も可能。
右のモデルは1972年のバージョンアップ版で、露出計用のバッテリーチェック機構が加えられました。ニューシリーズは120万台のロングセラーになりました。 '04 3/30



キヤノネットです。1961年、35ミリフォーカルプレーンシャッターの高級機専門メーカーだったキヤノンが、初めてレンズシャッター中級機に進出した機種です。¥19800の定価は他社の同等機種より格段に安く、飛ぶように売れて、他社から激しいクレームがついたそうです。
ファインダーはパララックス自動補正のブライトフレーム付きで、露出不足警告表示も出ます。レンズは45mm F1.9、シャッターはコパル製。フィルム巻き上げは底部のトリガーレバーで行なうので、上面にはシャッターボタンしかなく、簡単操作を強調しています。ダイアル35をデザインした篠原宏デザイナーによる、特徴的な距離計窓の斜めカットやレンズ周りのセレン受光部などのデザインは、当時の日本の工業デザインの中では群を抜くレベルでした。
1969年に小型化するまで100万台を超えるベストセラーシリーズになりました。 '04 3/14



キヤノン デミEE17です。1966年発売。デミのケプラー式実像ファインダーから逆ガリレオ式のブライトフレーム付きになりました。露出もcds素子を使ったシャッタースピード優先AEに進化し、デミシリーズの最上級モデルになりました。レンズは30mm F1.7と大口径なものを搭載し、セレンの受光窓も無くなり、近代的なルックスになりました。 '04 3/11



キヤノン デミです。ダイアル35と同じく1963年(2月)発売のハーフ版カメラです。角を丸くしたキュートなデザインは、日本のインダストリアルデザインの先駆者、川田龍宥デザイナーの作です。セレン露出計とプログラムシャッターを組み合わせた、追針合致式AE。レンズは28mmF2.8,シャッターは1/30~1/250のセイコー舎製。皮張色は黒の他に白、赤、青があり「カラーデミ」と呼ばれていました。青の中古品は見た事がありますが、白は未だにありません。 '04 3/09



「ロバートキャパとその志を継ぐ22名の国際写真家による写真展」を見てきました。キャパのは勿論、 沢田教一 の写真に鳥肌が立ちました。彼の写真は被写体にものすごく近付いて撮っています。極限状態の中ですが、広角を使っているのでブレも少なくピントも合っていて、リアルに戦争の恐怖や悲しみを伝えています。 '04 2/23



キヤノン ダイアル35です。1963年11月発売。カラーフィルムがまだ高価だった当時、2倍撮れることで人気のあったハーフサイズカメラです。篠原宏デザイナーによるそれまでの常識を覆すデザインは、縦型レイアウトのみならず、アルミプレスによる繊細な梨地アルマイトのボディーや、各パーツのレイアウトまで、時を超えて新鮮に見えます。業界初のスプリングモーターによるフィルムの自動巻き上げ自動巻き戻しを特徴とし、名称は、露出計用のCdS受光部の形が電話機のダイアルに似ているところから名付けられたものです。レンズは28mm F2.8、シャッターはセイコー舎製。 '04 2/22



キヤノンFー1です。ニコンF発売の一か月前に発売されたキヤノフレックスから始まるキヤノンの一眼レフですが、プロ用をキヤノンからも出そうという気運が高まった1964年秋からスタートした開発は1971年に実を結び、Fー1を発売します。ニコンFを上回る性能を目指し、通常のカメラの10倍の人員、予算を投じたそうです。例えば、ファインダーユニットをピンで止めるニコンに対してスライドレール式を採用し、精度に加え、防塵性、堅牢生を高めています。モータードライブもメーカー改造が必要なニコンに対して、無調整でユーザー自身で取り付けができるようになりました。その他、ボディーと同時進行で設計したアクセサリーシステムはニコンのそれを圧倒していました。しかし、この年ニコンはF2を発売したのでした。'04 2/7



ニコンFです。あまりに有名で説明の必要もありません、が、説明します。1954年、日本光学はS2の設計を完成させ、これ以上のものはあり得ないと思っていました。ところがその年の4月、LeicaがM3を発表しました。そのファインダーの設計、製造技術に日本中のカメラメーカーはひっくり返りました。S2の発売はその年の12月になります。対抗馬でニコンは1957年9月にSPを発売する訳ですが、レンジファインダーの限界を感じ、一眼レフの方向に向かったのです。それ以降は皆さんご存じの通りです。SPにミラーボックスを加える設計のFはSPからの流用部品も多く使われています。軍艦部分はSPに良く似ていますね。頑丈さはSシリーズ譲りで、共にベトナム戦争で活躍し、 一ノ瀬泰造 の銃弾を受けたFは有名です。発表直前に、逆さにしてシャッターを切るとミラーが戻らない事を発見し、急遽手直しをしたそうですよ。1959年からスタートし1971年のF2発表後も需要は続き、1973年9月まで生産されました。写真は左から1968年、1970年、1968年のモデルです。アイレベルの黒が欲しいところですが高価ですね。レンズは左からGN45mm/2.8、20mm/3.5、24mm/2.8です。GNはストロボのガイドナンバーと絞りが連動できるもので、絞りの回転方向が他のニッコールと逆(キヤノンと同じ)になっているのが面白いです。短いレンズで常用に便利です。'04 2/2



Canon Autoboy SEというソーラー充電カメラです(35mmフィルム)。カメラは低湿度の冷暗所に保存するのが常識ですが、これは違います。ひなたに置きなさいというカメラです。日常的に屋外で使用する分には問題ないのですが、室内撮影が多かったり、カメラを何台も持っていると、いざという時に充電不足で使えません。乾電池も使えません。企画した人のお話を聞きたいです。アモルファスシリコンをどうしても商品に使いたかったのでしょうか。直射日光による温度上昇対策の為に白い外装で、3枚目の写真のように一定の温度になると、形状記憶合金によりボディー前部を開けて自己放熱します。ハイテク満載の変態カメラです。メリットとデメリットのバランスが悪い商品企画の一例だと思いますが、複雑な問題をうまく解決したデザイナーは偉いと思います。'04 1/08



Rollei 35 Tです。TはTessarレンズの意味です。距離計なしの目測フォーカスですが、非常にシャープに写ります。プリントではSLRとの区別がつきません。左手巻き上げ、アクセサリーシューは底面と、変態カメラです。沈胴レンズシャッターなので、レンズを引き出さないと、巻き上げもシャッターを切ることもできません。小型化優先なので、操作性は犠牲になっていますが、コンセプトが明快で、歴史に残るカメラデザインです。最近デジカメばかり使うので出番はありません。