2004月1月1日(木) PC-9821Ls150が復活


製品写真

 内蔵ハードディスクがクラッシュして、使えなくなってしまったPC-9821Ls150だったが、ハードディスクを換装することによって復活した。

 今まで内蔵されていたハードディスクは、IBMの2.5inchHDD(容量8.4GB)だった。もうこの時代、こんな小さな(!)容量のハードディスクは手に入らないだろうと思っていた。でも、もしかしたらアメリカにはあるかもしれないと思って、現在アメリカに留学中の弟にメールで問い合わせてみた。


 残念ながらアメリカでももうこのサイズはないとのことだった。

 しかし…、実はあったのだ。 実家の片隅で眠っているハードディスクが…!

 私の弟はパソコンの名手で、何台もの自作パソコンを作っている。そのためマザーボードやらハードディスクやらが実家にゴロゴロしているというわけである。

 #我が家で使っているデスクトップもこうしたもう使わなくなったマザーボードを中心として、若干の部品を買い足して、弟に作ってもらったものである。

 で、弟に聞くと、余っている2.5inchHDDがあるからあげるという。しかも1月に一時帰国するという。さっそくお願いした。また換装作業もやってもらえるということだった。

 換装に当たっては、げっちゃんのページ(物欲番長→マッシーン→PC-9821Ls150/S14)を参考にさせてもらった。ありがとうございます。

 しかし、今度またこのハードディスクがクラッシュしたらもう終わりかなあというのが心配の種である。私は、けっこうハードディスクのクラッシュに出くわしている。かつて、まだバックアップをとっていない状況で、大量のJPEGファイル(つまりデジカメの写真データ)を失ったことがあるが、これにはかなりのショックを受けた。 

 それはデスクトップだったが、もう一台のPC-9821Ap3の換装してあった内蔵ハードディスクと、同じく外付けのハードディスクも…、かれこれ覚えているだけでも4台はクラッシュしている。今までそんな経験はないという人もいる中で、私はよっぽど運が悪いのか…。

 ハードディスクがクラッシュした瞬間というのは、経験したことがない人のためにお伝えしましょう。ディスクが「カタンカタン」と音を立て、必死に回ろうとする。だが、勢いよく回るだけの力がなく、一向にデータが読み込めないのである。そして、しばらく「カタン、カタン」とむなしく音が響いたのち、エラーメッセージが出て止まってしまうのである。

 目の前にデータがあることを見ながら、「ここで電源を切ったらもうこの画面は二度と見られなくなる」と分かっていながら、電源を切るしか残されたすべはないという悲しさは格別である。

 みなさんもバックアップはまめにしておいた方がいいですよ。


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