思うこと 第267話 2008年2月22日 記
在宅死のモデルケース
私は『こてる日記』を毎日欠かさず見て、人生勉強させてもらっている。
今朝の日記は『死に様 2008/02/15(金)』で、『在宅死のモデルケース』の一つを提示してくれたように思え、また勉強させてもらった。
(アドレス: http://www.minc.ne.jp/~koteru/ の『新こてる日記』の 2008/02/15(金)の日記『死に様』をぜひご覧ください)
最後は自分の家で家族に見守られながら静かに息を引き取りたいというのは多くの人が望んでいることである。ところが、現実はなかなかそうはなっていないのが現状である。ある調査によると、在宅死を望んでいる人は全体の約80%で、病院死を望んでいる人はわずか10%にすぎない。しかし、現実には、80%以上の方が病院で死を迎えており、在宅で死を迎えることができた方はわずか15%にすぎない。厚生労働省承認の緩和ケア病棟(ホスピス)を持っている施設は、2002年9月現在のデーター(やや古いデータですみません)では108施設、計2042病床に過ぎず、在宅ホスピスの充実が切望されているものの、まだその取り組みは始まったばかりで、今後の課題として残されている。このような現状の中で、今ある医療の構造を変えることなく在宅死を実現できるモデルケースのが示されたという意味で、この『死に様
2008/02/15(金)』はとても貴重な報告であると思えてならない。