【カオダシ倶楽部 File028】
鉄道員(東京都)
「JR東日本・交通博物館」
東京神田にある交通博物館が埼玉に移転してしまうということでお別れに行ってきました(みなさんご存じの通り、2007年にさいたま市に移転、鉄道博物館としてリニューアルオープンしています)。中央線高架下の煉瓦がなかなか良い雰囲気です。
0系の新幹線も登場した当時はものすごく流線形だと思いましたが、今見るとずんぐりした印象です。
なぜか鉄道系の顔出し看板というのはよく遭遇します。男の子の憧れの職業なのでしょうか?
後ろの機関車は1872年(明治5年)、新橋〜横浜間に初めて鉄道が開通したとき使われた「1号機関車」です。「きかんしゃやえもん」のモデルがこの機関車だというのを今回初めて知りました。
一般的に顔出し看板の顔を出す穴は小さめのものが多いのですが、ここは相当小さいですよ!
あえて苦言を呈すればこの看板、かなり暗いところにあって、ストロボを焚くとまず反射して光ってしまいます。家族連れのお母さんがこれをきれいに撮るのは困難といわざるをえません。
4階には、中途半端に内装を列車風にした軽食堂「こだま」があります。平日の午前中ということもあってシビれるような寂れ具合です。
せっかくだからコーヒーでも飲んで、この雰囲気を味わっていこうと思ったら、メニューがカレーライス以外すべて売り切れというやる気のなさでした。母親と子どもだとコーヒーの需要はないのかもしれませんが、紅茶ぐらいあってもいいような気がします……。
東京都千代田区神田須田町1-25
満足度:★★
END
(2000.1/2004.3)
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