2009/06/29(月) 舞台稽古&モスクワ芸術座
ホテルのキングサイズベッドには大きな枕が5つ。どんなかたちで寝ようか、迷う。しかし、寝心地はいい。
1日延べ10時間は寝てる。日本での蓄積疲労がすべて解消?
朝ゆっくりして、午後1時にプーシキン劇場へ。3時から「曽根崎心中」の舞台稽古。報道陣賑々しい。
生玉〜天満屋〜道行とスムーズに進行。終演後、生玉の三味線をひく清志郎君とテレビインタビューを受ける。
夕方5時過ぎにホテルに戻る。劇場〜ホテルは徒歩7分くらいだから助かる。
ごろんと寝てシャワーを浴び、ロビーで待ち合わせた大場氏と歩いてモスクワ芸術座へ。
7時開演の当日チケットがあるかいな?と疑心暗鬼のまま開演前ギリギリにたどり着いたらなんと最前列の真ん中が一枚あった。
大場氏も2列目中央をゲット。平日にもかかわらず補助席も出て天井桟敷まで満員。
こちらのひとたちの演劇熱に脱帽。リアリズム演劇を確立したスタニスラフスキーが創立した由緒ある劇場。
俳優総勢20人くらいの芝居だったが、最前列でみた感動はちょっと口では表現できない。
演目はロシアの近松門左衛門と呼ばれるアレクサンドラ・オストロフスキイ作「最後の犠牲者(パスルードゥニヤ・ジェルドヴァ)」。
主演男優はオレグ・タバコフ(ONER TA5AKOB 日本でいう人間国宝らしい)、主演女優はマリーナ・ズドゥーニア(MAPNNA 3YANHA)。
中年婦人役のナタリーヤ・ジュラブレヴァ(HATARbR・XYPABREBA)の演技にも感服した。
帰り、御堂筋(トヴェルスカーヤ通り)に面した日本料理屋へ。鮨と焼鳥を食べたが、まあまあいけた。ひとり三千円くらいだから、また行こう。