代々木上原 |
古賀政男音楽博物館 |
所在地:渋谷区上原3−6−12 (小田急線・千代田線代々木上原駅) |
HP:http://www.koga.or.jp/ |
入場料:一般500円・学生400円・小中学生200円 |
開館:10:00〜17:00 月曜閉館 |
古賀政男音楽博物館
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「影を慕いて」「東京ラプソディ」「人生劇場」「湯の町エレジー」「柔」ete。1000曲以上を作曲し、日本の歌謡曲界に多大な足跡を残し、死後に国民栄誉賞を受賞した作曲家
・古賀政男(1904〜78)。彼が昭和13(1938)年から住んでいた旧居の跡地にあるのが、この博物館。
僕の実家はここから5分ほどのところにあって、この場所も小学生の頃から知っていたのだが、何しろ古賀政男という人をよく知らなかったので、これまでなかなか来る機会がなかった。
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古賀政男
(パンフレットより)
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博物館に入って2階にあがると、まず「大衆音楽の殿堂」がある。瀧廉太郎(1879〜1903)に始まり、平成16(2004)年に殿堂入りしたペギー葉山
(1933〜)らに至るまで、大衆音楽の普及に貢献のあった歌手、作詞家、作曲家らのレリーフが飾られている。彼らの曲は、地下1階の検索機で聞くことができる。そこで、松井須磨子(1886〜1919)の伝説的な「カチューシャの唄」(島村抱月・相馬御風作詞・中山晋平作曲)などを聞いてみた。
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音楽の殿堂
(パンフレットより)
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メインの展示室である3階へは2階から細い渡り廊下を上っていく。廊下の入り口には古賀家の門があり、廊下の絨毯は石畳の模様になっている。どうやら旧古賀家の石畳を模したものらしい。レッスンに向かう歌手の気持ちになりながら古賀家を訪ねることになる。そうして進んでいくと、3階展示室から美空ひばりの「悲しい酒」のイントロが聞こえてきた。
3階には古賀政男の書斎や和室。レッスン室が再現されている。そして、彼の業績の数々。国民栄誉賞の楯ももちろんある。古賀のピアノやギター、大正琴といった楽器もある。古賀政男の厖大な作品を検索し、聞くこともできる。古賀の母校・明治大学の応援歌「紫紺の歌」が彼の作品であったとは。
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古賀政男の居間
(パンフレットより)
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地下にはカラオケの録音スタジオもある。なるほど、古賀の業績を眺めているうちに、歌いたくなってしまうのだろう。もっとも、僕は古賀メロディをリアルタイムで知らないので、さすがに歌おうとは思わなかったが…。
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(2005年7月29日) |