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お気に入りのバス路線 KMB40xと43x
お気に入りのバス路線へ 馬鞍山~荃湾西 【40x:利安(烏渓沙駅)~葵興鉄地站/43x:耀安(馬鞍山地区内)~荃湾西】
乗車日:2005.6.6
記 者:[001]
KMBバス、40xと43xの路線図

 新界東部と西南部を直接結ぶ「城門トンネル」は9号幹線の一部で、山地を一気に抜けて便利なルートだ。バス路線もたくさん設定されていて、沙田や馬鞍山などから荃湾や葵涌地区へ九龍を廻らずに出られる。
 
 ある日、真新しい馬鞍山鉄路に乗ってみたくなり、ホテルのある尖沙咀から列車で出かけた。吐露港の南東海岸は近年まで純自然海岸しかないところだった。馬鞍山の住宅開発が進んで、最近では香港郊外のどこにでもあるノッポビルが林立する風景となってしまった。駅前の巨大住宅+ショッピングセンターで軽い昼食をとる。新しいくせに、街市(生鮮市場)はゴチャゴチャしていていい感じ。

城門トンネル
 城門トンネルは途中途切れるところがある。
[全]湾沙咀道
 ゴチャゴチャ感がたまらない荃湾市街。沙咀道。


 さて、街の見物は終った。このまま同じ鉄道で九龍に帰ってもいいのだが、それでは芸がない。なんとなく荃湾にでも行こうかなぁという気になった。城門トンネルをバスで一気に抜けるのは気分の良いドライブになるはずだ。このトンネルは途中にちょっとだけ途切れるところがあって、車窓は一瞬山間の森となる。
 ろころが、馬鞍山駅前から荃湾に行けるバス路線がない。荃湾西駅に行く43xは少し離れたバスターミナル発だ。とにかく城門トンネルを抜けるのは40xがある。なあんだ、さっきまでいた烏渓沙が始発だ。「x」が着いているから急行バスで便利なのだが、行き先は葵興。そのとき、トンネル出口にバス乗換駅があったはずだと思い出した。まあ、違っても葵興へ行ってしまえばいい。

 40xはすぐ来た。馬鞍山から高層ノッポ住宅ビルと左手に迫る山を見ながら走る。城門河を渡ると沙田駅前も通過で一気に城門トンネルへ。さすが急行バスだ。沙田を過ぎると高度を上げて山間のドライブとなる。城門トンネルを出ると、料金所。まあ乗客には関係ない。バスはIC方式だから無停車で通過。料金所をでると、大きなバス停に停車。「城門隧道巴士轉車站」というそこは想像以上に便利なところだった。周囲には何もなく、正に乗換え専用停留所だ。43xの表示を探して列に並ぶ。なんと、ここから再乗車するには運賃無料なのだった。最初に乗ったときの40xで払った運賃がまだ有効ということなのだろう。

 轉車站を出るとグングン坂を下がって荃湾の市街地へ。壁面にパンダの巨大な絵が描かれているパンダホテルを過ぎると、もうゴチャゴチャな街。ここは新界でもかなり早く開発されたところなので、古いビルが多く、そこに工業ビルも交ざる生活感溢れる風景が続く。



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