思うこと 第235話 2007年7月18日 記
後期高齢者医療広域連合設立記念講演を終えて
今日の午前中、後期高齢者医療広域連合設立記念式典に呼ばれて記念講演を行った。
出席者は鹿児島県内の全ての市町村長ならびに関係者以外は報道関係者のみで、重厚な雰囲気の会であった。
私は、『年を取るほどに味のある人生に』のテーマで語った。
話の導入は日野原先生のことを語り、
新老人の会の会員資格が75歳からであるが、後期高齢者の定義も75歳からであることから、75歳の持つ意味について語り、
年齢があがるほど、人生経験も知恵も増すのであるから、『年を取るとるほどに、味のある人生を』と語りかけ、井形昭弘先生や日野原重明先生のような生き方こそが理想であるというお話をした。
さて、後期高齢者医療制度については、まだ一般の方々にはなじみが少ないことと思うが、
この用意されたパンフレットに要約されているように、来年の4月から75歳以上の国民で、年金の額が年額18万円以上の全ての人から年金から天引きの形で、新たに保険料が徴収される制度です
この制度について、これまで殆ど報道がなされていないのは、まだ報道関係者も内容を検討する間がなかったということかと思われます。
私の今日の話は、この制度そのものには踏み込まず、ひたすら、年を取るほど、夢追って明るく生きようという話に徹したのでした。