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こがくぼうやかた
古河公方館
別称:鴻巣御所、鴻之巣館
所在地:茨城県古河市鴻巣字中山
形状 平城 史跡指定 国特別
平山城
山城 都道府県
陣屋・館 市町村
遺構 建築物 天守閣 現存
石垣 木造復原
土塁 鉄筋復原
水堀 復興
空堀 模擬
(撮影年月 H16・5)
現存建築物 国宝 なし
国重文 なし
都道府県指定 なし
市町村指定 なし
その他 なし
アクセス 鉄道 JR東北本線古河駅下車後徒歩30分
東北自動車道加須ICから約10q
ミニ情報 古河総合公園内にあります
地図情報
城略史   古河公方初代足利成氏は、康正元年(1455)でこの地に移り、2年後の長禄元年(1457)修築の終わった古河城へ入った。それ以来、成氏、政氏(まさうじ)、高基(たかもと)、晴氏(はるうじ)、義氏(よしうじ)に至る五代120余年の間「古河公方」の居城として存続した。
 なお足利成氏とは、室町幕府祖尊氏の子である基氏(鎌倉公方)を祖とする者で、関東管領上杉憲忠に追われ古河を拠点にした。結城氏や佐竹氏など北関東豪族の支持を得たことから、上記のように130年近くも繁栄できた。
 水没した古河城と異なり、こちらは後世に現存しているとはなんとも皮肉な話だ。
主な見どころ
↑水堀:西側と東側にはこのような堀と、土塁が現存している。素晴らしいことです。正直驚きました。 ↑土塁:写真では少し見にくいが、奥にある土の壁がそうです。
↑館跡:水堀に突き出すような形の館跡。高台となっていて、公園というよりは藪。 ↑5代義氏の墓:最後古河公方です。その子女が生き延びて、後世喜連川氏として江戸時代を生き抜く。足利氏を名乗るのはずっと後のこと。
探訪年月 @H16・5
併設・周辺資料館
参考見学所要時間 約1時間00分
お薦め度 私見   近世古河城が現存していないので、古河公方館が残っていることに驚き。もちろん建物等が残っているわけではないが、水堀のお陰で随分とイメージできる。
 規模は今の姿より、当然もっと大きかったのだろうが、中世の館跡が残っているですから価値は高いです。
城郭ファン以外も必見
見逃せない対象です
城好きは行きましょう
予備知識がある方は・・
マニア向け
公式サイト
参考サイト
初版20061200
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