第33夜 とにかく撃つべし!「スターフォース」


 いわゆる縦スクロールシューティングゲーム。
空中と地上の敵を同じ弾で攻撃できるという「手抜きゼビウス」のような
地味な印象があったゲームなのですが、
ファミコン版は時勢に乗ったというか、
要するにハドソンのゲームキャラバンの公式ゲームとなったため、
大ブレークしたのでした。
 
そんな中で咲いた時代のあだ花が「高橋名人」
どこにでもいるようなオッサンが、
「16連射だー!」と言いながら、発射ボタンを連打しているだけで、
「高橋名人物語」という、漫画(コロコロコミック連載)
の主人公にまでなってしまったわけです。
 
ゲームの話に戻って、「スターフォース」は、とにかく連打と弾よけが命。
ふだんの暗いBGMとパワーアップ時の妙にアップテンポなBGMも印象的でした。
 ちなみに、ゴーデスの謎を解いたら1億点(だったかな…)なのですが、
いまだに、どんな「謎」なのかよく分からない。
東亜あたりののスコアインフレゲームのはしりでもありました。

 それにしても、高橋名人の仰る通り、
「ゲームは一日一時間!」

おっさんは、もっとやってるやろ、ウソツキ!
と名人にツッコミを入れた子供、多かったのでは?(僕はそうでした)