はじめから読む 過去の針灸院日記→ 2004 2003 2002 2001 針灸院ができるまで(2000)
12.31 今年は3日かけて例年以上に丁寧な大掃除ができました。早くも6回目の年末なので、手順や気持ち的にも
余裕があります。先週が寒かったので心配しましたが、年末は寒さが緩んだため助かりました。
今年を振り返ってみると、
針灸専門治療院ネットワークは、HP上では拡げられませんでした。しかし、ここ数年で実力のある同級生や後輩が、
針灸専門で開業して実績を上げはじめてきたので、紹介できる治療院は少しずつ増えてきました。「早くHPを充実
して下さい」と、急かしている状態です。来年以降の展開をお待ち下さい。(既に紹介はしています。)
千秋針灸院のHPでは、治療実績も含んだ疾患別の詳細な解説は不十分ながらも少しは進みました。今年は特に
眼科疾患について、一年で昨年以前を上回る実績ができましたので、詳細に解説させていただきました。来年も
他の疾患も含めて内容に厚みを増していきたいと思います。
肝心の治療面では、特に内科・眼科関連の疾患について、医療機関での医師による診断から針灸治療が疾病の
改善に効果があることを確認できました。日本における鍼灸治療は医師の連携が不十分なため、鍼灸治療の効果は
曖昧で単に治療者や患者さんの思い込みだったりする例が多いのですが、本当に効果があるのなら医師による
現代医学での検査でも結果がついてくる場合も多いです。千秋針灸院では今後も当院検査等で結果が出ている
場合も含めて、積極的に医療機関での検査をお薦めしていき、確実に効果のある針灸治療を目指していきます。
個人的には日鍼会の鍼灸臨床研修指導者の認定をいただくことができました。今年の前半はこれで四苦八苦して
いましたが、今後自分の治療への自信につながりますので、今思えば頑張って良かったと思っています。留学時代の
「針灸医師」は、上海中医薬大学から認定されたものですが、日本国内で公に通用するものではないので・・・。
来年は全日本鍼灸学会が主催している、この業界では最もメジャーな認定制度について、金沢での全国大会に
参加した上で見極めていきたいと思います。それにしても今回の臨床レポート5部は辛かったです。こりごり・・・。
12.28 先週が大雪で仕事にならなかったので、いつの間にか年内最後の診療日になってしまいました。子どもの事も
あって、あっという間の一年でした。さて明日から大掃除にレセが待っています。8日間も休みをいただいていますが、
あまりゆっくりとはできません。
12.23 なんと、先日の大雪に引き続いて、また大雪です。連絡のつく患者さんには、当院から電話をしたのですが、
19日に雪のため来院できなかった方では、「今日はなんとか治療して欲しい」ということで来院された方もありました。
この辺りでは普通はない大雪なので、戸惑ってしまいますね。氷柱を見たのは子ども時代以来です。それにしても
雪の多い地域の治療院さんは大変なのでしょうね。
12.19 名古屋は23センチと58年ぶりの大雪だそうです。一宮は名古屋の北になるため、約25センチの積雪でした。
予約されていて連絡のつく患者さんには、当院から電話をして他の日に変更していただきました。さすがに午前は
電話番をしながら大掃除の準備で終わってしまいました。夕方からの診療は幹線道路の雪が解けていたため、
車で来院される方は来ていただけました。長靴を履いていても靴の中に雪が入ってくるのは久しぶりの体験でした。
12.14 開業以来、頑張ってくれた中古のオスピナレーター(マッサージ機器)が、故障しかかっています。そもそも整備は
されていたものの、中古で格安に譲っていただいた機械なので、5年以上よく持ってくれたというのが実感です。
電源を入れてから動作開始までに、数分程度かかってしまい、やや動作音に異音が混じっています。モーターが
弱ってきたような感じです。とりあえず業者さんに見てもらい、修理可能ならば修理していただこうと思います。
治療の道具としては使っていないのですが、患者さんや付き添いの方に自由に使っていただいていて、楽しみに
されている方もありますので、なんとか直って欲しいものです。新品を買うと100万円以上もしてしまいます。
そういえば、赤外線灯や電気針用のパルスジェネレーターといった開業前から揃えていた機械も、やや出力が落ちて
きたりしています。開業当初から共に頑張ってきた同士(?)なので、可能な限り大切に使っていきたいと思います。
12.9 今年8月に作り直したPCが、またもトラブルです。今回は真冬なのにオーバーヒート。普通あり得ない故障ですが、
治療院内のお灸の煙を吸い込んで、吸排気が悪くなったためのようです。お正月休みに内部の配線等の見直しを
する羽目になりました。医学辞書(今日の診療)や会計ソフト等、毎日頻繁に使うソフトが突然使えなくなる恐怖。
堪りません・・・。
12.6 今年の12月は寒いですね。針灸院では6.3Kwのエアコンとガスファンヒーターで暖房をまかなっていますが、
治療開始の30分以上前からフルパワーで温めても、治療開始時間(9時)に15度程度しかありません。これでは
寒いので、10分近く開始時間を遅らせることになってしまいました。このあたりでは毎年クリスマス以降にしか降ら
ない雪が降ったりして驚いています。毎朝の暖房のために早く家を出なければならないので大変です。
11.30 京都府の接骨院で、柔道整復師免許を持たない鍼灸師が行った施術を柔道整復の施術として保険で請求した
として、柔道整復師が京都府等から処分を受けたというニュースがありました。〔毎日新聞 11月2日付〕
この文だと分かりにくいのですが、要は接骨院に勤めている鍼灸師が行った治療を、保険〔療養費〕で請求したことが
不正請求にあたるとされたものです。確かに勤務していた鍼灸師は柔道整復師免許を持ってはいなかったという
ことですから、柔道整復施術として保険請求された場合には不正請求とされても仕方ありません。しかし実際には
