撮影日記　２０１１年１～２月

年末に左腕を負傷しました。

腕全体に痛みがあり、思うように動かせません。

写真はおろか、通勤はどうするの？という状態です。

急に治るということは考えにくく、無理をすれば、それだけ痛みが長引きます。

人によるようですが、完治までに、数週間から数ヶ月、１～２年ということもあるようです。

とりあえず１月中は、カメラ自粛。

その後は様子を見ようと思います。

------------------------------

元旦に動物園仲間から、メールが届きました。

一部抜粋すると･･･

「早く冬眠から目覚めないと、次から次へと締め切りが迫って来ますよ。来週辺りには、ＪＰＳに送らなければなりません」

確かにその通りです。

------------------------------

上記知人からの、その後のメールです。

「療養に専念してください。」

現状では、そうせざるを得ません。

どんな作品が良いのかよく分からなかったので、今回は、単写真のみ、デジタルとフィルムを混ぜて送りました。

全て動物です。

------------------------------

＜一般部門＞

異星人
ポーズ
語らい
マンドリル
ベニイロフラミンゴ

ＪＰＳに、審査費を振り込みました。

これで、参加したことになります。

（参加しただけ）

ＪＰＳから、受領証が届きました。

応募の際に宛名を書いたハガキを同封しておくと、受領通知が届きます。

寒さのために、東山動物園のキリンが亡くなりました。

昨年生まれたばかりの子どもと、大人のメス、計２頭です。

メスはもともと病弱で、最近、体を壊していたようですが、この寒波に勝てなかったのかもしれません。

これで、東山のキリンは３頭になってしまいました。

------------------------------

年末にゴリラの「オキ」。

年始そうそう、名古屋港水族館のシャチ、「ナミ」が亡くなり、これで、人気者が、立て続けに３組亡くなっています。

獣医師や飼育員の方達が心を砕いて飼育に当っていらっしゃるのでしょうが、もの言わぬ動物たちの命を救うことはできないのでしょうか。

寒さのために、左腕は使いものになりません。

痛み止めを飲んで仕事をし、休み明けは「痛い」と言って、ぐったりしている。

それが、３週間続いています。

今週末に、また雪が降るそうです。

でも、

「撮影なんて、無理！」

左腕をなるべく使わない生活を続けています。

時間の経過と共に痛みが弱くなっているのか、気温の変化に反応しているのか、よく分かりません。

撮影日記ではなく、療養日記になってきました。

名古屋港水族館で亡くなったシャチのナミの胃の中から、多くの石が見つかったそうです。

水族館の施設に石は無いため、飼育前に飲み込んでしまったのではないかということです。

二科展の応募期間が近づいてきました。

相変わらず、感じとらなくてもいいことを、感じとっています。

男性とは感覚が違います。

良い状態の雪が降りました。

それを、一日、窓越しに眺めていました。

茶碗の重みを感じる左腕。

一脚を使っても、２キロ以上あるカメラを支えられません。

降らなくていいのに。

そう思う時に降ってしまいます。

雪を横目で見つつ、久しぶりに写真の加工を行いました。

ＣＳを使いたいと思えるようになってきました。

体調が戻ってきた証拠でしょうか。

昨日（１１日、金曜日）より、今日のほうが天気が荒れる。

そんな天気予報でしたが、はずれてしまいました。

撮影に出てはいけない。

それが分かっていても、納得できるわけではありません。

天気が回復して良かった。

体を壊さずに済んだ。

空を見ながら、そう思います。

来週「動物園、再デビュー」できないかと思っています。

左腕は随分よくなりました。

でも、重いものを持てるでしょうか。

全日本写真連盟の機関誌「フォトアサヒ」が届きました。

久々に見るフォトアサヒの技術の解説欄は、デジタルの解説に変わっていました。

これも時代の流れでしょうか。

「一からわかるデジタル写真教室」

ヒストグラム、レベル補正などが載っていました。

ＣＳで「マスク」の操作を行いました。

少しだけ、賢くなった？つもりです。

実践に応用できるかどうかは、未知数です。

２ヶ月半ぶりに動物園へ行きました。

ダイアナモンキー・パタスザル・ホロホロチョウ・クモザル。

多くの動物たちの姿が消えていました。

「動物たちの死」という形で、更に撮影可能な対象が減ってしまいました。

どうしましょう。