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はじめ通信9−0624
浮間公園の水質浄化装置の概要が分かりました。

●6月22日、そねはじめ都議と中川大一区議とで都庁の建設局・公園建設課長をたずね、先日レポートした、浮間公園の釣堀ができる浮間が池の水質浄化のための設備計画について、詳しくお聞きしました。

●現在、同事業は、設備を導入するための工事契約について入札告示期間のため、入札が行なわれる予定の7月上旬までは、図面などは非公開ですが、概要の説明をもとに、およそ、下記のような略図を、曽根はじめ都議が作成しました。

●浮間公園のパンフレットのカラーマップに、設備配置場所を示したのが、右の図です。
 このように、設置する浄化装置の場所は2箇所です。管理センターに電源装置を置き、そこから2箇所の装置まで、送電ラインを引いて、電気を送ります。

●浄化装置は、水中と陸上の二つの機器からなっていて、水中にあるのが、装置の本体。斜面になった水底に石組みで水平な台を作り、その上に装置を置きます。ここから、回転翼などによって、水を攪拌・循環させながら、およそ100ミクロン(1ミリメートルの10分の1程度)ほどの小さな気泡を発生させ、これを水中に溶け込ませることにより、池の水の酸素欠乏を防ぐとのことです。

●陸上の機械は、クーラーの室外機と同様の役割で、ここから地上の空気を水中の装置に送り込んで、気泡を発生させるためのものです。水中とは、空気パイプでつながっています。
 設置場所は、管理センターの前の池のほとりと、道路に近いテラス付近です。

●全国で例があるかどうかを調べてもらいましたが、下の表のように公共の例は4箇所ほど。後はゴルフ場など民間施設が多いようです。
 もうすぐ魚が大量に浮いてから2年になります。この装置が動き出すのが今年度末になりそうなのが、本当に残念で、それまでに前回のような集中豪雨による池の増水と水底の泥が舞い上げられての酸欠現象が起きなければと、祈る様な気持ちです。

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