何人ものスタッフを雇用して開業している治療院で、施術を行うスタッフ全てが柔道整復師免許を持っている例は
多くは無いでしょう。かつて薬局での薬剤師不在時間が問題になったように、今後大きな問題に発展するかもしれ
ません。
私の所属している県鍼灸マ師会からの情報でも、資格の問題は厳しく言われるようになってきていて、治療に関わる
一切を有資格者で行うようにという話が来ています。昨年あたりから各地で無資格施術の摘発が相次ぎ、今回は
鍼灸師資格での柔道整復施術〔保険取り扱い上の問題ですが〕が問題になったように、今後は各資格の業務範囲が
厳密に規定されてくる流れのようです。保険取り扱い治療院での @勤務している柔道整復免許を持たない鍼灸師の
施術が柔道整復施術として保険請求される場合 A勤務しているマッサージ免許を持たない鍼灸師の往療施術等が
マッサージ施術で保険請求される場合 B免許の無い学生がアルバイト等としてマッサージ施術等が保険請求された
場合、という現在多く見られる保険取り扱い治療院の実態は、今回の例からも間違いなく問題にされると思います。
11.24 鳥インフルエンザや治療薬タミフルの話題がニュースになっています。小さな子どもがいる私も、気になる話題
ですが、どうも少し偏った報道がされている気がします。治療院の患者さん方の話題にも上がるのですが、まず
@この秋行われている予防接種は、鳥インフルエンザとは無関係、Aタミフルはインフルエンザの特効薬ではない、
ということです。このあたりを混乱されている方が多く、@に関しては抵抗力の弱い子どもや高齢者の方は、万一の
ため通常のインフルエンザに対しては予防接種をされると良いと思いますし、Aタミフルは初期の段階で服用する
ことで、インフルエンザ症状の発現期間を短く出来るという薬です。初期でない場合は効果は無く、未成年の方では
精神症状の発現や乳幼児の急死例もあり、副作用が懸念されているので、よほど慎重に用いるべきです。
そして問題の鳥インフルエンザですが、毒性はかなり強いのでしょうが要はインフルエンザです。外出時のうがいの
徹底や加湿器の使用、日常の食事・睡眠・運動といった生活のバランスが取れて、疲れを溜めていなければ、
さほど心配する必要はありません。大切なことは薬の服用ではなく、免疫力=体の力をつけることです。現代の
生活習慣は、仕事や時間にも追われ、ますます無理を要求される方向になっていますが、米国型の際限の無い
競争社会は見直すべき時期に来ているということでしょう。小泉首相が信念を持って行おうとしている「改革」が
何か考え違いをしているということを指摘できる方、出てきませんかね。 なぜか政治の話に飛躍してしまった・・・。
11.14 注文していた加湿器が到着しました。シャープ製の気化式加湿器で、2台です。これまで使ってきたタイガーの
加湿器は良かったのですが、狭い当院では大き過ぎること、1台では院内全体には不十分という判断から、小型の
2台体制にしました。少なくとも院内で風邪等を流行らせたくないですので、勿体ないかもしれませんが最良と思わ
れる方法をとることにしました。
11.10 鍼灸院用の車、デミオの車検でした。エンジンオイルとかが新しくなっているせいか、プチパワーアップの効果
なのか、デミオは好調です。一番変わったのはブレーキ、材質が変わっているためか鳴きが出てしまいます。
でも効きは抜群に良くなりました。以前は雨の日に3人乗っていると制動が甘くなっていたのが解消。ブレーキを
踏むのが楽しく・・・何か違うような。(普通は走ることが楽しく・・・ですよね)
11.6 今日は一日で、午前にカルテ指導会、午後にイトウメディカルに買出し、ついでに車検予約と盛り沢山でした。
イトウメディカルでは可愛いアニマル柄の椅子を現品限りの特価品で見つけて、早速買ってしまいました。会計で
「さっき、同じ色違いのをすばる鍼灸院さんも買っていかれました。仲が良いですね。」と聞いて一同爆笑。明日から
即戦力です。
11.2 最近気が付いたのですが、トップページからリンクさせていただいている、はり・きゅう院ガイダンスや、Hariq-net
さんに、千秋針灸院の登録をしていなかったことに気づきました。昨年アドレスが変わったりしたので、確定するまで
載せずにいたのですが、いつの間にか忘れていました(笑)。早速、プロフィール文等を考えましたが、いまひとつ
良い文章が浮かびません。仕方がないので、結局最後は「当院ホームページをご覧下さい」と、してしまいました。
言いたい事を簡潔にまとめるのは昔から苦手です・・・。
10.23 以前の日記で消毒薬のことを書きましたが、(社)日本鍼灸師会の全国大会で聞いた話から、これまでと少し
違った消毒薬を使ってみることにしました。エタプロコールというのですが、約80%の消毒用エタノールに0.1%の
イソプロパノールを加えたものです。これまでの消毒用エタノールは決して飲用ではありませんが、アルコールの
ためにかなり高い酒税がかかっていました。これにたった0.1%のイソプロパノールを加えただけなのですが、
飲用への転用不可能とされ、酒税がかからなくなるのです。0.1%のイソプロパノールは実質意味は無いのですが
これだけで消毒用エタノールに比べ価格は3割以上安くなります。消毒用の濃度の高いイソプロパノールは
やや毒性もあるため傷口等への消毒には適さないのですが、この濃度であれば全く問題は起こらないでしょう。
エタプロコールの価格は500mlで400円程です。通常の消毒用エタノールは500mlで600円程はするので、その分が
税金だったということですね。消毒用のアルコールなのに高い酒税を払い続けるのは納得いきませんので、今後は
千秋針灸院でもエタプロコールを使用していきたいと思います。
10.16 おかげさまで50.000アクセスになりました。なぜか50.000アクセス目は、たまたま見た私になってしまいました。
これまでも帯状疱疹や顔面神経麻痺、網膜黄斑変性症等、発症後の治療開始のタイミングが大切な疾患で、この
ホームページから発症後早急に来院され、治療を開始できて良好な結果が得られているケースがいくつもあります。
