第29夜 “Welcome to Fantasy Zone!”「スペースハリアー」

 セガ体感ゲームシリーズ第2弾。ただし、第一弾の「ハングオン」は自力で車体を傾けるバイクレースゲームであったため、機械の力でシートが動くゲームは、「スペースハリアー」がはじめてだったのです。
“Jack Ready!”の声とともに、パステル調の3D世界で繰り広げられるバトル。
敵は、ドラゴンなどのファンタジー系から、ガンダムのドムもどきや幾何学的な物体まで多彩。
 難易度もけっこう高くって、後半は敵弾と障害物の雨嵐なのですが、8の字を描いて動くと敵弾にあたりにくい、といわれてました。
あの一枚一枚が当時ならCGとして通用しそうな美しい画面。そして奥行きと浮遊感。
そしてグリングリンと動くイス。
当時は、「シートベルト着用」で、落ちた人もいる!といわれていたけど、さすがに転げ落ちはしないとは思っていたけれど。
 まさに、歴史に残る体感ゲームのパイオニア。

 このゲームはいろんなパソコンや家庭用ゲーム機に移植されてるんですが、
最初に移植されたのがNECのPC6001mk2版で、
当時はみんなびっくりしたものでした。
解像度が低かったため、敵は四角のカタマリだったんだから。
カセットビジョンをさらに荒くしたような画面だったんだけど、
それでもやっぱり「スペースハリアー」のゲーム性は感じられたんですよね。
X68000版を買った時は、「これは、勝った!」と意味なく嬉しかったのを覚えてます。

 今遊んでも充分面白いゲームだけど、椅子が動かないと、
なんとなく寂しい、ですね。