ワンデーポートは2000年に設立した我が国初のギャンブル依存支援施設です。
私たちは個別性に基づいた生活の立て直しを柱にした相談事業、入所支援事業に取り組んでいます。制度に縛られないサービスを提供するために、福祉制度に基づく公的補助金は受けず、寄付を主要財源に運営しています。
近年「ギャンブル等依存症」が国の対策となり、医療化による治療や自助グループ参加による回復支援が推奨されています。私たちは、「ギャンブル依存症」と言われている人には、社会で居場所がない、仕事でストレスを抱えやすい、「遊び」が広がらないなど(ギャンブルをやる前から)の課題があると考えています。その課題解決のためには、依存行動に着目するのではなく、環境調整と睡眠・食事・運動の再構築、その人が楽しいと思える遊びの獲得など、健康問題としての対処が不可欠だと考えています。ワンデーポートでは、家族相談、個別相談、入所プログラムすべてにおいて健康を意識した支援を心がけています。
更新2025.4.1