日記の他はあまり更新できていませんが、針灸のより良い情報を見ていただけるよう頑張っていきたいと思います。
10.9-10 (社)日本鍼灸師会の全国大会で浜松まで行きました。久しぶりに針灸院から外の世界へ出た感じで刺激を
受けました。機器の展示や書籍も揃っていたので、つい買い物もしてしまいました。静岡県は隣(愛知県の)なので、
知り合いの先生も結構多かったです。今回実は参加するか迷ったのですが、やっぱり出て良かったです。明日からも
気持ちを切り替えて診療に取り組みたいです。
浜松は良いところでした。天気は良くなかったのですが、街や人の表情が明るい感じがしました。また遊びに行きたい
です。針灸院とは関係ありませんが鰻も美味しかったですよ。
10.5 針灸院で使っている車(デミオ)の任意保険料の払込みと、車検(初回)の見積もり・予約をしてきました。保険料は
高いですね。 損保24のCMが「見直そう×2」と言うはず(笑)です。 年々保険料の基礎額は上がっているようで、
特に車両保険が高く、昨年までの内容の契約(40%割引)で8万5千円程度もしてしまいます。デミオも三年間で結構
キズも付いているので、自損事故を対象としないプランで算定したら5万7千円になりました。まあこんなところでしょう。
車両保険を外すと更に2万円も安くなるようですが、ちょっと心配なので結局自損事故を対象としないプランに落ち着き
ました。
車検はディーラーで予約しましたが、プラグ、エアクリーナー、オイルクリーナー、ブレーキパッドをプチパワーアップ。
消耗品を徐々にマツダスピード製に変える予定です。車検時に変えると取付け費が無料。でもディーラーなので
元々が高く、車検費用・部品代を含めて全部で16万円近くかかりそうです。車ってお金がかかりますね。大衆車の
デミオでこれだけかかるのですから、3リットル以上の大型車っていったいいくらに・・・。
10.1 慌てて宿を確保。弁天島駅前の白砂亭が予約できました。インターネットからの予約は便利ですね。
9.30 10月9-10日に浜松で行われる(社)日本鍼灸師会の全国大会に参加することになりました。私も年に一度くらいは
地元を離れて全国規模の学術大会等に参加したいと思っています。開業してしまうと、ある意味「井の中の蛙」に
なってしまい、いつの間にか最新の情報から取り残されてしまいます。インターネットの普及で多くの情報が得られる
時代ですが、直に見聞きするものは違いますし日頃の臨床での力の入れ方も変わってくると思います。何日も休診に
する等、あまり診療に差し支えるものには参加できませんが、今後も近くて日程的に可能な機会は逃さず参加したいと
思っています。
9.25 上海中医薬大学→中和鍼灸(現医療)専門学校→長谷川針灸院という、私と同じ経歴を持つ梶先生が、まもなく
名古屋市中村区で開業されるというメールをいただきました。紹介の方も含めて完全な「女性専門・針灸専門」と
いうことです。留学年数や長谷川針灸院での臨床経験年数も私より長いので、開業直後から十分な治療実績が
上がるもの思います。名古屋駅近辺で治療院をお探しの方にはお薦めできる針灸院です。
杏堂鍼灸院 http://www.m1.mediacat.ne.jp/~anzudou/index.html 10月1日(土)開業です。
ここ数年で同級生や後輩の先生が次々と開業されて頑張られています。私も頑張らないといけませんね。
9.15 一宮鍼灸按師会から引き継いだ、一宮市の老人福祉施設「年寄りの家」の健康相談の担当日が回ってきました。
私が担当するのは初めてですが利用される方は常連の方も多く、勝手の分からない私は教えていただきながら
なんとか2時間の予定時間内をこなすことができました。次は半年後です。
9.8 今年はじめから使っていた自動削除回避用のアドレスchiaki@pt.tokainavi.ne.jp が運営者(中電)の都合で廃止
されてしまいました。新たにフリーアドレスを探そうと思いますが、HPで公開してしまうとスパムメールだらけになって
しまうので難しいところです。当面は万一回答が必要なメールに、数日経っても回答が無い場合には、当院に直接
連絡をお願いいたします。(FAXも可です。0586-75-5430で電話番号と同じです)
9.1 一宮市健康祭りに参加しました。やっぱり今年も自律神経測定コーナー(ノイロ)。午前・午後合わせて来場された
40名程の方の測定をしました。昼休みを除いて全く休み無く測定しましたが、PCがあまりにも遅く皆様にご迷惑を
おかけしました。なにせWin95、メモリーは8Mという10年前の仕様(笑)。 NECの旧98シリーズにインストールされて
いて、バックアップディスクも無いため、どうしようもないという話です。新規で購入すると100万円ほどかかるそう。
来年こそ自律神経測定コーナーは止めて、別の体験コーナー(例えば耳ツボとか...)にしたいです。
8.25 22日にサントリーのウォーターサーバーが到着しました。ここまで快適に使えています。お湯が90℃、冷水が5℃と
いうことで、やっぱりこれまでの家庭用の機械とは違います。現在は試用期間なのですが、患者さんにも好評なので
契約しようと思っています。レンタル料は月2.100円+水(南アルプスの天然水)10リットル1.260円
です。開業されて
いる先生方もいかがですか? http://www.suntoryws.com/water/index.html
8.19 今度は針灸院で使っていたデスクトップパソコンの調子が悪くなってしまいました。インターネットの文字の大きさが
バラバラになる等、かなり不安定でとても使用に耐えない有様です。お灸の煙と毎日の過酷な使用(毎日連続12時間
程電源が入ります)で、針灸院の電化製品の耐用年数はやたら短いのですが、「またか・・・」という感じです。
急遽、再度自作or安価なメーカー製品を購入で悩むことになりました。本当に壊れないパソコンが欲しいです。
