平成19年3月15日(木) RD-X5のドライブを交換修理

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RD-X5製品写真

 我が家のメインHDD/DVDレコーダの東芝RX-D5だが、ドライブから異音がするようになっていた。起動するときやメールを読み込むときなど、ギギッという嫌な音がするのだ。気になっていたのだが、それが昨日ついにDVDがまったく読み込めないという形で現実のものとなってしまった。

 DVDディスクを差し込むと、ギギッという音がした後、ギリギリッというかなり大きな音が続く。そしてしばらくすると「ディスクをチェックしてください」というメッセージが出て止まるのだ。

 明らかに異常である。何とか解決策はないものかとインターネットを探索するものの、結局、有用な情報は得られなかった。仕方なくマニュアルの裏表紙を見ると、修理受付の電話番号が書いてあった。24時間受付とあったので、電話してみた。

 もう午後9時半だったので、どうせ音声テープの応答だろうと思っていたら、何と女性オペレータが出て、修理の受付をするという。修理受付が24時間というのは驚異的だ。東芝のサポートはすごい。例のクレーマー事件が影響しているのだろうか。

 型番や症状を伝えて、一番速い訪問日が今日であった。電話したのが一昨日の午後9時半頃。すばやい対応だ。それも賞賛されるべきだろう。

 実はもうかなり前からもう一台のRD-X2の方もドライブが故障している。DVD-RAMがまったく読み込めない。RD-X2でHDDに録画した番組をコピーするにはDVD-Rに焼くしかないというのが現状だった。ついでにこちらもお願いしておいた。

 修理技師さんはDVDを読ませて即座に異常箇所が分かったようだ。結局ドライブ交換しかないということになった。モーターのベアリングが異常で正しく回転しないということだそうだ。ディスクがきちんと回転しないので正常に読み込ませることができないというわけだ。

 交換は簡単に終わり、元通りになった。ちなみに部品代および工賃などを含めて15,000円程だった。また、RD-X2の方も同じくドライブ交換しかないということになった。ただしこちらは型が古いので部品代がとても高いのだそうだ。工賃込みの合計で30,000円を超えるということで、あっさりあきらめた。

 それにしても、こういったドライブ類の寿命って妙に短いように思う。RD-X5は使い始めてまだ2年だ。ほぼ毎日使ってはいるが、24時間回しっぱなしと言うわけではない。さらに主に使うのはHDDの方なので、実質的な使用時間はそれほど長いとは思えない。

 ただ、気になるのは再生後にディスクを取り出すと、かなり熱いということだ。こんなに温度が高くて内部は大丈夫なのだろうか。だから2年もすれば壊れてしまうのではないだろうか。今回交換してもまた2年後にはダメになってしまうのだろうか。そうすると機械の寿命としてはとても短いということにならないか?

 身の回りのこうしたモーターを使った製品で調子が悪いものって案外多い。たとえば、プレステ2は、トレイが出てもすぐ閉じてしまう症状に見舞われている。トレイが出ているうちに急いでディスクをセットしないと閉じてしまう。中途半端なセット状態だと途中でディスクが引っかかって大変なことになる。でもこれについてはトレイを指でつまんで押さえておけばよいことに気づいた。結構な力で引っぱられるが、それでも閉じてしまうことはない。

 また、カーナビのDVDドライブも調子がイマイチだ。秋から冬にかけての寒い朝だとまず動かない。画面は真っ白なままだ。しばらく走って機械が暖まってくると正常に戻るのだが、機械が万全でないのは気分が悪い。その他ハードディスクのクラッシュは数回経験しているし、古くからあるパソコンのフロッピードライブは2台あるが2台とももうまったく使えない。

 あと、回転するものではないが、携帯電話も1年ぐらい経つと調子が悪くなる。電源が急に切れるというのがよくあることで、このため仕方なく機種変更したこともある。

 まあ、とにかく最近のハイテク機器は機械的な強度はだいぶ弱いと思っている。もっとも長い間使うことを想定していないのだろう。RD-X5はデジタル放送開始の2011年までは使いたいと思っているのだが、それまで持つのだろうか。


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