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あかしじょう
明石城
別称:喜春城、鶴城、錦江城
所在地:兵庫県明石市明石公園
形状 平城 史跡指定 国特別
平山城
山城 都道府県
陣屋・館 市町村
遺構 建築物 天守閣 現存
石垣 復原
土塁 外観復原
水堀 復興
空堀 模擬
JR明石駅から(撮影年月 H16・9)
現存建築物 国宝 なし
国重文 坤櫓、巽櫓
都道府県指定 なし
市町村指定 切手門
その他 なし
アクセス 公共 JR山陽本線明石駅下車後徒歩5分
第二神明道路大蔵谷IC
ミニ情報
地図情報
城略史
 大阪の陣で戦功をあげた小笠原忠真は、高山右近が築いた船上城に入城したが、翌年将軍秀忠から新城築城の命が下り元和5年に完成した。姫路城を補完する西国監視の城として機能した。
 城は平山城で、五重天守の規模を持つ天守台であるがあえて奥まった場所にあることから、当初から建てられる予定は無かったと思われる。そして本丸四隅に三重櫓が築かれた。
主な見どころ
↑現地案内図:城の案内と言うよりは、公園の案内図です。 ↑内堀:大手門と境にする水堀。幅も広くて直線的だ。
↑大手門:駅からだと、ここの入口が最も近い。まさに現代でも大手門の役割。右へ90度折れる模範的な虎口。 坤櫓、巽櫓:江戸時代は遠くからでも、さぞよく見えたことでしょう。明石城のシンボルです。
坤櫓@:向かって左側に立つ三重櫓。 坤櫓A:本丸側からみたもの。
坤櫓B 巽櫓@:向かって右側(東)の櫓。よくみると唐破風の位置が異なることに気づく。
巽櫓A:千鳥破風も東西・南北で位置が異なる。 巽櫓B
↑天守台:初めから築かれなかった。どうやら設計段階から、天守の建築予定がなく、天守台は飾りであったようだ。確かに縄張的にも重要性が感じられない。 ↑天守台下の虎口:テクニカルな石積みにうっとり。
↑東の丸虎口:裏口のようにひっそりとしている。石垣の積みも低い。 ↑薬研堀:東の丸北側にあり、高台にある堀。
探訪年月 @H16・9
併設・周辺資料館
参考見学所要時間 約1時間00分
お薦め度 私見   ほぼシンメトリーな、現存櫓を含む景観が明石城の見所。もちろん駅からも美しいその姿を見ることができます。城域は明石公園として整備されており、城探訪よりも公園として来る人の方が多い。それだけ市民の憩いの場になっているようだ。羨ましいことです。
 天守はなかったが、もし建てられていれば、シツエーションからして海からも見えただろうし、さぞ徳川さんからクレームがついたであろう。
城郭ファン以外も必見
見逃せない対象です
城好きは行きましょう
予備知識がある方は・・
マニア向け
公式サイト
参考サイト 明石公園
初版20070112
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