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すぎやまじょう |
杉山城 |
別称: |
所在地:埼玉県比企郡嵐山町杉山字城 |
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形状 |
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平城 |
史跡指定 |
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国特別 |
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平山城 |
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国 |
○ |
山城 |
○ |
都道府県 |
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陣屋・館 |
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市町村 |
遺構 |
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建築物 |
天守閣 |
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現存 |
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石垣 |
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復原 |
○ |
土塁 |
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外観復原 |
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水堀 |
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復興 |
○ |
空堀 |
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模擬 |
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(撮影年月 H19・2) |
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現存建築物 |
国宝 |
なし |
国重文 |
なし |
都道府県指定 |
なし |
市町村指定 |
なし |
その他 |
なし |
復元建築物 |
なし |
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アクセス |
公共 |
東武東上線武蔵嵐山駅下車徒歩約30分 |
車 |
関越道嵐山小川ICからすぐ |
ミニ情報 |
玉ノ岡中学校のすぐ裏手 |
地図情報 |
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城略史 |
杉山城は、戦国時代の築城と推定される典型的な山城です。総面積は約8ヘクタールにも及び、山の高低差を巧みに利用して10あまりの曲輪を理想的に配置しています。まさに自然の要害と呼ぶにふさわしい県内でも屈指の名城と評価されています。現存する遺構の保存状態も非常に良く、複雑に入り組んだ土塁や堀によつて構成される城構えには当時の高度な築城技術がしのばれます。「馬出」や「枡形」の塁線を屈曲させて構える「横矢掛かり」の多用はその典型とされるものです。また、城の立地についても、北方に越畑城・高見城と連絡し、西方全体に鎌倉街道を見下ろすという絶好の条件を備えています。当時の社会情勢から判断して、松山城と鉢形城とをつなぐ軍事上の重要拠点の一つであったと考えられます。築城年代や城主名等に不明な点も多いですが、地元では松山城主上田氏の家臣杉山(庄)主水の居城と伝えています。
杉山城は、全て私有地であり地権者のご理解とご協力によって公開されているものです。
(参照「現地案内板」) |
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主な見どころ |
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本郭外周の見どころ |
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本郭の見どころ |
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↑本郭出土遺物:発掘調査により、本郭は火災に遭っていることがわかっています。また写真のような出土品もあるようです(現地案内板の写真から抜粋)。 |
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↑本郭下@:杉山城は、おそらくごく最近のことだと思いますが、木々が伐採されています。非常に英断だと思います。そのおかげで、なんと素晴らしい城跡を見学できることか! |
↑本郭下A |
探訪年月 |
@H19・2 |
併設・周辺資料館 |
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参考見学所要時間 |
約1時間00分 |
お薦め度 |
私見 |
中世戦国時代の教科書的城郭とは良く言ったもので、まさにその通り、実感できると思います。城域全体が良好な遺構を残しているばかりでなく、当時の城としての機能や雰囲気を感じ取ることが出来る、木々の伐採がたいへん素晴らしい英断と思います。どこの中世城郭も、同じように伐採しろとは思いませんが、これだけの城郭ですから、価値が高いと思います。まるで城図を見ているかのような見学が可能です。 |
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城郭ファン以外も必見 |
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見逃せない対象です |
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城好きは行きましょう |
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予備知識がある方は・・ |
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マニア向け |
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初版20070811 |
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