香港巴士鐵路旅遊協會 HONG KONG PUBLIC TRANSPORT TOURISM ASSOCIATION
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お気に入りのバス路線 15c
お気に入りのバス路線へ 中環天星碼頭〜花園道山頂纜車站
乗車日:2003.1.9
記 者:[014]


15cバス、オープントップ@2003 スターフェリーの中環碼頭からピークトラムの駅までは歩いても大したことはないのだが、少し上り坂になっており、街歩きで疲れているとちょっと億劫になる。そんな時には、この連絡バスの力を借りることにしよう。
 この日は香港初心者を引き連れて、ビクトリアピークから夜景を見物というお決まりのコース。フェリー埠頭前のバスターミナルには、オレンジ色の新巴(新世界第一バス)の平屋ノンステップバスが客待ち。以前は2階建てで2階部分に屋根のない「オープントップバス」が無料で送迎していたはずだったのでちょっと期待していたが、やはりオープントップではなかった。しかも有料。それでもわずか3.2香港ドル、日本円にして50円になるかならないかだ。バスは、ライトアップされた鋭角的な中国銀行ビルを右手に仰ぎ見ながら坂を上ってゆく。途中の停留所はなく、5分ほどでトラム駅に到着。オープントップバス2階席
 ピークでの夜景見物を終え、ピークトラムで再び山麓駅へと下りてくると、バス停で待っていたのは、待望のオープントップバス! ピークトラムと同じ茶色に塗られ、車体には「PEAK TRAMWAYS COMPANY LIMITED」と書いてあるが、先ほどと同じく新巴が運行を担当している。もちろん2階席へ駆け上り、一角を陣取る。
 発車すると、坂を下りながら、中国銀行ビルをはじめとする中環の高層ビル群の間を快走する。九龍・彌敦道のネオン看板の下をくぐり抜けるようなスリルは味わえないが、それでも街路樹から伸びる枝や横断歩道橋の下をすり抜ける時は、思わず首をすくめてしまう。
 なお、往路(フェリー埠頭→トラム駅)と復路(トラム駅→フェリー埠頭)ではルートが異なる。往路は香港公園の横を抜ける紅棉路を経由する(約5分)が、復路は花園道から皇后大道〜畢打街を経由し、HSBC・香港上海銀行本店や置地廣場(ランドマーク)の横を通る(約8分)。復路は畢打街でも下車できるので、ピーク観光帰りにショッピングする時には便利。ルート的には復路のほうが、距離も長くて面白いと思う。
 もちろん、ピークトラムへの乗車とは関係なく利用できる。乗車時間は決して長くはないが、香港の風をじかに感じながら、見慣れた街の姿をまた違った角度から楽しめる。

15Cバス路線図 15cバス、オープントップバス@2005
2006.11.12からスターフェリー中環のりばの移転に伴って、バス15Cのりばも新スターフェリーのりば近くに移転しました。  2005年に外装が新しくなった15Cオープントップバス

注:新世界第一バスの情報では次のように記されていますので、オープントップバスが来ないときもあります。
 於開篷觀光巴士未能提供服務期間,本路線會以單層冷氣巴士行走。
 【訳】オープントップバスのサービスが提供できない期間は、この路線は単層(二階建てでないこと)の冷房バスで運転します。


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