素浄瑠璃「ゴスペル・イン・文楽」@尼崎市『阪神チャペルセンター』
2006/10/22(日) 壷田さんから写真が届きました
2時開演。女性の賛美歌デュエットのあと、紹介を受け、僕が文楽と大夫についての解説。
そのあと、清友さんの三味線解説。
それから僕が合流して、男の笑い(車場・梅王丸)と女の泣き(寺子屋・千代)の実演。
次に義太夫節の発声セミナー。
当教会ではゴスペル・コワイヤーが盛んなせいもあって、なかなかノリノリ。
川口先生始め教室の生徒ら5人も詰め掛けていて(圓尾さんも!)、皆、大きな口を開けていた。
会場が燃え始めてきたのを受けて、僕の『クリスチャン秘話』。これがまた熱が入り過ぎ、時間オーバー。
そして教会員らの躍動的なゴスペルソング披露の間に着替えをして、いよいよ、素浄瑠璃「ゴスペル・イン・文楽」。
今日は嵐で船が難破する場面も語った。
疲れが溜まって・・・と嘆息していた清友さんも凄い気のいれよう!途中から特にハラにかかりきった。
圧巻はペテロの悔恨のクダリ。
『イエス様、あっしはなんてなさけねえ人間なんだ、アーアアア…』で自然発生的に拍手が沸き起こった。
もう、10年以上もここを語っているが拍手を受けたのは初めての体験。
イエスキリストが十字架にかかり『エリエリ・ラマ・サバクタニ』と苦悶の叫びをして、
静かに息を引きとる『父なる神よ、我が霊を汝の御手に委ねん…』を発声した時、
広瀬先生は両手を合わせお祈りされていました。
3時半終演予定が終ってみれば4時40分。印象に残る一日でした。

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