同時にウイルス対策として、プロバイダ側でウイルスチェックを行うサービスに申し込みました。ウイルス付きメールも
プロバイダ側で自動削除してしまうので安心ですが、万一針灸院への問い合わせメールが感染してる場合には、全て
削除されて私に通知もされませんので要注意です。chiaki@pt.tokainavi.ne.jp が自動削除回避用アドレスなので、
万一回答が必要なメールに、数日経っても回答が無い場合はこちらまでお願いいたします。
8.14〜17 5月の連休以来のまとまった休みをいただきました。例によって一日は小掃除、他に患者さんの個人専用針の
一斉交換を行いました。溜まっていた疲れもリフレッシュされたので、休み明けから年末まで頑張っていけそうです。
8.12 これまで狭い玄関に私も含めたスタッフ(3名 )靴を置いていたのですが、患者さんからの指摘で奥に引っ込める
ことにしました。実際、診療時間の玄関は靴だらけになっていて、障害のある方では使いにくくなっていました。
意外にも当たり前になっていて私たちには気づかない部分を、患者さんに指摘されて気が付くケースが時々あります。
患者さんの視点からの貴重な指摘も多く、可能な限り改善してより良い治療院にしたいと思っています。今回は
コストのかからない改善でしたが、開業時からのコストのかかった改善も含めて針灸小話に少し書き出してみました。
8.8 夏の必需品、ウォータークーラーが故障してしまいました。熱中症や脳血管障害の予防に当院では必需品です。
急遽以前に検討したことのあるサントリーのウォーターサーバー(レンタル)を思い出して、設置してみることにしました。
お盆休み明け辺りにやって来るらしいです。水は全て「南アルプスの天然水」で、一切空気に触れることなく管理でき
全自動のセルフクリーニング機能も完備されているそうです。本来は針灸院の事業規模程度ではコスト的にも置け
ないものですが、当面頑張って置いてみることにしました。
8.1 今年前半苦労した臨床指導者講習(日鍼会)のレポートが合格したという通知が、添削された提出レポートとともに
来ました。かなり細部まで見ていただいたことがよく分かりました。採点の基準からすると合格はちょっとおまけして
もらえたようですが、医療分野の学術論文を作るというのは大変ですね。私的にはもうコリゴリです。(笑)
7.21 昨年購入して結局保険請求には一度も使わなかったレセコンの年間使用料の振り込み用紙が送られてきました。
ソフトの使い勝手が私の使い方に合わず、継続するかどうかでかなり迷ったのですが、バージョンアップに期待して
入金しました。年間使用料は12.000円、今度は使えることを願っています。
7.17 開業5周年。いよいよ6年目に入ることになります。この業界、開業して10年間続けられる方はあまり多くはないと
いう話です。毎日の診療も治療技術や経営の他にも治療家自身の健康、家庭等々も含めて、総合的な能力や努力が
必要とされるのが自営業。こうした中で自分の目指す針灸専門の治療を続けていくことができるのは幸せなことです。
サポートしてくれる家族や通っていただいている患者さん、応援していただいている皆様に感謝いたします。
7.10 毎年恒例の全員講習会がありました。今回は特に目立った話はありませんでした。近くに座った初老の先生が、
「いつも7月の暑い時期に講習会があるので、いつまで来ることが出来るのやら...」と話されていたのが印象的。
6.29 午後診を手伝っていただいている先生(有資格者なので...)は、私と違う学校を卒業されているので、いろいろ
興味深い話が聞けました。学校によって内容はかなり違うもののようです。私も在学中は色々と不満もありましたが、
中和は結構良い学校なのでしょうね。その私の母校から学生募集のパンフレットが来ました。よく見ると理療科が
無くなっていました。按摩・マッサージ・指圧師免許を取得できるコースですが、時代の流れなのでしょう。代わりに
本科(鍼・灸・マ)の定員が増えていました。鍼灸・柔整師は猛烈な勢いで増えていますが、社会の需要が増えている
かどうかは疑問です。
リンク先の鍼灸陽和堂さんが、7月1日より「ひよ り堂鍼灸整骨院」に変わるそうです。屋号や業態が変わっても
冨田先生の鍼灸治療は変わらないと思いますので、今後とも宜しくお願いいたします。
6.24 千秋針灸院の午後診を手伝っていただける方が決まりました。限られた方しか見ていただけないHPという性格上、
ちょっと厳しいと思っていたところでした。実際7月初めには母校の中和医療専門学校に求人を出す予定でしたので
ギリギリのタイミング。改めて「縁」を実感しました。今日面接を済ませて27日から手伝っていただく予定です。
6.22 お隣の江南市で古タイヤ20.000本近くが燃えました。夜中から妙にゴムが燃えるような臭いがしていたのが
昼頃まで続いた事件としてニュースになっていました。私たちも含めて今日は体調が良くない患者さんが多く、
当地周辺は誰もが(たぶん)しんどい一日でした。全く参りました。
6.10 鍼灸治療の自賠責での取り扱いで、今年1月に終わった方の治療費が、丸4ヶ月以上経って大手損保から
振り込みがありました。自賠責は県鍼灸マ師会が取り扱わないので、治療者からの個人請求となり立場が弱い
ことがよく分かりました。県師会で取り扱って欲しいものです。自賠責の取り扱いを行う他団体もあるので、自賠責に
限ってそちらにも加入したいと、県師会の方にお願い(圧力?)しておきました。
6.2 約1ヶ月近くぶりの更新になってしまいました。この間、前半は臨床レポート。終わったと思ったら、もうレセプト作業と
バタバタしていました。私生活の面でも妙に忙しい期間でした。ここでは全部は書けませんが、いろいろなことが
ここ数ヶ月間であって、それがここ数日で急に解決してしまい、何だか清々しい気分です。
5.22 昨年から宿題になっていた日鍼会の臨床レポートがやっと完成。明日送付します。このレポートは5題もあって
今年前半最大の課題でした。
5.14 O-リングテスト初級セミナー(第二回)に参加しました。午前と午後の診療の間の休憩時間に、岐阜市内までを
