思うこと 第89話 2006年5月6日 記
アメリカの典型的ホームパーティを紹介しよう!
昨夜は、エンゲルラボNo.2のセルコン先生がご自身の自宅に、かってメイヨーラボに留学した人で、今回の学会に出席した全員を招待してくれたので、楽しいひと時を過ごさせてもらった。
昔はその様なパーティに出ても、その全容をカメラに納めることはしたことがなかったので、今回はしっかりカメラに納めて、このHPで皆さんに標準的家庭の標準的ホームパーティの実際を紹介することにした。
セルコン先生の自宅はこの地域の中流家庭の典型的な家であった。
この家の前の芝生も道もご自宅の敷地の一部である。
正面から見ると一見一階建てに見えるが、
横から見ると二階建てで、正面玄関はこの家の2階にある。
実は、この様な家構えこそがこの地域の中流家庭に共通した家の構えである。
こちらでは、敷地の値段は安く、広大な森付きの屋敷に家が建ていることが多い。
セルコン先生のご自宅も例にもれず、後ろの森から、ずっと下った谷までが屋敷の範囲で、恐らく3,000坪はくだらないのではなかろうかと思われた。
この様なベランダもしばしば見かけるものである。
三々五々集まってきた客にワインがふるまわれ、それを飲みながら談笑しているうちに、次第に全員が揃ってくる。日本みたいに、乾杯の合図で会が始まることはまずない。
皆がほぼ集まった頃、セルコン先生がアペタイザーのエビを持ってこられ、皆、適当に手で摘んでいた。
食堂には、はじめからこの様なディッシュがテーブルに用意されていて、適当に取りざらにとってご馳走になりながら、談笑が続けられた。
いつもなら適当な時間にお別れするのだが、今回はラボの同窓会的な趣があったので、日本人の集合写真や(午後8時半ごろなのにまだ外は明るい!)、出席者全員の集合写真も撮られた。
楽しい、そしてまたなつかしいひと時であった。