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HDD&DVDレコーダー RD-X5のこと

RD-X2を使い続けて2年半。最近DVDドライブがちょっと調子悪くなってしまい、ついに新型を購入。使い始めてその進化に驚きました。すべてに使いやすくなっています。また、ハードディスク容量は600GB。これでしばらくは容量不足に悩まされることはないでしょう。

良い点 悪い点

私なりの結論


良い点

  1. W録(ダブろく)という2つの番組を同時に録画できる機能はとても便利。取りたい番組が同時に2つ重なるいうことはよくある。今までだったら、片方をあきらめるか、VHSビデオに録画して後からHDDにダビングするしかなかった。しかし、このダビングというのはかなり面倒で、いつの間にか忘れてしまったり、どのテープに録ったのか分からなくなってしまったりすることもあった。それがなくなったのはとてもありがたい。

  2. フォルダー機能がある。ジャンルごとに分けたり、家族ごとに分けたりして整理できる。私はドラマ、アニメ、教養番組等のジャンルごとにフォルダを作って整理している。これによって番組一覧が見やすくなった。

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悪い点

  1. ビデオCDに対応していない。X2は対応しているのでこの点は退歩だ。我が家にはかつてDVDがなかった頃に購入したビデオCDが何枚かある。これが再生できなくなってしまったのは不便。

  2. 相変わらずDVDディスクを挿入してから認識するまでの時間がかかる。他社のレコーダーがどうなのかは分からないが、X2と比べてもほとんど変わらない印象である。

  3. 本体がかなり熱くなる。DVDを見た後ディスクを取り出すと、かなり熱くなっている。ちょっと心配である。

  4. 録画番組一覧(RDシリーズでは「見るナビ」と言う)から不要な番組(RDでは「タイトル」と言う)を削除できるのだが、削除が終了すると、「見るナビ」には戻らず、テレビ画面になってしまう。仕様の変更なのだろうが、X2のように再び「見るナビ」に戻る方が次の操作がスムーズにできるように思う。

  5. 録画日付が見える場所には表示されなくなってしまった。正確にはタイトル名が自動で入力される設定にしているため、録画日付がタイトル名の後ろに隠れてしまうということだ。「見るナビ」での一覧からは分からなくなってしまった。X2ではどんな番組でも「2005/01/10 20:00 ch:8」などのように日付と時間を表すタイトル名になるのだが、X5では「番組名「サブタイトル」日付」という形式になり、しかもたいていサブタイトルが長いので、日付の部分は隠れてしまい表示されない。

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私なりの結論ですが

 わずか2年半ですが、その間の進歩はものすごいものがあるなあというのが、率直な感想です。あれほど遅かった各種操作の処理時間ですが劇的に短くなりました。

 たとえば削除、編集結果の保存、サムネイル一覧の表示、文字入力時のレスポンスなどすべてにおいて快適と言えるレベルに向上しています。

 そしてX2ではできなかったことが、X5ではかなりできるようになりました。

 たとえば、録画中の状態で別番組の予約や、録画済み番組あるいは現在録画中の番組の編集です。X2では録画状態であるとほとんどのことができませんでした。しかしX5ではなんと録画中の番組でさえチャプターを打つことができるのです。X2に慣れた身としては驚異的なことです。また、一時的な予約の取り消し、X2は完全な取り消ししかできず、再度予約したければ最初からやり直すしかありません。また、番組一覧の並べ替え、X5ではタイトル順、日付順など好きな順番に並べ替えることができますが、(ただし電源を切ると元に戻る、)X2では保存された順番でしか表示できません。

 さらに2番組を同時に録画できるのも重宝しています。X2ではどちらかをあきらめなければならず、いったんVHSビデオに録画して、あとからダビングするしかありませんでした。もちろん画質は低下します。

 また、専門的な話になりますが、レート変換ダビングでもチャプター情報が保存されるのは驚きました。また、携帯メールでの予約、これによって出先からでも予約できるのでとても便利です。さらにパソコンからリモート操作できるのも便利ですし、インターネットのテレビ番組表からクリックして録画予約できるのも便利です。

 また、本体自身にも番組情報を取り入れる機能がありますので、いちいち番組名を入力しなくても自動的に番組名を付けてくれるのも便利。X2では日付・時間を表す単なる数字の羅列だったので格段の差です。

 ハードディスク容量は現在最大の600GB(300GB×2個内蔵)。X2が80GBだったので、実に7.5倍です。80GBだって十分巨大だったんですけどね。職場のノートパソコンはわずか10GBしかないのですから。

 これからもDVDレコーダーは進化し続けるでしょうけど、当分はこれで間に合うと思っています。しかし、2011年には地上波デジタルに全面移行するということなので、それまでの活躍ですが…。ま、しっかり働いてもらいましょう。

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