往復しているので、午後の診療に遅れないかヒヤヒヤです。今日は早く到着したので社長さんといろいろとお話し。
やっとホームページアドレスを聞くことが出来ました。ということで、次回更新時にリンクします。
最近検討しているのですが、電子温灸器(CS-2000)またはソフコンMXA-8000を使ってみようかな、と考えています。
千秋針灸院では中国の棒灸や、カマヤミニ等を使ってきましたが、皮膚が弱い方では稀に軽度の火傷をされる場合も
あり、状態によっては必ずしも艾を使ったお灸にこだわる必要は無いかと思います。通常の艾では不可能な顔面部等
への温熱刺激や間欠刺激(パルス)も可能になるようです。
5.8 今回も新規患者さんの受け入れを控えさせていただき、皆様にご迷惑をおかけしました。おかげさまで来院されて
いる患者さんは順調に回復される方も多く、治療回数を減らせたり治癒されたことから、なんとか予定期間で新規の
患者さんを受け入れ可能な状態になりました。
午後(夜間)の診療時間に手伝っていただける鍼灸学校の学生さんのスタッフ(女性)をHPで募集してみましたが、
今のところ決まっていません。個人治療院のHPでは無謀だったのかもしれませんね。(笑) 特に急いでもいないので
気長に待つつもりでいます。千秋針灸院へ来院される患者さんも同じですが、こういうのも「縁」ですから。
5.2 毎年GW恒例の小掃除をしました。年末年始のお休みから4ヶ月、気づかないようで汚れているものですね。
汚れのほとんどは、お灸の煙によるものです。最近昔ながらの艾を使ったお灸をする治療院が減っていると聞き
ますが、千秋針灸院でもカマヤミニ換算で1日200〜300個は使うので当然かもしれません。でも艾を使ったお灸の
代わりになるほど効果的な治療(症状にもよります)はなかなかないです。私も助けられることが沢山あります。
子どものベッドを組み立てたり、掲示板を作ったりと普段できなかったことをすることもできました。
5.1 毎年GW恒例のイトウメディカルさんの売り出しに出かけました。先日お会いした橋先生とバッタリ。これまで何度も
売り出しに来ていますが、一度もお会いしたことがありませんでした。不思議ですね。今回も消耗品中心ですが、
いろいろと買い物をし過ぎました。ほとんど消耗品ばかりで10万円を越えてしまい、支払いの際に手持ちの現金に
余裕が無く焦ってしまいました。
そんな中で今回試してみるのはMT式温灸器です。これは顔面神経麻痺に特化して使うつもりでいます。顔面神経
麻痺は暖めた方が結果が良いのは当然ですが、これまでは針をしている最中の赤外線照射か、中国棒灸に頼って
いました。これまで以上に効果を上げられるものと思います。
イトウメディカルさんは新しいビル(以前のショールーム隣)に移転されたのですが、とても広くなって様々な商品を
ゆっくりと見て回ることができます。私たちが使う道具を実際に手にとって吟味することができるので良いと思います。
今回社長さんからリンクの許可もいただいたので、リンクページからリンクさせていただきました。...と書きたかった
のですが、HPアドレスが分かりません。分かり次第リンクさせていただきます。
4.30 たまたまインターネットでこんなニュースを見つけました。
一定額以下は全額負担 政府検討 医療保険に免責制度 4月30日付け 産経新聞ニュース
病院などでかかった医療費は原則、患者の自己負担三割となっているが、一定額以下については全額を自己
負担とする「免責制度」の導入を、政府が検討していることが二十九日、分かった。免責額は数千円程度を想定
しており、軽い病気の診療代は医療保険の対象外となる。低所得者には減免措置を講じる考えだが、「医療抑制に
つながり、症状が悪化してからの受診で結果的に医療費がかかる」などとの批判も強く、実現まで曲折が予想され
そうだ。
免責制度とは、医療機関でかかった医療費のうち、定められた金額以下を患者の全額自己負担とし、それ以上の
医療費については原則、自己負担三割の現行保険制度を適用する考え方。
例えば、二千円以下を免責金額として、保険対象外とした場合、医療機関で一万円の医療費がかかったとすると、
現行制度では患者本人は三割にあたる三千円が自己負担となるが、免責制度が導入されると、二千円に加え、
残りの八千円の三割にあたる二千四百円とあわせた四千四百円が自己負担になる計算だ。
具体的な免責金額については今後、議論が進められるが、「国民の理解を求めるためにも、最初から高額に設定
するのは無理」(政府関係者)との見方は強く、減免措置など低所得世帯に対する一定の配慮もあわせて検討する。
以前から免責制度導入の可能性は、現在の一部負担(本人・家族3割、高齢者1〜2割負担)を増やしていく限界が
きた後に来ると言われていたものですが、ついに検討され始めたようです。この制度が導入されると、病医院にかかる
度に毎回数千円以上かかることから、多くの治療回数が必要なリハビリ等を一般の方が受けることは困難になります。
接骨院や鍼灸マッサージ等の保険(療養費)も元々単価が安いことから、事実上保険の適用から外れることになると
思われます。最初は数百円の免責とされても、いずれは1.000円、2.000円と免責額が上がっていくのは確実です。
新聞報道までされ始めたとなると、免責制度導入は時間の問題になっているようですね。
4.14 すばる鍼灸院の橋先生と奥様、子どもさんが、千秋針灸院へ遊びに来てくれました。橋先生とは「鍼灸専門
治療院ネットワーク」を一昨年から作っていますが、お会いするのは今日が初めてでした。私の方も嫁さん、道大と
家族ぐるみで楽しませていただき、時間があっという間に過ぎてしまいました。橋先生ありがとうございました。
もしかしたら前代未聞かもしれないと思うのですが、学生さんへの研修スタッフ募集をHPでやってみることにしました。
鍼灸専門学校の学生さん限定にしているのは、千秋針灸院での治療は基本的に私のみが行いますので、鍼灸師
