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はじめ通信9−0915
都議選・総選挙を終えて
後援会の皆さん、ホームページ愛読者の皆さんへのあいさつ

 皆さん、暑く長いたたかいでの最後までのご支援、ありがとうございました。
 都議選では44年守ってきた議席を失う痛恨の結果となりましたが、議席奪還の決意で、日々活動しています。
 そして、都議選の悔しさをバネに総選挙をたたかい、共産党は東京で前回を大きく上回る得票を獲得し、その中で北区では、比例で23区最高の得票率、池内候補が11区に次ぐ2番目の得票率を勝ち取ることができました。池内候補の気迫のこもったまっすぐな訴えと活動ぶりは、多くの有権者の感動を呼び、メディアでも紹介され全国から共感の声が寄せられました。

 なによりも12区で公明党代表が有権者の厳しい審判を受けて落選し、自公政権が退場においこまれた結果、どこでも区民の皆さんの晴れ晴れとした顔が見られるようになり、今後への大きな可能性と条件がひらかれたのだと感じています。地元のあいさつ回りでも「とにかく与党代表を負かしたのは良かった」というのが共通の声でした。

 私たちは池内候補を先頭に、自公政権とその中で公明党の果たしてきた反国民的役割を徹底的に明らかにし「公明党代表に審判を下し12区から自公政権を終わらせよう」と真正面から訴えました。
 ある有権者からは「勇気をもらった池内さんに心からわびつつ自公政権に審判の一票を投じました。早くそれが池内さんへの一票になる日を願っています」という声が寄せられる一方、池内候補自身も前回総選挙を大きく上回る得票を獲得しました。
 最終盤に党幹部や芸能人、都内・関東一円から人や車が大挙して押しかけるなど異様な選挙戦をくり広げた公明党に、12区有権者のキッパリとした審判を下すうえで、私たちの訴えはみごとに的を射ていたと、いまさらながら確信しています。

 第2に、12区で当選した民主党の女性候補は、国民のくらしや雇用を守る具体的な政策も、地元問題についても、ほとんど政見を語らないまま選挙戦を終えており、いわば地元代表として”白紙状態”だといえます。
 新政権発足次第、民主党が公約した後期高齢医療制度や自立支援法の応益負担を廃止するなど全国共通の課題はもちろん、社会保険病院の公的存続など地元の切実な要望にこたえる約束を守るよう迫っていくことが必要だと思います。私も、草の根の運動と世論を国政や都政に届けるため、全力をつくす決意です。 

 第3に、75歳以上の医療費無料化はじめ共産党独自の公約を実現するには、私たちのさらなる前進が最大の保障となります。
 今回もあと一歩で東京の比例議席を増やせるチャンスを逃し、現状維持にとどまった教訓をしっかり明らかにして、来年の参院選での躍進をかちとれるよう今から頑張りたいと思っています。

 私自身も、次回都議選までに新しく共産党を応援していただける方がたを大きく増やし、政党の力関係を変えて、どんな激動の下でも議席を勝ち取れるようにするため、地元で思い切って活動できる条件をいかして新たな挑戦をしていこうと思います。
 皆様のご支援を改めてお願いいたします。

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