スーパーニュース１０月３１日

【稲垣吾郎が朗読　心温まる手紙】 雨の日の牧場より 撮影に入ろうとすると牛の鳴き声が… 思わず苦笑いの吾郎ちゃん 吾郎　牛？ 　　　　牛を待ってたんだけど、途中かぶりましたよね… ナレ　「モー」と、牛に悩ませられるＳＭＡＰの稲垣吾郎さん 　　　 実はこれ、この秋から始まった稲垣さんの新番組「忘文」での撮影の１コマ。 　　　 ちなみに忘文とは…？ 吾郎　忘文〜それを読むと、日ごろの憂いを忘れさせてくれる文 　　　　中国の故事、忘草（わすれぐさ）に由来しています。 ナレ　番組では、視聴者から寄せられた手紙や、文豪が書いた名文を 　　　 稲垣さんが朗読。 　　　　（手紙や日本文学の名文を稲垣さんが朗読） 吾郎　まあ、本の朗読はね、（文章を）的確に、やっぱりきれいに 　　　　読んで伝えなきゃなって思うんですけど、手紙はやっぱり 　　　　それよりも、なんかその、書いた人の気持ちとか、その、書いたときの 　　　　なんか、その人のテンションみたいなものを、こう、ちゃんと読む便せんから、 　　　　その気持ちがこぼれ落ちてしまわないように、ちゃんと相手に伝えるという 　　　　ことのほうが、すごい大切だと思うので、そんなに別に、きれーいに 　　　　読まなきゃっていう、あれはないですけどね。 ナレ　と、語る稲垣さんの撮影現場にお邪魔しちゃいました。 【撮影現場に潜入〜！】 （あいにくの雨に…） 「稲垣さん入ります」「おはようございます」の声に傘を差した吾郎ちゃん登場 手前でズルっとすべる吾郎ちゃん「お゛ぅ゛〜！」 スタッフから「大丈夫ですか？」の声もかかりますが、見事大勢を立て直します。 （結構、反射神経はいいんじゃないの？） ナレ　雨にも負けず、朗読を始める稲垣さん。読み上げているのは 吾郎　「痴人の愛」谷崎潤一郎（以下、朗読） ナレ　文学の香り高いこの番組ですが、この日香ってくるのは 　　　 文学の香りだけではなかったんです。 　　　 今回の撮影場所は牧場、というわけで、牛さんのいい香りが漂ってくるんです。 　　　 （家畜のいい香りが…牛さんの写真） 吾郎　谷崎潤一郎の世界じゃないよね… 　　　　（顔をゆがめる吾郎ちゃん、においが目にしみて…思わず苦笑い） ナレ　気を取り直して、撮影続行。視聴者から寄せられた、夫が書いた妻への 　　　 感謝の手紙を稲垣さんが、奥さんに読み届けます。 吾郎　苦労をかけた女房殿へ（以下、手紙の読み届け） 【手紙を読んでもらった妻は…】 視聴者　とてもあの、語り口がね、穏やかだったもんですから、あの、感動いたしました。 　　　　 きっと、娘たちに、ちょっと威張れるかなと思って、ええ、嬉しかったです。 ナレ　聞く人の心に染み入る稲垣さんの朗読。 　　　　しかし、以外にも少年時代は、文章を読むのが嫌いだったそうです。 【少年時代の稲垣さんは朗読が嫌いだった！？】 吾郎　小学校のころとか、作文とか読むのも嫌いだったし、基本的に学校の授業とかで、 　　　　ねえ、読むのとかも、指されるの、すごい嫌なタイプだったし。 　　　　でも案外、ここ見て読めるし、そんな照れくさくないですね。 ナレ　毎回、家族の心温まる手紙に触れることになった稲垣さん。 　　　 プライベートでも、２歳年上のお姉さんに子どもが生まれ、叔父さんに 　　　 なったんだとか。 吾郎　デビューしはじめのころとか、忙しくて、なかなか実家に帰る時間もなかったりとか 　　　　してたけど、最近逆に、ちょっと、そういった意味では、家族と接する時間とか 　　　　余裕とか、そういう気持ちにもなれるようになってきて、正月には必ず、あの、 　　　　旅行に行ったりとかもしますしね。 ナレ　さらに、こんなエピソードも、明かしてくれました。 【稲垣さんの結婚観】 吾郎　仲良くしてもらっているお友達が、年上のお友達が、なんか娘が２人いて 　　　　一家４人の家族の主なんですけど、うん、それでなんか、すごい娘に愛されてる 　　　　姿とか、ちょっと、娘にデレデレな姿とかを見ると、あーなんか、すごい幸せそうだな 　　　　っていうか、子どもに愛されて、うーん、なんかそれも、そういうのもいいな 　　　　なんてね…。 　　　　全く今までは、そんなのありえないと思ってたんですけど、あー、でもそういうのも 　　　　幸せな一つの、人生の形として、なんかちょっと、うらやましいなって思ったりも 　　　　しましたけどね。 ナレ　では、稲垣さん自身にも、忘れられない手紙ってあるんでしょうか？ 【稲垣さんの忘れられない手紙は―】 吾郎　小学生ぐらいの時に、ラブレターをもらったらしいんですよ。 　　　　なぜ、「らしい」かと言うと、何か家にラブレターが届けられてたんだけど 　　　　それをうちの姉が、返しにいったっていう…そういう噂があって。（なんでですか？） 　　　　わかんない、理由が。もしそれが、ラブレターとして、ちゃんともらって 　　　　僕もその子に気持ちがあったら、恋が成就したのにねぇ〜 　　　　まぁ、小学３年生ぐらいの話なんですけど…

アナ　さあ、稲垣吾郎さんは、実は思い立ったら、すぐに会って話したいという 　　　 そういうタイプなんだそうです。しかし、この番組をやってから、手紙のよさを 　　　 再認識。会って話すよりも、伝えたい思いを１度抑えて、その上で言葉を選んで 　　　 手紙にするというのもいいな、と語っていました。 　　　 手紙はメールと違って、すぐに消せず、形として残るものですから 　　　 美しいし、大事なものなんだと、このように語っていました。

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