免許は必要ないこと。私自身が長谷川針灸院さんで育てていただいたことから、同じように鍼灸師を育てる手伝いが
できたら、と思ったからです。当院の状況から女性のみにさせていただいたりと、経営的な部分も関係してはいます。
治療院でよくあるマッサージ施術は全くありませんので、治療に関しては補助的なことだけになってしまいますが、
卒業後に針灸専業治療院として開業を目指される方には、きっと役立つ経験ができると思います。
4.10 県鍼マ灸師会・一宮支部総会がありました。今回、私は何故か「司会」をすることになってしまいました。ついでに
議事録も...。どうも昔から苦手とすることばかり回ってくる気がします。ほとんどマニュアル通りでしたが、無事役目を
終えることが出来ました。疲れますね、トホホ。。。
4.9 イトウメディカルで開催された、O-リングテスト初級セミナー(第一回)に参加しました。O-リングテストは以前から
興味はあったのですが何故か縁がなく、やっと参加することができました。O-リングテストは臨床に取り入れている
医師もあり、ある程度は科学的根拠のある診断法ではないかと思っています。一回目の講習を終えての感想もほぼ
同じなのですが、@術者を介することで術者の意図(気を含む)が反映されないか、A被験者の各手指の筋力は
一定でないので、評価スケールは根拠あるものと言えるか、等の疑問点もありました。このあたりがO-リングテストが
普及しにくい原因になっているのではないかと思います。ともあれ、次回以降も参加させていただく予定です。
4.7 やっとレセプト終了。来月末には昨年から宿題の日鍼会の臨床レポート締め切りがやって来ます。五題のレポートが
課せられているのですが、今日でやっと三題が終わったところ。長谷川先生から催促の電話があったりとピンチです。
4.1 全日開業4周年(開業からは4年9ヶ月)です。おかげさまで千秋針灸院は順調に診療を続けることができました。
振り返ると私自身は特別に高度な技術や奇跡のような治療力も持ち合わせていないのですが、中医学の基本と、
実際に上海の臨床現場で行われていた治療をほぼ忠実に行っているだけで、あとは来院していただいた患者さん
から教えていただくことばかりでした。患者さんのおかげで、いつの間にか難病も含めた治療の力がついたものと
思っています。開業以来延べ10.000人を超える症例を診せていただいたので、これからは様々な難病に対して、
針灸治療の立場から「本物の治療」を目指す、新しい段階へと進みたいと思います。
「本物の治療」とは何かというと、一言で言えば健康になっていただくということです。辛い症状が軽減することは
勿論のこと、慢性疾患や障害を抱えている方も障害を受けていない部分で健康な生活を送ることは可能なはずです。
薬や針灸治療もある程度は必要ですが、病気のことばかり考えていては本当の健康には近づけないと思います。
私の治療は患者さんの辛い症状が実際に軽減し、次第に薬や針灸治療からも可能な限り離れ、必要以上に病気の
ことを考えずに過ごせていくことが健康な状態として「本物の治療」を目指しています。
私には日本福祉大学で社会福祉を学んだ目、国の難病に指定されているクローン病を自ら克服した経験、そして
上海留学も含めた中医学の針灸臨床を経験し、実践している治療者という3つの立場があります。これらがうまく
融合されていけば「本物の治療」に近づいていける気がしています。鍼灸臨床家として私より優れた先生はいくらでも
あるので、高度な治療技術や更に専門的に取り組んでいる先生方から見ると「甘い」と言われるのかもしれませんが
開業から5年近く経って私が目指したい治療が少しずつ見えてきた感じです。
3.31 一宮鍼灸按師会が3月末で解散することに伴い、私のHP内にあった一宮鍼灸按師会公式ページを削除しました。
明日から新年度、なんだか早いですね。
3.26 今日の中日新聞(愛知県内版)で、私も所属している県鍼灸マッサージ師会の全面広告が出ました。新聞広告で
治療院名等が出るのは初めての試みらしいのですが、今回は千秋針灸院は見送らせていただきました。少し急な
話で紙面上での鍼灸に関しての紹介内容が練られていない(鍼灸・マッサージ等の業種内容が明記されていない他)
ことや、それ以前に現在の新規患者さんの受け入れを控えさせていただいている状態では、問い合わせをいただいく
方に、ご迷惑をおかけすることになると考えたからです。今後も新聞広告は出していくという話なので、今後は検討
していきたいと思っています。
3.24 昨年9月から12月までの4ヶ月間、妻の出産で新規患者さんの受け入れを控えさせていただき、皆様にご迷惑を
おかけしましたが、今回も診療可能な予約枠が一杯になってしまい、申し訳ありませんが5月の連休明け頃まで
新規患者さんの受け入れを控えさせていただきたいと思います。
私としては「針灸治療を必要とする方に必要な治療を行える治療院」を目指していますが、現在治療中の方に必要な
治療回数が出来なくなる恐れがあるため、今後も今回のように一定の期間、新規患者さんの受け入れを控えさせて
いただく場合があるかもしれません。皆様へのご迷惑が最小限になるよう、様々な対策を考えているところです。
3.19 無痛鍼管を1ヶ月程使用してみました。通常の鍼管に比べ皮膚との接触部が太いため、斜刺や平刺には向かない
ものの、直刺については確かに痛みを減らすことができるようです。確実に効果を挙げつつ少しでも刺入時の痛みは
減らしていきたいものです。刺針時の痛みの半分は技術でカバーできますが、比較的太い針を数多く使用する場合は
無痛鍼管を使ってみるのも方法です。私は1年くらい試してみた上で、全面的に取り入れていきたいと思います。
3.13 かなり以前から(不明ですが40年以上昔から)続いていた一宮鍼灸按師会の総会があり、解散が決定しました。
一宮市は今年4月から尾西市、木曽川町と合併して大きくなるのですが、この機会に拡大して継続していくのか、
解散するかという話になっていました。一宮市から助成金を受けている団体でもあるのですが、近年では会員の
