新宿の高層ビル街の1フロアにあるこじんまりとした博物館。様々な科学技術の不思議さを身近に体験できる「サイエンス・ミュージアム」が見所。
例えば、小型竜巻発生装置。水蒸気の渦に触れることができる。「つかんでごらん」は、凹面鏡を使ったマジックで、そこにあるのにどうしても触ることが出来ない。「スタンディングウェーブ」はスピーカーの音に振動して、チューブの中の発泡スチロールの粒が波を作り出すのを見ることができる。
夏休みということもあって、親子連れでにぎわっていた。遊びながら科学技術を学べるのだから、面白くためになる場所である。しかし、本来のテーマであるはずの「原子力」というのがすっかり霞んでしまっているのではないか。少なくとも僕は覚えていない。
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