トップ>メニュー関東地方土浦城
つちうらじょう
土浦城
別称:亀城
所在地:茨城県土浦市中央
形状 平城 史跡指定 国特別
平山城
山城 都道府県
陣屋・館 市町村
遺構 建築物 天守閣 現存
石垣 木造復原
土塁 鉄筋復原
水堀 復興
空堀 模擬
太鼓櫓門(撮影年月 H16・6)
現存建築物 国宝 なし
国重文 なし
都道府県指定 太鼓櫓門
市町村指定 旧前川口門
その他 霞門
アクセス 公共 JR常磐線土浦駅下車後徒歩15分
常磐道桜土浦IC
ミニ情報
地図情報
城略史
 15世紀半ば若泉氏により築かれた土浦城は後に小田氏家臣菅谷氏が入り、天正年間に佐竹氏に破れ敗走その後徳川家康関東入封により結城秀康が入城した。関ヶ原合戦後、結城氏が越前に転封し、城主が目まぐるしく換わった後、貞享4年(1687)土屋正直が入ってからは維新までは土屋氏が在城した。土屋氏桓武平氏中村氏の一族。相模国土屋を領し土屋氏を名乗る。戦国時代、武田氏の家臣として活躍するが武田氏滅亡後は徳川氏に仕え久留里2万石の大名となる。一旦、改易となるが数直の時に再び大名となり、正直の時に9万5000石の土浦藩主となり幕末まで存続した。 現在関東では珍しく城門が3棟現存し、東西櫓2棟が復元されている。
主な見どころ
↑土浦城縄張(現地案内図):こうしてみると、平城ではなく水城といったほうが相応しい。しかも、かなり大規模な水城である。 ↑内堀:本丸を囲む水堀であるが、完全なる現存ではない。
↑旧前川口門(高麗門):武家屋敷と町屋を仕切る、江戸時代後期の建築物。市指定史跡。 ↑霞門:本丸東側の裏門。
↑櫓門礎石:土浦市立博物館の敷地内に移動保存されていて、誰でも見学できるようになっている。 ↑太鼓櫓門@:ページトップの写真とは異なり、門の裏側である本丸側から撮影。裏から見ると華奢な感じがする。
↑太鼓櫓門A ↑東櫓:内部は、土浦市立博物館の別館となっています。
↑西櫓 ↑本丸跡
入場券・パンフ等
土浦市立博物館入場券:復元された東櫓の内部は博物館の別館となっていて、共通の券で入場できます。 土浦城模型建物配置図:博物館で入手できます。模型建物という呼び方が何ともいえません。しっくりくるようなこないような。
探訪年月 @H7・8AH16・6
併設・周辺資料館 土浦城東櫓(付属展示館)
開館時間:午前9時〜午後4時30分
料金:105円
休館:月曜日、祝日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
       年末年始(12月28日〜1月4日)
参考見学所要時間 約1時間00分(土浦市立博物館・展示館を含む)
お薦め度 私見   門が3棟も現存しているのは、関東地方では非常に珍しい。特に太鼓櫓門は、江戸時代前期の櫓門としては関東唯一の遺構。
  また櫓にあっても、復元・再建ではあるが2基上がっている。周囲は市街化されてしまっているので、城跡というよりも公園というような雰囲気であるが、水堀も不完全ながら現存し、中枢部は見応えがある。城ファンとしは、今後とも保存管理を徹底して、より一層の整備をしてもらいたい。
城郭ファン以外も必見
見逃せない対象です
城好きは行きましょう
予備知識がある方は・・
マニア向け
公式サイト
参考サイト 土浦市立博物館
初版20070129
二版20070711
戻る