高齢化や多様化もあり、数年前の子育て支援キャンペーンが実行できなかったことを最後に、団体としての役割が
無くなっていました。寂しい気もしますが時代の流れですね。私自身も今後は新しい方面へ力を入れていきます。
3.9 開業してから今年で丸5年、この間様々な患者さんを治療させていただく機会がありましたが、最近考えている
ことがあります。中医学は基本的に現代医学での検査や投薬を否定するものではなく、適切に併用することで現代
医学の治療による副作用を軽減したり、効果を高めたりする作用があることを教えられてきました。しかし臨床を
重ねれば重ねるほど、いくつかの疾患によっては現代医学に基づいた治療が本来の治癒力を抑え込んでしまったり
病気を進行させている可能性が、私の実感としてだけでなく、当院で行っている様々な検査法でも明らかになって
きています。
症例やデータが揃ってきていますので、今後は疾患によって患者さんの服薬等に対して中止や漸減をお薦めしていく
場合が出てきます。現代医学とは一部対立する場合もあるのですが、結果は患者さん自身が実感していただける
ことと思います。針灸小話にもう少し具体的に書いていますので、詳しくはそちらで。
3.2 40.000アクセスを超えました。いつも見ていただきありがとうございます。年内50.000アクセスが目標なので通過点。
2.24 眼科疾患(黄斑変性・色素変性・緑内障)についての針灸治療をアップしました。上海で実際に研修生として臨床
現場に入り、担当医師(李老師)から直接教えていただいた経験が生かせている得意疾患のひとつです。眼の治療に
関しては眼窩内刺針と呼ばれる細めの針を眼球に沿って数センチ程刺していく方法があるのですが、私自身実際に
刺針していただいたところ、かなり辛い経験をしたことから誰にでも積極的にお薦めできる治療ではありません。そこで
実際に治療効果も高く、誰にでもお薦めできる治療方法を探っていました。もちろん眼窩内刺針が比較的早期に
高い効果が得られることは良く理解していますので、針灸治療を受ける際には治療される先生とよく相談して下さい。
私自身は眼科疾患の多くが針灸治療の適応範囲と考えています。
2.17 4年ぶりに医学書院から発売されている『今日の診療プレミアム Vol.14 ハイブリッド・DVD-ROM版』をやっと購入
しました。価格はなんと74.550円。内容も価格も大幅にパワーアップしていました。従来版は改訂のみで同価格です。
価格は高いのですが、現在日本の医療機関で行われている医療内容のスタンダードが網羅されています。つまり、
基本的な医師の治療方針が手に取るように分かる(よほど特殊な独自の治療を除く)という優れものです。高いので
なかなか踏ん切りがつきませんでしたが、患者さんの持ってこられる薬で判らない新薬が登場し始めたため、殆どの
内容が改訂されていることも確認して購入しました。日進月歩の医学ですから4年くらいが限度みたいですね。
この書籍(CD)は私も開業した頃から使用していますが、現代医学に関しては一番使えます。医師から処方された
薬や検査結果、基本的な病気の理解に役立ちますし、最近では針灸院で可能な科学的根拠のある評価方法の
アイディアを導き出すのに使っています。針灸院のPCではインターネットか印刷物、会計ソフト以外で使うのは、
このソフトくらいです。鍼灸師なら大部分が理解できる内容なので、開業されている方には是非お薦めしたいソフト。
2.14 最近某掲示板で、お世話になっている長谷川針灸院さんのことが書かれて問題にされそうだったので、フォローの
ために書き込みをしたのですが、なんだか絡まれてしまい大変な時間と労力を使った挙句に嫌な思いをしました。
適当に付けた名前で発言できる掲示板は気軽に話ができる反面、非常に無責任な発言や中傷、揚げ足取りも多く
本来伝えたいことがうまく伝わらないものですね。なんとか長谷川針灸院さんの顔は立てられましたが、正直なところ
コリゴリという感じです。趣味のブルーベリーの方は楽しく話ができるのですが何故でしょうね。今後は自分のHPの
充実に力を注ぎたいです。
2.10 最近見た他の針灸院さんのHPを見て、刺激されて久しぶりに連日の更新になりました。開業当初はマメに更新
していたのですが、日々の診療や生活に追われて停滞気味でした。このHPを作り始めた頃は他院のHPも少なく、
私のHPも結構目立ったほうですが、いつの間にかHPの構図として古い感じになってしまいました。HP作成に使える
アドビのイラストレーターというソフトも解説書付きで持っているのですが、いまだ出番がありません。
イラストレーターも使いこなせるまでには時間と手間がかかりそうなので、当面は現在のスタイルで行こうと思います。
当HPの内容も今見ると、やはり数年前の情報が多く書き加えたい内容も数多くありますので、まずは内容から
更新していきたいと思います。とりあえず今回はアトピー性皮膚炎の針灸治療の実際です。「針灸治療の効果って
実際はどうなの?」という問に答えられるよう、内容を吟味してマイペースで作っていきますね。
2.9 風邪流行っています。なんと予約患者さんの4人に1人の方が風邪による発熱等でダウンという散々な状態です。
今日は旧正月ということで新月、生気が弱まり外邪にやられやすいということでしょうか。ここを見ていただいている
方も風邪が流行っていますので、くれぐれもお気を付け下さい。ちなみに針灸治療も風邪には良いのですが、治療の
ために外出するよりは、自宅で休まれることをお薦めしています。現代の暮らしは忙しすぎて緊張の連続なので、
許されるのなら体調の悪い時くらいはゆっくり休養するのも必要なことと思っています。(あくまで私の価値観です)
2.6 毎年恒例の医道の日本社の新春セールに注文を出しました。目新しいモノは無いかと物色していたら、無痛鍼管が
目に止まりました。価格が普通の鍼管の倍くらいするのですが、これで刺入時の痛みが軽減されれば...と思い注文
してみました。実はあまり期待していないのですが(笑)
