生育状況について 03.10.23
書籍や苗木カタログ等に何年生という言葉が出てきますが、店先で欲しい品種を見つけた時に「これって
何年生?」と考えてしまうのは私だけでしょうか。最近分けていただいた苗木に挿し木をした時期と思われる
年月が記載されていましたので、ここから推察できるかもしれません。
品種によって成長が異なる為、大きくなったものは参考にならないかもしれませんが...。
苗木の販売は通常秋〜春ですが、この時期一般に入手できる苗木の大きさは、1年生は20cm〜40cmで
茎の太さは5ミリ前後、2年生は40cm〜60cm程度で茎の太さは1cm弱です。品種により若干異なります。
2003.6.18現在の2年生 左と同じ苗木〔2年生〕の2003.10.23現在
左は表示が2002年2月のバークレーとダロウです。6月18日で昨年の休眠枝挿しで大きさは40cm前後。
結構品種によって大きく差がつきます。茎の太さは5ミリ前後になっています。写真は15cmポット。
右は10月23日現在の同じダロウで80cm前後です。2年生としては標準の成長ですが、一般に購入できる
2年生苗よりは生育が良好と思います。ラビットアイ系は2年生で軽く1mを超えています。愛情の違い〔笑〕
写真は18cmポット。
2003.6.8現在の1年生 左と同じ苗木〔1年生〕の2003.10.23現在
表示が2003年2月〜3月ですので、本年の休眠枝挿しということになります。大きさは5センチから10数
センチといったところ。茎の太さも数ミリ程度とかなり小さな苗木です。自分の手で育てていくのが楽しみな
サイズですね。写真は12cmポット。
右は10月23日現在の同じブレイデンで60cm前後です。1年生の中では我が家では良好な成長です。
シュートの数も圧倒的で花芽は剪定が必要な程びっしり着いています。他品種は50cm前後で、これでも
一般に購入できる2年生苗並みに成長してくれました。写真は18cmポット。