2004年11月28日 朝、教会の市川牧師に電話。千秋楽まで守られた感謝の祈りをしていただく。 しかし、最後まで気が抜けない。 今日も劇場の稽古部屋で「平右衛門」の暗唱部分を舞台までに20回くらい繰り返した。 舞台前、簔助兄の楽屋の前を通り過ぎようとしたら、暖簾越しに兄が、チョット、チョット、と僕を手招き。 『…こんどの…平右衛門…よかったで…』と、耳元で囁いてくださった。 玉男師も千秋楽まで無事に由良之助を勤められた。 こんな記念すべき公演に出演できたこと自体、さいわいなことデアル。 お陰さまで『大入り』が出た。 公演日数・キャパ・人口比を考慮すると、この数年は東京を上回る成績だ。 |
簔助兄の楽屋にて