私の治療は中国で行われている中医学に準拠しているのですが、太い針を使った痛い治療が中医学による針灸
治療とは考えていません。針は適切に用いて効かせるもので、針折れ等の心配の無い強度があれば細い方が
良いと思います。参考までに1寸(30ミリ)は1番(0.16o)、1寸3分(40ミリ)は2番(0.18o)、1寸6分(50ミリ)は3番(0.2o)
2寸(60ミリ)は4番(0.22o)を使います。通電に使う場合はそれぞれプラス2番太い針を使っています。長さや太さが
全て違う針を使っているので、できる限りメーカー等を変えて鍼柄のデザインを変えているところがミソです。
1.30 今日付けの広告で薬の治験モデルとして、三共、藤沢が同時に新薬の試用希望者を募集していました。これまで
あまり目に入らなかっただけなのかもしれませんが、ちょっと驚きました。要は人体実験ですものね。様々な疾患に
ついての病医院での投薬は、以前は針灸の治療効果に大きな影響は与えないと考えていましたが、ここ数年は考え
直すようになりました。ある程度臨床経験を積んだので判ってきたのかもしれませんが、常時数多く服薬されている
方は、明らかに針灸の治療効果が劣る場合が多いようです。一方服薬をされていない方では、例え高齢者の方でも
針灸の治療効果はかなり高いことを経験しています。薬って本当のところ、人体にとってどういうものなのでしょうね。
1.27 日本医事新報 No. 4213(2005年1月22日号) 厚労省、鍼灸施術の混合診療の全国対応も検討
という話が出ていました。いずれは病医院鍼灸治療が始まることは予想されてきましたが、早くも...という感じです。
私達鍼灸師に関係する話なので、針灸小話で少し考えてみました。
1.24 年明けに修理に出したコピープリンターが帰ってきました。針灸院の開業時に導入した5年前のコピープリンターで、
現在は昨年春に購入した新型と入れ替わっています。リサイクル法でパソコンやディスプレイはメーカーが回収して
くれるようになりましたが、比較的大型で入れ替えも早いプリンターのリサイクルも早期に実現して欲しいものです。
今回のコピープリンターの修理代は6.300円、使い捨ての方が安く済む場合もありそうですが、可能な限り直しながら
使いたいですね。
1.17 針灸院の2階で寝ている子どもの様子が分かるようにと、Combiというメーカーから出ているWモニターという製品を
購入しました。子どもの泣き声や動きを感知して、音(マイク)や光(イージーケーター)で知らせてくれるというものです。
患者さんに教えていただいたものなのですが、なかなかの優れもので子どもが泣き続けると嫁さんが飛んで行きます。
治療室にも泣き声が聞こえてくるので、患者さんから「行ってあげて」と言われる始末ですが、どうなることやら。(笑)
1.14 最近地震が多いです。昨日(震度3〜4程度)に続き、今日も直下型のプチ地震がありました。そろそろ東海地震も
来るのでしょうか。治療中は勘弁して欲しいものです。安全な場所は...治療ベッドの下かな。震度3位の軽い地震で
溜まっているエネルギーを適当に放出してくれていると良いのですが、希望的観測ですよね。
1.10 はり・灸のツボ、日中韓でズレ92カ所を統一へ(朝日新聞1面)、中国医学が世界文化遺産に申請へ(1.8付人民網)
いろいろと取り上げられていますね。針灸の認知に役立つことと思います。針灸関連は製薬メーカーなどと違って
スポンサーが無い為、マスコミ等で取り上げられることは一部の学会発表を除けばほとんどありません。自分が
している仕事だからかもしれませんが、針灸治療はしっかり腰を据えて行えば、現代医学の限界さえ超える効果を
発揮する場面に出会うことがあります。もう少し社会に認知され、また要求されることで私達鍼灸師の治療水準も
上がっていけば、針灸はもっと人の健康に役立てるはず...。 治療技術、料金、その他いろいろな課題がありますね。
1.9 昨年から宿題になっている日鍼会の臨床レポートにやっと着手しました。締め切りは5月末。1例目を書き始めたの
ですが、5例のレポートを書き上げるのは結構大変。今年前半のカギを握る作業になりそうな予感で、ちょっと泣きが
入ってます。
1.7 午後に中電の工事があって60Aにして貰いました。ところで現在の一般的な屋内配線では60Aが限度ということで、
これを超えると大容量に対応した配線工事が再度必要になるそうです。床暖房等を業務で使用する場合は、かなり
大きな容量が必要になるので、最初の設計の時点から大容量に対応させた配線を行った方が良いと思います。
なお、20〜30畳を超えるような大きな治療院の場合は、家庭用電力では全く足りないので冷暖房には動力(200V)を
別配線で引く必要が出てくると思います。電気料金が驚くほど高く(数万円以上)になります。
1.6 遅ればせながら今年の診療が始まりました。が、いきなり電気のブレーカーが立て続けに2回落ちて、朝から
停電しました。原因は2階に子どもが寝ていて暖房を使っているために、50Aの電流総量を上回ったためでした。
すぐに中電(中部電力)に電話をかけて60Aにするよう頼みましたが、明日の午後になるらしいです。停電にヒヤヒヤ
しながらの初日になってしまいました。
1.3 実は大掃除が残っていて、今日床のワックスがけをしました。ワックスはがし、水拭き2回、ワックスかけ2回の
計5回、床全面を這って作業したので腰痛が出てしまいました。あと2日で治さないと...。
1.1 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
気づけば早いもので千秋針灸院は今年で6年目を迎えます。私事で恐縮ですが、昨年末より家族が増えまして
子育てに関わりながら診療を続けていくことになりました。何かとご迷惑をおかけする場合もあるかと思いますが、
本年も一人一人の患者さんの立場に立った、誠実な針灸治療を行っていくことに尽力します。
今年の目標は昨年末の最後に書いてしまっているので特に書きません。少しでも前進していきたいと思います。