キーボードの部屋 2002年12月29日更新
測定誤差が発生する要因
■ 押す方向とキースイッチの傾き、キートップの傾斜
キーボードの中心付近 L ; あたりのキーを選んでるが
スイッチが垂直になるようキャビネットの角度を調整するのは難しい。
よって、キーボードによっては斜めに押さえてると思う。
■ キースイッチの製造精度、軸部分のがたつき、接触抵抗、磨耗の程度
中古キーボ−ドでは、キーの位置によりかなりバラつきがでる。
新品でもストローク、タクタイルの位置、各部の接触抵抗などばらつくものもある。
数回サンプリングすればいいと思われるかもしれないが、
タクタイルなどの急激な荷重変化の位置がずれていると
平均化されるため、グラフが丸まってしまう。
よって 1、2回しかサンプリングしてない。
■ キーボードのキャビネットの強度
キーボードは中空構造だから、荷重を掛ければ当然潰れる。
50gほどの荷重変化でどの程度潰れるか不明。
■ キッチンメーターの最小測定単位
キッチンメーターの性能は測定目盛2g単位
100gまで誤差 ±2g
100〜2000g 誤差 ±10g
あんまり性能が良くない。
■ キッチンメーターのストローク
1gあたり0.00075mm (2000gで1.5mm)
50gの荷重変化で 0.0375mmほどのストロークなので無視してよいレベルだと思う。