第56夜 結局、大神殿はクリアできなかったなあ…「リンクの冒険」
あのファミコンディスクシステムを一気に普及させた傑作「ゼルダの伝説」の続編。
ユーザーの期待度も非常に高いゲームでした。
前作は真上からの視点だったのですが、この「リンクの冒険」では、
横から見た視点になっているというのが一番の変更点。
おかげで、剣を使ったアクションはかなり多彩になりました。
また、今まではフィールド画面でザコ敵と闘っていたのですが、
このゲームではザコと遭遇するたびに戦闘画面に切り替わります。
たぶん、アクション性を高めるための措置だったんでしょうけど、
ディスクシステムでもあり、これでテンポが悪くなってしまった点も否めません。
トライフォースが隠されている神殿では、ずっと戦闘画面と同じ横スクロールで
ゲームは展開されるのですが、こちらのほうは戦闘画面への切り替えがないせいか、
なかなかアクションゲームとしても面白かった記憶があります。
でも、かなり難易度が高く、前作よりもアクションの腕を要求されたのは、
アクション苦手な人には辛いところだったかも。
あと、このゲーム最後のほうの神殿はやたらと複雑で、しかもアクションの難易度も高く、
途中で挫折する人が続出しました。僕もその1人。
とくに、最後の大神殿は敵がものすごく堅くて、迷路も難しかったんだよなあ。
「ゼルダ」シリーズが、これ以後第1作の上からの視点に戻ったことを考えると、
たぶん今ひとつウケがよくなかったんでしょうけれど、
僕は、あの横スクロールで剣を使うアクションって、けっこう好きだったんですけどね。
「イース3(ワンダラーズ・フロム・イース)」とどっちが先だったかな。
なんとなく無かったように扱われている「リンクの冒険」ですが、
僕はこれ、けっこう好きだったんですけどね。
戦闘めんどくさかったけど。