元町・中華街
氷川丸
所在地:横浜市中区山下町山下公園(みなとみらい線 元町・中華街駅 徒歩3分)
HP:
http://www.hmk.co.jp/index.html
入場料:一般800円 高校生600円 中学生・小学生400円 幼児300円 65歳以上600円
開館:9:30〜18:30(11〜3月) 〜19:00(4〜6、9〜10月) 〜19:30(7〜8月)
氷川丸
インド人一家を案内して横浜にやって来た。横浜と言えば、山下公園ということでやってきました。何しろこのインド人一家、インド内陸部出身なので、海はなかなか見たことがないそうで、公園から見える海に興味津々。
この山下公園の沖には一隻の豪華客船が係留されている。それが「氷川丸」。海の町横浜のシンボルとも言える船である。
氷川丸は1930(昭和5)年4月25日竣工。横浜―シアトル間を結ぶ航路を1960(昭和35)年10月まで計238回横断し、「北太平洋の女王」と呼ばれた。1932(昭和7)年には、喜劇王チャールズ・チャップリン(1889〜1977/
参照
)も来日の際に乗船している。
引退後の1961(昭和36)年「横浜港開港100周年記念事業」の一環としてここ山下公園に係留されている。
桟橋:ここまでは無料
現在、氷川丸の内部は一般公開されている。
桟橋からタラップを上って船内に入る。エンジンルームや客室を眺めることができる。
エンジンルーム
一等ロンジ
客室にはアール・デコ美術の様式が用いられているとのことで実に豪華。いやあ、こんな豪華客船での旅行なんて今後の人生であるかどうかわからないので、こういった機会に気分だけでも味わっておくことにしよう。
操舵室
また、氷川丸の内部は世界の船舶に関する博物館にもなっていて、世界の客船の模型によって、客船の歴史を学ぶことができる。
さらに、氷川丸の数奇な運命を紹介した「氷川丸ギャラリー」。氷川丸は戦争中は病院船として、戦後は引き揚げ船としても活躍したそうである。
客船模型
見学をしていたらお腹もすいてきた。
そこで、僕らは中華街へ向かうことにした。
(2006年4月13日)
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